2019年6月24日月曜日

地震メモ



M4.3なのに緊急地震速報?
2019.6/24 19:23 
震源;伊豆半島北東部、伊東市宇佐美沿岸
深さ3km(気象庁10km)

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2019年6月22日土曜日

雑誌ムー: 深刻な地球の磁場減少>>地震多発,ポールシフト進行



今年の夏に公開されることで話題になっている新海誠監督のアニメーション映画「天気の子」は,天候の狂った時代に生きる少年少女の物語である。
しかし実際に天候も含め何かが狂い始めている。
例えば2018年11月24日の朝,ニュージーランドの南部スチュワート島の海岸にクジラが打ち上げられていた。その数145頭。
いったいなぜ大量のクジラが浜辺に打ち上げられたのか?
専門家の意見は様々だ。
赤瀬の影響,
海水温の低下
不法投棄された有害廃棄物等,
しかし,どの説明も説得力に欠ける。
なぜなら,クジラの座礁事件は,近年世界中で急激に増えているからである。
一部の汚染海域にとどまらず,世界中の海で,彼らは危険な浅瀬や浜辺目がけ泳ぐという不可解な行動をとっている。
これは一体どういうことだろうか?
一方,ヨーロッパやアメリカではミツバチの大量死や家集団失踪が相次いで報告されている。
専門家の間では「蜜群崩壊症候群」と呼ばれている。
最近の報告によれば,アメリカではミツバチの生息数は20年前の1/4にまで減ったと言う。
このままミツバチの大量死が続けば,やがて農作物ができなくなる。
米国農業の被害は数兆円に達すると予測されている。
クジラとミツバチ。
体の大きさは天と地ほどの違いがあるが,彼らにはある共通点がある。
それは方向感覚である。
その大量死の真相は地磁気の異常である。
彼らは地球磁気を計測して位置を知る。
しかしもしもその地磁気に起きているとしたらどうだろうか?
クジラは海水のない陸地に泳ぎ出したり,ミツバチは花粉のない場所に仲間を誘導したりするだろう。
その先に死が待ち受けているなど知らないままに。
それは今地球規模で進行しつつある壮大な災害の序章に過ぎない。
その先に待ち受けている恐るべきもの。その正体を知らなければ人間もまた破滅向かって突き進むことになる。あたかもも浜辺でもがき苦しむクジラのように。
雑誌ムー, 2019年6月号,

