2006年1月19日木曜日

天体情報:水星

水星の「太陽面通過」 - ゆうたろうのブログ - Yahoo!ブログ
2006/11/7(火) 午後 10:40
■■水星の「太陽面通過」■■
11月9日、水星が太陽の前面を横切る「太陽面通過」という現象が起こります。水星が黒い点となって太陽の前面を動いていく様子を、日本全国で観察することができます。
私たちの地球は太陽のまわりを回っています。そして地球の内側には、「金星」や「水星」も太陽のまわりを回っています。そのため、時々、地球と太陽の間に「金星」や「水星」が入りこんで、地球から見ると太陽の中を「金星」や「水星」が通りすぎていくように見えることがあります。この現象を「太陽面通過」と呼びます。
ここで皆さんにお願いがあります、この現象を紹介したものの、観測はあまりお勧め出来ません。何故ならば、太陽があまりに眩しすぎるからです。この天文現象は特別な機械がないと見ることができません。また、目で太陽を見てしまうと、目にケガをしてしまうので、絶対に太陽を見ないでください。実際に日食や日面経過を観察するときには日食グラスや投影板などを用意してください。太陽を直視すると失明する可能性があり大変危険です。尚、この天文現象のことは、テレビのニュースで必ず紹介してくれるでしょう。こういう現象があるよ、そんな事を少しでも覚えて頂ければと思います。
【天体の解説】
■太陽(たいよう) Sun(サン)
太陽系の中心にかがやく恒星。半径は69万6000kmで地球の109倍。
太陽は水素(90%)、ヘリウム(約9%)と1%のさまざまな元素でできている。中心部の温度は1500万度と推定され、水素がヘリウムに変換される核融合反応が起き、もうれつなエネルギーを放出している。
これが太陽エネルギーの源(みなもと)だ。 太陽から地球までの平均距離は1億4960万km
■水星(すいせい) Mercury(マーキュリー)
太陽系の第一番惑星。内側から数えて1番目の惑星という意味だ。
英語名のMercury(マーキュリー)は、ローマ神話の商業と盗賊の守護神。ギリシア神話ではヘルメスに相当する。大きさは地球の5分の2くらい、重さは20分の1である。
水星は58.65日(地球の1日が基準)に1回の周期で自転しながら、太陽の周りを87.97日かけて公転しており、水星の1日(日の出から次の日の出までの時間)は187日もかかる。このため、昼の部分は長期間熱せられて430℃の灼熱地獄となり、夜の部分は長期間太陽が当たらないため、−170度の極寒の世界となっている。水星には大気はなく、衛星もない。1973年のマリナー10号(アメリカの探査機)の観測で、水星の表面に月のようなクレーターがあることがわかった。

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