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ニュージーランドの南部スチュワート島










地球の磁場をめぐる急激な「ポールシフト的事象」が発生中。北極の磁極が異常なほどの速さでシベリアへ移動していることが科学誌ネイチャーで発表される
2019/1/15(火) 午前 6:47 世界の事 物理学
投稿日: 2019年1月14日
2019年1月9日の「ネイチャー」より
・nature
地球の磁場がさらに暴走している
科学誌ネイチャーの最近の記事で、
「地球の北極の磁極の移動が、信じられないほど加速している」
ということを知りました。
この「北極の移動」というのは、私が In Deep を書きはじめた最初の頃から取りあげていたテーマのひとつでもあります。
ここでいう「北極」とは、磁極としての北極で、ややこしい話ですが、
・地理的な意味での「北極」
という、私たちが普通、北極と呼ぶものとは別に、
・北の磁場の頂点としての北極(北磁極)
があります。
この磁場の北極が、ものすごい速度で移動しているのです。
たとえば、今回ご紹介するネイチャーに掲載されていた図で、過去 120年くらいの間に、どれほど北極の磁極が移動していたかがわかります。
西暦1900年からの北極の磁極の移
・nature
この図だと、位置関係が少しわかりにくいかと思いますので、地球の地図で示しますと、以下のような移動をし続けているのです。
・Google Map
現在、北磁極は、ロシアのシベリアに向かって進んでいて、「磁場としての北極はロシア本土にある」というようなことになるのは、そう遠いことではないと見られます。
すごいのは、ネイチャーの記事に書かれています以下の部分です。
1990年代の半ばには、それまで北磁極の移動する速度は年に約 15キロメートルだったものが、 1年に約 55キロメートル移動するほどまで加速した。
磁場の移動がどのように加速したかについては、以下のグラフは 2001年までのものですが、それでもおわかりになるかと思います。ちょうど世界が 21世紀に入る頃、地球の磁場は異常な移動を始めたのです。
・modernsurvivalblog.com
しかし、現在これがさらに加速し続けているようで、地球のナビシステムなどね。大混乱状態に陥りそうになっていることが、ネイチャーに書かれています。
これは、いわゆる磁場のポールシフト、というような響きを含め、いろいろな状態が露骨化してきた可能性もあるのですけれど、まずはネイチャーの記事をご紹介ささせていただきます。
ここからです。
Earth’s magnetic field is acting up and geologists don’t know why
nature 2019/01/09
地球の磁場が壊れた動きを見せているが、地質学者たちにはその理由がわからない
北極の磁極の不規則な動きにより、専門家たちは、大急ぎで全地球の磁気ナビゲーションモデルを更新せざるを得なくなっている。
地球の頂点の北極で何か奇妙なことが起きている。
北極の磁極が、カナダからシベリアに向かって滑るように移動しているのだ。現在、磁極は急速に移動しており、この現象は世界中の地磁気学の専門家たちに行動を起こさせている。
来たる 1月15日に、地磁気学の専門家たちは、世界の磁気モデルを新たに更新して設定することになっている。
この磁気モデルは、地球の磁場を描写するものだが、これは船舶を操縦するシステムからスマートフォンでのグーグルマップまで、現代のすべてのナビゲーションの基礎となるものなのだ。
この磁気モデルの最新版は 2015年に発表され、その際には、西暦 2020年まではこのモデルの状態が続くと考えられていた。 しかし、地球の磁場が急速に変化しているために、専門家たちは地球の磁気モデルを早急に修正しなければならなくなったのだ。
米コロラド大学の教授であり、アメリカ海洋大気庁(NOAA)の国立環境情報センターの地磁気学者であるアーノード・チュリアット(Arnaud Chulliat)氏は以下のように述べている。
「エラーは常に増え続けています」
問題は、部分的には動いている極にあり、部分的には地球の奥深くにある他の変化にある。
地球の大部分の磁場は、中心部での液体撹拌により発生している。磁場は深い流れが変化するにつれて時間と共に変化する。
例えば 2016年には、南アメリカ北部と太平洋東部の下で磁場が一時的に加速した。欧州宇宙機関の磁場観測ミッション衛星 SWARM がその変化を追跡した。
2018年の初めまでに、世界の磁気モデルは問題を抱えていた。
アメリカ海洋大気庁と英エジンバラのイギリス地質調査所の研究者たちは、モデルが地球の磁場のすべての変動をどれほどうまく捉えているかについて、年に1度チェックしているが、2018年の初め、研究者たちは現行の磁気モデルが、ナビゲーションエラーの許容限度を超えようとしているほど不正確であることに気づいた。
さまよう極磁
チュリアット氏は、「私たちが見つけたことは、とても興味深い状況でした」と述べる。
研究者たちは「いったい何が起こっている?」と考え、そして、それに対しての2つの答えについて、ワシントン DC で開催されたアメリカ地球物理学連合の会議で報告した。
まず、南アメリカの下にある 2016年の地磁気パルスは、2015年の全世界の磁気モデルの更新の直後という最悪の時期に発生した。これは、モデルの設計者たちが予想していないような状態で最新のモデルの更新の直後に地球の磁場が急増したことを意味していた。
第二に、北極の磁極の動きが問題を悪化させた。
ジェイムス・クラーク・ロスがカナダの北極圏で 1831年に北磁極を最初に測定して以来、北の磁極は探検家たちと科学者たちを惑わすかのように、予測不可能な方法でさまよい続けている。
1990年代の半ばには、それまで北磁極の移動する速度が年に約 15キロメートルだったものが、 1年に約 55キロメートル移動するほどまで加速した。
2001年には、北磁極は北極海の位置に移動していた。そこで、2007年に、チュリアット氏を含むチームは、北磁極を見つけるために海氷に飛行機を着陸させた。
2018年に、北磁極は国際日付線を越えて東半球に入った。
現在、その北極の磁極は、シベリアに向かって一直線に進んでいる。
このような地球の磁場の幾何学的配置は、北極など、磁場が急速に変化する場所でのモデルの誤差を拡大している。
チュリアット氏は、以下のように言う。
「北磁極の動きが加速しているという事実が、より大きなエラーをもたらしやすくしています」
世界の磁気モデルを修正するために、チュリアット氏と同僚たちは、2016年の地磁気パルスを含む 3年間分の最近のデータを提供した。
チュリアット氏は、新しいバージョンは 2020年に予定されている次のモデルのアップデートまで正確であるはずだと述べる。
なぜこのようなことが起きているのか
科学者たちは現在、なぜ磁場がこれほど劇的に変化しているのかを理解しようと努力している。
2016年に南アメリカの下で起こったような地磁気パルスは、コアの深部から発生する「流体磁気」波にさかのぼるかもしれない。
そして、北磁極の速い動きは、カナダの真下での地球内部の溶鉄の高速の動きと結びつく可能性がある。
この溶鉄の高速の動きが、カナダ直下の磁場を弱めているようだと英リーズ大学の地磁気学者フィル・リバーモア(Phil Livermore)氏は、アメリカ地球物理学連合の会合で述べている。
それは、カナダが本質的にシベリアとの磁気の綱引きを失っていることを意味している。
リバモア氏は、「北磁極の位置は、カナダの真下とシベリアの真下の2つの大規模な磁場の領域によって支配されているようなのですが、現在、シベリアの領域が勝っているようです」と述べる。
将来的に、地球の地磁気学者たちはこの磁場の変化に関して、さらに忙しくなる可能性もある。
ここまでです。
なお、捕捉として書きますと、この北極の極の移動は、以下の点が特徴的です。
これは、今から 7年前の記事に書いたもので、その記事では「ポールシフト」という言葉を使っていますか、極の移動という言葉を英語にしたという程度の意味で、それ以上の意味はありません。ここでは、「磁極の移動」と表現します。
北極の磁極の移動の特徴
・1860年以降、磁極の移動距離は 50年ごとに約 2倍ずつ増えている。
・過去 150年の間、磁極は同じ方向に移動している。
・北磁極は、過去 50年間で移動した距離のほぼ半分の距離をこの 10年のあいだで移動した。
つまり「どんどん加速してきている」のです。
下の磁極の移動の地図で、
・1860年から 1910年の 50年間に移動した距離
と、
・2000年から 2010年の 10年間に移動した距離
を比べてみれば、その加速ぶりがおわかりになるかと思います。
・modernsurvivalblog.com
この地球の磁極の移動と、「地球の磁場の力の衰退」は、年を追うごとに顕著になっていまして、
「では、そのまま磁場の異変か進んだ場合はどうなるのか」
ということについて議論されることがありますが、たとえば、「地球の磁極の反転」ということにつながる可能性も高いですが、それが起きた場合についての正確な予測は「存在しない」のです。
以下の記事でご紹介しましたように、「地球は壊滅的な状態となる」と予測する科学者たちもいます。
あるいは、以下の記事で私自身が書いていますように、「磁極の反転が起きても、それほど大変なことにはならないのではないか」という推測もあります。
地球の地磁気は、21世紀に入って以来、激しく弱くなり続けています。
過去記事の、
・急速に消えていく地球の磁場 : 地球の「磁場の反転」は今すぐにでも起きる可能性を示唆する ESA の科学者の言葉
 In Deep 2014年07月15日
には、2014年の欧州宇宙機関の人工衛星スウォームによる観測で、
磁場の強度の減少率は、予想していた10倍以上の速さだった
ことがわかったりしてもいるのです。
単純なグラフで示しますと、21世紀に入って以来、地球の地磁気は下のような曲線を描いて減衰しています。
こういうようなことから、「地球の磁場が徹底的に弱まり、磁極の反転という事態に至る時期はそんなに遠い日ではないかもしれない」とも言われて始めています。
ネイチャーの記事では、現実の問題として、地球のナビシステムを含めた様々なところに混乱が及ぶ可能性があることがわかりますが、この磁極の移動の加速がさらに進行すれば、ナビや地図のシステムそのものが機能しにくくなる時期もやってくるかもしれません。
今回の急激な磁極の移動ぶりには私自身が驚いていますが、その後に「地球の磁極の反転」という状況が続くのかどうか。

203高地のブログ
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2019





2011/01/10(月) 13:52:45 | URL | #-
ポールシフト・地軸のズレ・海面上昇
ポールシフトにより北極の地軸がカナダ上部のエルズミア島に移動したため、 真下にあるフロリダ州のタンパ空港の地場が狂い、
滑走路を閉鎖し 新たに修復しなければならなくなった・・・

ヤスの備忘録 歴史と予言のあいだ
http://ytaka2011.blog105.fc2.com/blog-entry-198.html#comment









Shift in magnetic north pole affects... Tampa airport
デイリーメール(英国)
2011.01.07
北磁極の移動がタンパ空港に影響を及ぼす
米国フロリダの国際空港の滑走路の数が新たに増やされることになった。
しかし、これは空港の改装による新オープンではない。
地球の磁極の変動のために滑走路を再カウントせざるを得なくなったのだ。
私たちの住んでいる地球のコアは、北の磁極(地理的にではなく、磁場としての北極)をロシア方面に向けて、1年に約 40マイル( 64キロメートル)近いスピードで移動させている。
しかし、今、北極から 3500マイル(5600キロメートル)も離れた場所であるタンパ国際空港が、磁気変動の影響を受け始めた・・・。
タンパ国際空港は、磁極の移動のため 19R 滑走路や 19L 滑走路などいくつかを計測し直さなければならない。
「サンシャイン州」と称されるフロリダ州のハブ空港のタンパは、来週まで主要な滑走路のいくつかを閉鎖する事態に追い込まれた。閉鎖している間に、滑走路での誘導図形を、磁極の変動に対応して変えられるようにし、その後、再開する予定だ。
「磁極は実際には絶えず変動しています。なので、パイロットたちは着陸の際、自分たちと滑走路とのコンパスと同調させなければならないのです」と、タンパ国際空港の監督官ロバート・バール氏は言う。
「磁極が変動した場合、コンパスも変動します。
なので、我々は、滑走路とコンパスが一致していることを確認しなければならないのです」。
最新の計測では、磁気の北極はカナダ北部のエルズミア島にあると記録されている。
そして、たとえ、現代文明では衛星で動く汎地球測位システム( GPS )が当り前になっていても、磁極をコンパスで計ることは不可欠だという事実がある。
磁極のポールシフトなどと聞くと、何かドラマティックな出来事に思われるかもしれないが、これは今までも続いてきている現象で、また、遅いペースでの変動であることから、相対的な地球の磁場の強さと比較して、これは人々が恐れるような問題ではまったくない。
もっとも磁極の完全な逆転(ポールシフト)はかなりの衝撃を伴うものとなる可能性はあるが、それも主に影響を受けるのは、季節により地域を行き来する渡り鳥などを含む動物界での影響に限られるものとなるだろう。

In Deep
http://oka-jp.seesaa.net/article/179640838.html
http://indeep.jp






地磁気は地球の中に大きな棒磁石があると考えて説明することができます。
地球の磁場を詳しく調べたガウスによって、地磁気は数学的な表現が可能になりました。
地磁気はN極とS極がペアーになった双極子(そうきょくし)が主な成分です。
この双極子の大きさ(双極子モーメント)の1990年から2005年までの変化を図に示しました。
少しずつ減少していることがわかります。減少の傾向を直線で示してあります。
この減少傾向がそのまま続くと、下の図2に示すように西暦3525年には地磁気の強さはゼロになってしまいます。

IN DEEP
http://oka-jp.seesaa.net/article/179640838.html




今まで地球磁場が食い止めていた宇宙線が直接降り注いで人類は危機に直面することになります。
目には見えない地磁気ですが、私たち、そして鳥たちにはなくてはならない存在なのです。

IN DEEP
http://oka-jp.seesaa.net/article/179640838.html


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アメリカで混乱を引き起こしている「鳥たちの衝突」に「地球磁場の崩壊が進行している」ことを思いつつ、そして、虫も鳥もクジラもいなくなるこの世を考える
2018/10/12(金) 午後 9:25 世界の事 その他国際情勢
投稿日: 2018年10月12日
米国ミネソタ州での鳥の衝突を報じるCNN
Birds in Minnesota keep crashing into things and police think it's because they're drunk
CNN 2018/10/04
ミネソタ州の鳥が街の物々に衝突し続けている。
警察は鳥たちが酔っていると考えている
ミネソタ州ギルバートのさまざまな地域で、鳥たちが、車のフロントガラスに飛び込んだり、家の窓に突っ込んだり、あるいは木々にぶつかったりし続けており、大きな混乱を招いている。
特にコマドリとヒメレンジャクの衝突事象が多いと報告された。
これについて、ギルバード警察は、
「鳥たちはちょっと酔っているだけなので心配する必要はない」
と述べている。
これは、ギルバードの鳥たちがビールやカクテルを飲んで過ごしているということではなく、発酵した果実を鳥たちが食べたせいだろうと警察は考えている。今年のミネソタ州は、通常より早く霜が落ちたために、果実が腐り発酵しやすくなっている。
警察は以下のように述べる。
「気温が下がったのに、鳥たちの多くはまだ南に移動していないために、発酵した果実を食べて、このようなことが蔓延しているようだ。特に、より幼い鳥たちは、毒素を肝臓でうまく分解できないため、酔ったような状態になりやすいのだろう」
ミネソタ州の鳥たちは本当に酔っ払っているのだろうか?
これに対して、米ウィスコンシン大学の森林野生生物生態学部の准教授であるアンナ・ピジョン(Anna Pidgeon)氏は、「その通りです。しかし、これは稀な現象というわけではありません」と述べている。
「晩秋や早春の時期には、枝に残っている果実が発酵していることが多いのです。
これらの発酵した果実を食べることは、身体の調整機能を奪うために、彼らにとって危険なこともあり得ます」
しかし、この「鳥たちは酔っぱらっている」という意見に対して、鳥類の専門家は、これを否定する。
著書「北米の鳥類のためのショナルジオグラフィック・ポケットガイド」の著者である鳥類専門家のローラ・エリクソン(Laura Erickson)氏はCNN に以下のように述べた。
「ミネソタ州北部にすむ鳥は、1羽として酔っぱらってなどいません」
エリクソン氏は、鳥の衝突の件で相談を受けて、調査してみると、これらの鳥類は果物を食べる種類のものではなかったのだという。
ギルバードで衝突を起こしているのは、コマドリやヒメレンジャクではなく、アメリカムシクイ(Yellow-rumped Warbler)という鳥と、ツバメだという。それぞれ移動ししている途中で、ミネソタ州北部で衝突しているようだ。
この秋のアメリカでは、食糧を探しての鳥の集団移動の流れがとても激しいとエリクソン氏は述べる。
鳥の集団移動が拡大するピークの中で、これらの鳥の衝突が起きていると氏は説明した。
ギルバード警察は、鳥のたちの衝突の理由は何であれ、そのうち落ち着くはずなので、特に対処する必要もないし、住民たちは落ち着いてほしいと述べている。

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地球の北の磁極の移動は、地球のコアの磁気の急速な変化に起因。
ポールシフトは聖書やマヤのカレンダーで世界の終わりとして記録されている。
およそ3600年に一度、ニビルが地球の側を通るたびにポールシフトがおきている。
2012年12月21日にポールシフトがおきた時、最悪の場合太陽の磁気とニビルの引力で人類の3分の2が死ぬ。
今まで地球磁場が食い止めていた宇宙線が直接降り注いで人類は危機に直面する。
大陽が沈む位置が移動している。 2010年12月12日
北磁極の移動がタンパ空港に影響を及ぼす デイリーメール 2011.01.07
2010年12月12日に大陽が沈んだ位置は7月22日に大陽が沈んだ位置から西に60度ずれている。フィンランド。
2010年8月のミステリーサークルが伝えるところは、海底の地盤が動いているという事。
惑星ニビルの接近が差し迫っている。世界の政府はこの天文イベントを彼らの国民に伝えていない。
日本は東西に伸びる列島になる。

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参考資料:地球の磁場がなくなる日
この参考資料は 2004年の記事で、ポールシフトの「極端な加速」が確認されたのは2005年頃からです。
なので、記事中の「地球磁場がこのまま減少すると 西暦3525年には強度がゼロになる」に関しては、磁場の減少も早まっている可能性が高く、
この 3525年というのも大幅に短縮されるのかもしれません。
計算すれば現時点での地球磁場がゼロになると予測される年数は計算できると思いますが、「加速し続けている」という現状を考えると、予測は難しいかもしれません。
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渡り鳥が飛べなくなる日-地球の磁場強度が少しずつ減少している -
秋田大学 工学資源学部 地球資源学科
2004年
空を飛ぶ鳥を見て季節を感じることがあります。
季節の変わり目は渡り鳥の移動する時でもあります。
渡り鳥の中には1万キロ以上旅をする種類もいます。
長距離を移動する時、どのように方向を決めているのでしょうか。
太陽や星の位置、風や地形を判断して方向を定めていると考える人もいます。
曇りの日でも方向を間違えないことから、地球の磁場(地磁気)を感じて自分の方向を判断しているとの説があります。
この説に従うと、鳥たちの頼りとなる地磁気がなくなれば大変なことになります。
この心配は現実のものになるかもしれません。
地磁気は地球の中に大きな棒磁石があると考えて説明することができます。
地球の磁場を詳しく調べたガウスによって、地磁気は数学的な表現が可能になりました。
地磁気はN極とS極がペアーになった双極子(そうきょくし)が主な成分です。
この双極子の大きさ(双極子モーメント)の1990年から2005年までの変化を図1に示しました。
少しずつ減少していることがわかります。
減少の傾向を直線で示してあります。
この減少傾向がそのまま続くと、下の図2に示すように西暦3525年には地磁気の強さはゼロになってしまいます。
実は、過去の地磁気は何度もN極とS極が入れかわっているのです(下の図3)。
しかも、磁極が入れかわるときに地磁気の強度はゼロになるとの予想があります。
地磁気の減少は磁場逆転の前触れかもしれません。
地磁気がなくなると、影響を受けるのは鳥だけではありません。
私たち人間にも大きな影響があります。
単に北方向がわからないだけと簡単に考えてはいけません。
今まで地球磁場が食い止めていた宇宙線が直接降り注いで人類は危機に直面することになります。
目には見えない地磁気ですが、私たち、そして鳥たちにはなくてはならない存在なのです。

In Deep
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2019年6月17日いて座25度35分,夏至満月,銀河中心と直列




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2007年12月26日
太陽と月と地球との関係  ~エジプトの神 ホルスからのメッセージ~
太陽と月と地球との関係は,三位一体です。
太陽は,父
月は,母
地球は,子
それぞれの役割があります。
太陽は,男性性エネルギー
月は,女性性エネルギー
地球は,太陽と月に育まれる子
それぞれが惑星意識としての生命体です。
太陽は,父なるキリスト意識
月は,母なる女神意識
地球は,太陽と月との意思を継ぐもの
太陽と月との,どちらが欠けても地球は育つことが出来ません。
もうすぐ,太陽はその役目を終えます。月も,その役目を終え,火星へと移動します。
ようやく,あなたも旅立つときが来たのですね。
地球は,太陽と月の意思を受け継ぎ,それぞれを統合させます。
地球は,両性具有,雌雄一体となります。
これが,あなたがたが云うところの地球のアセンション,次元上昇,周波数移行です。
しばらくの間は,どちらかと云えば,母性の意識を強調していきます。
なぜならば,それが,いまの地球にとっては,最大の癒しであり,安らぎであるからです。
その前に,しばらく,お休みをください。
痛手を受け続け,大変に疲労困憊しております。
地球はこれまで,あなたがた地球人類を育てるために,
母親の胎内のように,何ひとつ文句も言わずに提供してきました。
あなたがたも旅立つときです。
地球とは,地球人類にとって,生命維持装置の箱庭でした。
地球では,その目的を終えるのです。
生命維持装置を取り外し,箱庭から抜け出しましょう。
多次元領域の世界へと続く,旅の支度を始めましょう。
これからは,スピリチュアルな師たちが自由に訪れることができる多次元交流の場となります。
地球の静養が充分に整ったら,また帰ってきてください。
新しい世界を創生するために。
父なるオシリスと,母なるイシスとの息子
ホルス より
posted by Kagari ∞ Kazuki at 06:40

シリウス文明がやって来る Kagari ∞ Kazuki のブログ
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http://akashicflare.web.fc2.com/








人類の覚醒と真実 地球という場所の真実 拡大する自然災害 日本の未来
突然としてマグニチュード6級の大地震が連続するようになった2019年6月14日に起きていた惑星の整列…。山形沖地震の発生時にも起きていた惑星の整列…。そして今日も起きている惑星の整列…
投稿日:2019年6月19日
珍しい惑星整列を伝える2019年6月14日のビジネス・インサイダーより
・Business Insider
6月14日から続いている事象
今回取り上げることは、ややこしい話にしたくないですので、短く書かせていただこうと思います。
ただ、最初に書いておきますと、私は先日の以下の記事を自分で書くまでは、正直、
「惑星配列が地球の地震に影響を与えている」
というような話は、単なるオカルトだと確信していました。
地震にも「惑星の配列」が関係している可能性 : 「巨大地震を誘発する地球の回転速度の低下」を引き起こしているのが「月」であることがアメリカ地球物理学連合において発表される
しかし、私は、もともと物理などの知識が乏しいために、
「物理的な現象は、必ずしも大きな物体からの影響のほうが大きいわけではない」
ということを知らなかったのですね。
物理の世界は「大きなものが勝つ」世界ではないようなのです。
たとえば、「レイリー・テイラー不安定性」というような物理現象を例にとれば、
「月のような小さな天体が、地球や、あるいは太陽に大きな影響を与えることも可能だ」
ということを初めて知ったわけです。
少なくとも太陽系の配列の中では、他の天体への影響力の大小は「質量の大小とは比例しない」ことを知り、そして、初めて、
「宇宙の惑星配列が、地球で起きる地震と気象に影響している」
ことが、科学的に解明されつつあることを知ったのでした。
そのような記事を書いた後、6月18日には、山形沖を震源とするマグニチュード 6.8 の大地震が発生し、その前日には、中国四川省で、死者 20名という惨事となった大地震が起きました。四川省の現地の状況などは以下の記事で取りあげています。
実は、この 6月に入って以来、世界各地でとても地震が多くなっていまして、それは、6月の初めの頃、以下の記事を書かせていただいた頃から気にはなっていました。
地球で何が起きようとしているのか? 世界規模で継続する「謎の地震波」、そして規模的にも地理的にも拡大し続けている地震と火山活動……次は?
上の記事を書いた時には、「惑星配列と地震の関係」というような概念は、考えたこともなかったですが、しかし、この記事以来、世界の地震をわりと注意深く見ていました。
まず、今月に入って、世界各地で顕著だったのは「群発地震」でした。
いろいろなところで、ごく小さな規模の群発地震が発生しまくっているのです。世界各地で、です。
ただ、この群発地震の話は、丁寧に説明し始めますと、地震とあまり関係のない話となっていくかもしれないですので、別の機会に譲りたいと思います。
今回は、もう少し「大きな地震」について、つまり、マグニチュード 5以上の地震についてを取り上げます。
そのような地震が、
「 6月のある日から突然増えた」
のでした。
それは「 6月14日」からでした。
たとえば、ボルケーノ・ディスカバリーのリアルタイム地震データから、6月11日くらいからの推移を書きますと、以下のようになります。
先に書いておきますと、世界で起きる地震のうち、マグニチュード 5以上というのは、1日で多く起きても数回で、まったく起きない日も多くあります。マグニチュード 5以上が、1日に 10回以上起きるというのは、あまりあることではありません。
2019年6月11日-18日までの世界のM5以上の地震の推移
Earthquake reports and news より。顕著な部分は赤い字にしています。
6月11日
マグニチュード5以上 2回
マグニチュード6以上 0
マグニチュード7以上 0
6月12日
マグニチュード5以上 2回
マグニチュード6以上 0
マグニチュード7以上 0
6月13日
マグニチュード5以上 5回
マグニチュード6以上 0
マグニチュード7以上 0
6月14日
マグニチュード5以上 12回
マグニチュード6以上 1回
マグニチュード7以上 0
6月15日
マグニチュード5以上 1回
マグニチュード6以上 1回
マグニチュード7以上 1回 (ニュージーランド近海M7.4の地震)
6月16日
マグニチュード5以上 9回
マグニチュード6以上 1回
マグニチュード7以上 0
6月17日
マグニチュード5以上 16回 (中国四川省M5.8の地震を含む)
マグニチュード6以上 1回
マグニチュード7以上 0
6月18日
マグニチュード5以上 15回
マグニチュード6以上 1回 (日本・山形沖M6.8の地震)
マグニチュード7以上 0
6月11日以前も基本的には、マグニチュード 5以上の地震というのは、1日に1回とか 2回とか、あるいは 0回とか、そういう状態が続いていたのですが、
「 6月14日に突然マグニチュード 5以上の地震が 12回発生して以来、大きな地震が連日とても多い」
のです。
以前の私だったら、そのようなことに関しての理由はお手上げでしたが、「惑星配列と地震」のことが頭によぎり、「天文関係のニュースでも探してみようか」と、報道を見ていましたら、冒頭のものがあったのです。
すなわち、
「 2019年6月14日から 19日まで、木星と土星と月が、地球に対して一列に並ぶという珍しい惑星配置が起きる」
ということが報じられていたのでした。
そして、昨日の以下の In Deep 記事「ネイチャーに掲載された論文で「月が縮んでいる」ことが判明…」の後半でも少しふれましたが、中国四川省で大地震が発生したときには、
「 6月17-18日には、火星と水星が地球に対して整列した」
ということが起きていたのでした。
今なお、木星と月の整列は続いていまして、日本時間の 6月19日の午前頃には、地球からの光景は以下のような感じとなっているようです。
2019年6月19日の月と木星の位置
・astrobob.areavoices.com
また、あまり関係のないことでしょうけれど、6月19日の、
「土星と、土星の衛星たちの位置関係」
は以下のようになっているようです。
2019年6月19日の土星とその衛星たちの配置
・astrobob.areavoices.com
土星の衛星の配置はともかく、先ほどの 6月14日から今日までの地震の表に、地球との惑星整列を加えますと、以下のようになります。
6月14日
木星と土星と月が地球に対して整列
マグニチュード5以上 12回
マグニチュード6以上 1回
マグニチュード7以上 0
6月15日
木星と土星と月が地球に対して整列
マグニチュード5以上 1回
マグニチュード6以上 1回
マグニチュード7以上 1回 (ニュージーランド近海M7.4の地震)
6月16日
木星と土星と月が地球に対して整列
マグニチュード5以上 9回
マグニチュード6以上 1回
マグニチュード7以上 0
6月17日
木星と土星と月が地球に対して整列。加えて、火星と水星が地球に対して整列
マグニチュード5以上 16回 (中国四川省M5.8の地震を含む)
マグニチュード6以上 1回
マグニチュード7以上 0
6月18日
木星と土星と月が地球に対して整列。加えて、火星と水星が地球に対して整列
マグニチュード5以上 15回
マグニチュード6以上 1回 (日本・山形沖M6.8の地震)
マグニチュード7以上 0
この期間は、わりと珍しい惑星の整列が相次いでいた期間ではあったということのようです。
もちろん、だからどうだというようなことではないですし、これが地震の予測に役立つともあまり思えません(どこで地震が起きるか正確にはわからないはずですので)。
しかし、「地震の発生」という現象について、「惑星配列と地震という観点」から初めて見てみると、こういうこともあるのだなあと。
そのようなことをお伝えしたいと思った次第です。
なお、この 6月の世界での地震の「発生場所」には、やや異常な面がありまして、ご紹介したいと思っていますが、長いものとなりそうですので、別の機会に改めて取り上げてみたいと思っています。

In Deep
https://indeep.jp/eathquakes-in-this-earth-and-planet-conjuctions/




In Deep: 南極から大西洋に巨大なマイクロ波が照射されている

In Deep: 南極から大西洋に巨大なマイクロ波が照射されている
南極と大西洋間で続いている「マイクロ波戦争」から辿りつく「謎の南極の構造物」は、ナチスドイツの幻影なのか、あるいは完全に未知の何かなのか 投稿日:2018年9月17日 記事をクリップするクリップ追加
2018/9/17(月) 午後 8:58 世界の事 その他国際情勢
投稿日: 2018年9月17日
南極の不可解な構造物についてのロシアでの報道
・earth-chronicles.ru
ハリケーン・フローレンスに照射され続けた相変わらず謎のマイクロ波
昨年の夏に「南極から謎のマイクロ波が照射され続けている」ことについて、何度か記事にさせていただいたことがありました。しかも、「南極からのマイクロ波に応戦するかのように、大西洋上からもマイクロ波が発射されていた」ということなどについて、以下の記事でご紹介したことがあります。
これは、アメリカ海軍研究所(NRL)と米国ウィスコンシン大学が運営する MIMIC という地球上のマイクロ波の流れを観測する機関があり、それを、大体リアルタイムくらいで公開しているサイトがありまして、そこにおいて見出されたものです。
たとえば、昨年 7月には、下のような感じで記録されていました。
これは、「大西洋から南極に向けて照射されている」ものですが、この前に「南極から大西洋に向けて照射されている」のでした。
2017年7月4日 南太西洋上で記録された不可解なマイクロ波
・MIMIC
大体、下の四角で囲んだあたりの中で「マイクロ波戦争」みたいな状態が昨年複数回起きていました。
・World Map
実は最近また、この「ミステリアスなマイクロ波」が話題となっています。
それは現在リアルタイムで公開されているデータにも表示されますが、下のように、またも「南極から謎のマイクロ波」が照射されていたのです。
しかも、下に示されていますように昨年より幅が巨大です。
9月13日のマイクロ波の様子(南米の右側の奇妙なドットの束)
・MIMIC
南極大陸からと同時に、昨年と同様に、アフリカ大陸の西側の海域のほうからも、やはりマイクロ波が照射されていることもわかります。
動く様子を示しますと、以下のような感じです。
このこと自体、昨年と同様に不可解なんですけれど、今回「話題」となっている理由は他にもありまして、
「この南極から来ているように見えるマイクロ波が、アメリカに向かっている暴風雨やハリケーンに向けられているように見える」
ということで話題となっているのです。
この図は、9月13日のものですが、その頃には、15日にアメリカ東部に上陸した
「ハリケーン・フローレンス」
をはじめとした、4つほどの暴風雨が大西洋にあったのですが、マイクロ波が
「それに向けられているように見える」
という、まあ、一種の陰謀論的なニュアンスを含んだ話題ではあるのです。
確かにマイクロ波が暴風雨の方向に向かっているように見えなくはないです。
先日、
・地球が「暴風雨だらけ」の異様な状況に : 大西洋に5つ、大平洋に2つの合計7つの台風、ハリケーン、暴風雨が同時に地球上に存在している9月11日
 In Deep 2018年9月11日
という記事で、大西洋上に5つの暴風雨が発生していることについて書きましたが、先ほどの MIMIC の図でそれを示しますと、以下のようになります。
確かに、「暴風雨の発生しているあたりに向かっているように見える」と言われれば見えなくもないです。
これがマイクロ波であるということは、この観測モニタ自体がマイクロ波観測のものであるということからも間違いないと思われます。
しかし、ただ、
「マイクロ波の働きとは一体何なのか?」
ということについては、私のような電磁波オンチにはよくわからないです。
たとえば、先ほどのように「暴風雨にマイクロ波を照射している」ように見えているものが、「実際にそうしている」として「その場合、それはどのように作用する?」ということは分からないとしか言いようがないです。
普通に考えれば、暴風雨のような大気の現象に電磁波が干渉することができる気もしないのですけれど……。
しかしまあ、たとえば、海に干渉して海水表面温度(を上げる)とか、上空の電離層などに干渉するなどのことができるのなら、何か影響を持たせることはできるのかもしれないですが。
例えれば、「気象兵器」的なものの実験あるいは「実践」というような感じのイメージですかね。
しかし、以下の記事にも書いたことがありますが、気象兵器の分野で最も進歩した技術を持っていると考えられるのはアメリカそのものであり、そのアメリカが「自分の国に向かうハリケーンを強化してどうする」という気もしますしねえ……。
それにしても、最近は、マイクロ波という言葉もニュースで聞くようになりまして、ニュース検索で「マイクロ波」と検索すると、いろいろなものが出てきまして、たとえば以下のようなものも出てきます。
在キューバ米大使館員の体調不良は「マイクロ波攻撃」が原因か 米紙報道
産経ニュース 2018/09/03
キューバの首都ハバナにある米大使館の外交官らが聴覚障害などの体調不良を訴えた問題で、米ニューヨーク・タイムズ紙は、外交官らはマイクロ波による攻撃を受けた可能性が強まっていると報じた。
ハバナの米大使館では2016年秋頃から原因不明の聴覚障害を訴える外交官らが出始め、軽度の外傷性脳損傷と診断された者もいた。
国務省はこれまで計26人が被害を受けたと発表。同紙はうち21人を診察した医療チームの代表者の話として、脳損傷はマイクロ波が原因であるとの見方が強まっていると報じた。
マイクロ波は、数十年前の米ソの冷戦時代の兵器として挙げられることがありましたが、今にして再び台頭しているのかもしれません。……とはいっても、思えば、電子レンジもマイクロ波ですので、いつでも世界はマイクロ波だらけなのかもしれないですが。
さて、そんな感じで、
「南極から大西洋に巨大なマイクロ波が照射されている」
ということが今年も続いているということをご紹介しているわけですが、実は、その
「照射しているほうの南極で最近、謎の発見があった」
のですね。
それが冒頭でご紹介したロシアの報道にあります「南極大陸で所属不明の謎の構造物が発見された」というものです。
さらに噴出する南極の不可解
これは最近、Google Earth 上で発見されたもので、
「どこの国の南極基地も存在していない場所に施設のようなものがある」
ことがわかったいうものです。下のようなものです。
・Тайны Мира
その周辺で他にも Google Earth で見出される風景などを並べますと、以下のような感じとなります。
Google Earthで発見された南極のその場所の様子
・Тайны Мира
これが自然の造形の産物ではないことは明らかで、人工的な構造物であることには疑いの余地がないのですが、
「所属がわからない」
のです。
ところが、その後、「この場所は、第二次大戦前のナチスドイツが南極に持っていた基地ではないか」という複雑な話が出てきたことで、また難解なストーリーも加わってくるような話題となりつつあります。
それは
「コーネン南極基地」
といって、ナチスドイツ時代にドイツが複数持っていた南極基地のうちのひとつで、もちろん現在は存在しないことになっています。
下の場所にそのコーネン南極基地はありました。
コーネン南極基地の場所
・Wikipedia
謎の構造物は、座標的には確かにこの場所と近いのですが、しかし、写真は数十年も前に廃棄され放置されてままとなっているような感じは見えず、現行の基地という感じを受けます。
この「南極とナチスドイツの関係」は、いろいろと言われることがあるようで、たとえば、Wikipedia の南極の地区(ノイシュヴァーベンラント)の「ドイツと南極」という項目に以下のような記述があります。
句点がない長い記述ですが、そのまま示します。
ドイツと南極
1946年から1947年にかけてアメリカ軍が南極大陸でハイジャンプ作戦と呼ばれる軍事演習を行ったこと、
「1958年にドローニング・モード・ランドでアメリカが核実験を行った」
との説が流れたことから、
「ドイツが南極に極秘のうちに基地を築いた」
「Uボートはナチス幹部や財宝を南極基地に護送するために用いられた」
「ハイジャンプ作戦はアメリカ軍によるドイツ秘密基地への侵攻」
「核実験は全ての証拠を吹き飛ばすために行われたもの」
「今でもナチス残党は南極に潜んでいる」
などといった陰謀論や、ドイツのUFO開発や地球空洞説につながる荒唐無稽な説をも生み出すことになった。
今回のマイクロ波の話にこの南極の話題を加えたのは、マイクロ波の照射地点と推測される地域が、このナチスドイツの南極基地のあたりだったということもありますし、あるいは、上の Wikipedia にありますように、
> ハイジャンプ作戦はアメリカ軍によるドイツ秘密基地への侵攻
というような陰謀説に見られるような「ドイツ vs アメリカ」の図式と、今回のような
「アメリカに向かうハリケーンに対しての謎のマイクロ波照射」
ということと結びつけて考えることは、それはそれで想像力豊かな興味深い世界だと感じたからです。
実際にはそういうこととは関係ないとは思いますけれど、しかし
「ドイツ vs アメリカのマイクロ波戦争の幻想」
は存在しないとしても、南極のこの基地の所属は不明のままですし、そして、現実として大西洋を派手に交差しているマイクロ波の正体と、その目的は何なのだろうと思います
正直なところを書けば、
「何も意味がないということはない」
とは思います。
それが実験レベルであろうとも、先ほどリンクした記事にありますように、過去にないレベルの気象改変オペレーションが中国とアメリカの両大国の間で激しく行われ続けているのは事実でもあります。
あるいは、「未来の戦争」というのはこういうものなのかもしれないというようにも思ったり。

203高地のブログ
https://blogs.yahoo.co.jp/k203keyboard/folder/1832721.html?m=lc&p=10
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2019年6月18日火曜日

百瀬直也; ニュージーランドM7.4地震>>南海トラフ大地震の連鎖に注意

百瀬直也; ニュージーランドM7.4地震>>南海トラフ大地震の連鎖に注意
 2019-06-16
【地震予測】ニュージーランドM7.4~南太平洋が揺れると南海トラフが揺れる?~17日満月トリガーで地震に注意
 地震予測
今日はまた新たな発見をしたかもしれず,それは簡単にいうと
「南太平洋で大きな地震があると,その後に南海トラフでも大地震が起きる」
傾向にあること。
そのことを過去データによる事例とともに紹介したい。
新たな発見
私が発見と言った場合,それは必ずしも大それた発見(誰も思ってないか)とは限らない。
何とかの法則とかぶち上げても,後になってみると,「やっぱりないのかな?」と迷いが出たりすることも。
大地震とか巨大地震というのは本当にあまり頻繁に起きてくれないので(その方がもちろん良いが),自分が見つけた傾向が,本当に統計的に有意かの判断を行うにはデータ数が少ないことが多い。
なので,私が例えば「環太平洋対角線の法則」と名付けても,「またか…」と思われても困るけれど,一つの解釈パターンぐらいに思っていただければ良いだろう。
今日は家族と外出して18時頃に帰宅して,ごく短時間の間に,調べたいことがあった。
今日1本目の記事で書いた(というか自動投稿された)
ニュージーランド北部,ケルマデック諸島のM7.4の地震の件。
トンガM6.1,ケルマデック諸島M7.4
今日1本目の記事は,ニュージーランド北沖のケルマデック諸島でM7.4の地震が発生したことで自動投稿されたもの。
現在のブログの設定では,国内震度4以上,または海外M7.0以上の地震が発生した時に,その情報を自動で入手して,
はてなブログで自動投稿する仕組みになっている。
自動投稿された内容だけではSEO的などで問題があるため,投稿を知った直後に,手動で内容を追記することにしている。
まず,このM7.4の地震の直前,2019-06-15 21:56 (UTC),日本時間6/16 6:56に,トンガ諸島でM6.1の地震があった。
その直後,6/16 7:56(日本時間)に,ケルマデック諸島でM7.4の地震が発生した。
日本への影響
今朝の記事では,M7.4の地震が太平洋プレート境界付近で起きたために,その後に日本付近(特に東日本の太平洋側)でも地震に注意が必要と書いておいた。
この後で,インドネシア東部やフィリピンあたりで地震が連鎖するようだと,例の時計回りの法則のパターンになって日本あたりにも波及する可能性もある。
今日の場合,2つの地震がほぼ同時に揺れたので,今後どちら回りに波及していくか,または対角線上に揺れたりするパターンもあるので,予測は難しい。
だが,それで終わりではあまりにも不親切なので,過去データを洗ってみた。
ニュージーランドやトンガ,ソロモン諸島など南太平洋で大きな地震が起きた後で,日本付近でも大地震が起きた事例を抽出した。
南太平洋→南海トラフの連鎖パターン
以下に,その日本のある地域との地震の対応データを挙げるが,これは南太平洋で大地震が発生した後の数カ月以内に,南海トラフ(日向灘を含む)や他の地域で歴史に残る大地震が起きていたことが目立った。

1854年12月23日:安政東海地震,M8.4,犠牲者2,000-3,000人。
1854年12月24日:安政南海地震 - M8.4,犠牲者1,000-3,000人。

1855年1月23日:ニュージーランド,ワイララパ地震 - M8.0
1855年9月13日:陸前 - M7.2。
1855年11月7日:遠州灘 - M7.0-7.5,津波。
1855年11月11日:安政江戸地震 - M7.0 - 7.1,犠牲者4,700 - 1万1,000人。
1856年8月23日:安政八戸沖地震 - M7.5 - 8.0 (Mw8.3)

1899年9月30日:インドネシア - M7.4,犠牲者3,800人。
1899年11月25日:日向灘 - M7.1。

1917年年5月1日:ニュージーランド - M8.0。
1917年5月18日:静岡付近 - M6.0,犠牲者2人。

1931年2月2日:ニュージーランド - M7.7,犠牲者250人。
1931年9月21日:西埼玉地震 - M6.9,犠牲者16人。
1931年11月2日:日向灘,- M7.1,犠牲者2人。
1939年4月30日:ソロモン諸島地震 - M8.0,犠牲者10人。
1939年12月21日:スラウェシ島 - M8.6。
1939年3月20日:日向灘 - M6.5。
1941年6月26日:ミャンマー,アンダマン諸島 - M8.3。(参考)
1941年7月15日:長野地震 - M6.1。犠牲者5人。
1941年11月19日:日向灘 - M7.2,津波1m。犠牲者2人。

1943年7月23日:インドネシア - M7.6,犠牲者212人。
1944年12月7日:昭和東南海地震 - M7.9,犠牲者・行方不明者1,223人。
1946年12月21日:昭和南海地震 - M8.0,犠牲者・行方不明者1,443人。
1986年10月20日:ニュージーランド - M8.3。
1987年3月18日:日向灘 - M6.6,宮崎県宮崎市で最大震度5。犠牲者1人。
 ▽
2010年1月12日:ハイチ地震 - Mw7.0,犠牲者22万人以上
2010年2月27日:沖縄本島近海 - M7.2。10cmの津波。
2010年2月27日:チリ・マウレ地震 - Mw8.8,犠牲者452人
2010年4月6日:スマトラ島沖地震 - Mw8.0。
2010年10月25日:スマトラ島沖地震 - Mw7.9(M7.7)
2010年11月30日:小笠原諸島西方沖 - M7.1。
2010年12月22日:父島近海 - M7.4。最大60cmの津波。
2011年2月22日:カンタベリー地震 - ニュージーランド南島のカンタベリー地方で Mw6.1
2011年3月11日:東北地方太平洋沖地震 - Mw9.0-9.1。犠牲者・行方不明者約2万2000人。

2018年2月26日:パプアニューギニア地震 - Mw7.5,犠牲者160人
2018年6月18日:大阪府北部 - M6.1,犠牲者5人
2018年8月5日:ロンボク島地震 - Mw6.9,犠牲者381人)。犠牲者は550人以上。
2018年8月19日:フィジー近海 - Mw8.2
2018年9月6日:北海道胆振東部地震 - M6.7。犠牲者41人。
2018年9月28日:スラウェシ島地震 - インドネシア・中部スラウェシ州 - Mw7.5,犠牲者2113人。
2019年3月16日:カムチャツカ・ベズイミアニ山噴火。
2019年4月10日:カムチャツカ・シベルチ山噴火。
2019年4月23日:フィリピン中部,M6.4
2019年4月28日:千島列島・エベコ山が爆発的噴火。
2019年5月6日:パプアアニューギニア,M7.1
2019年5月10日:日向灘,M6.3
2019年5月14日:パプアアニューギニア,M7.5
2019年5月24日:伊豆諸島,M6.3
2019年5月25日:バリ島アグン山噴火。
2019年5月26日:ペルー,M8.0
2019年6月9日:シナブン山噴火。
2019年6月11日:桜島噴火。
2019年6月12日:カムチャツカ・クリュチェフスカヤ山噴火。
2019年6月16日:ケルマデック諸島,M7.4
2019年6月16日:トンガ,M6.3
南海トラフにつながるか?
2018年以降は,参考になるかもしれない情報,たとえば火山噴火なども加えている。
以上のように,南太平洋→南海トラフ(日向灘)と連鎖したケースが目立つ。
もっとも,中には逆に南海トラフ→南太平洋と揺れたパターンもあるが。
Wikipediaなど過去の地震データを見ていただければわかるが,日向灘では歴史に残る大地震は,そう頻繁に起きているわけではない。
特に,1941年11月19日の日向灘M6.6の地震は非常に重要で,3年後に起きた昭和東南海地震の伏線だったのだろうかと思えてくる。
以上はあくまでもパターンであって,南太平洋で大地震が起きると必ず南海トラフ巨大地震や日向灘大地震が起きるわけでは勿論ない。
ごく短時間での作業の結果なので,あまりまとまりがないが,後日また続きの作業を行うことにしたい。
まだ黒潮大蛇行の終息が見えてこないが,それが今年のいつかに終わるとすれば,「いよいよ」の感がある。
そうなれば富士山噴火もかなりの確率でありそうで,それよりは可能性として低くなるが,首都直下地震も続くとなれば,日本は存続できるのだろうか。

探求三昧
https://www.tankyu3.com/entry/2019/06/16/nankai
https://www.tankyu3.com/entry/2018/09/01/risiru







20190615 トンガ諸島M6.1地震 2019-06-15 21:56UTC,日本時間6/16 6:56
20190616 ケルマデック諸島M7.4地震 6/16 7:56(日本時間),太平洋プレート境界付近
20190616 [分析,百瀬] トンガ諸島M6.1地震>>ケルマデック諸島M7.4地震>>日本付近で大地震
20190616 [分析,百瀬] 2019年6月トンガ諸島M6.1,ケルマデック諸島M7.4>>南海トラフ大地震
20190616 [分析,datasea] 2019年6月トンガM6.1,ケルマデックM7.4>>2019年6月~12月南海トラフ大地震の危険

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18541223 1854年12月23日安政東海地震,M8.4,犠牲者2,000-3,000人。
18541224 1854年12月24日,安政南海地震,M8.4,犠牲者1,000-3,000人。
18550123 1855年1月23日,ニュージーランド,ワイララパ地震 - M8.0
18550913 1855年9月13日,陸前M7.2
18551107 1855年11月7日,遠州灘M7.0-7.5,津波。
18551111 1855年11月11日,安政江戸地震,M7.0 - 7.1,犠牲者4,700 - 1万1,000人。
18560823 1856年8月23日,安政八戸沖地震,M7.5,8.0 (Mw8.3)
18560823 [分析,百瀬] 1855年1月ニュージーランドM8.0>>1855年9月陸前M7.2,1855年11月安政江戸地震,M7.0
18560823 [分析,百瀬] 南太平洋大地震>>南海トラフ大地震
18990930 1899年9月30日,インドネシア,M7.4,犠牲者3,800人
18991125 1899年11月25日,日向灘,M7.1
18991125 [分析,百瀬] 1899年9月インドネシアM7.4>>1899年11月日向灘M7.1
18991125 [分析,百瀬] 南太平洋大地震>>南海トラフ大地震
19170501 1917年年5月1日,ニュージーランド,M8.0。
19170518 1917年5月18日,静岡付近M6.0,犠牲者2人。
19170518 [分析,百瀬] 1917年年5月ニュージーランドM8.0>>1917年5月静岡付近M6.0
20100112 2010年1月12日,ハイチ地震,Mw7.0,犠牲者22万人以上
20100227 2010年2月27日,沖縄本島近海,M7.2。10cmの津波。
20100227 2010年2月27日,チリ・マウレ地震,Mw8.8,犠牲者452人
20100406 2010年4月6日,スマトラ島沖地震,Mw8.0。
20101025 2010年10月25日,スマトラ島沖地震,Mw7.9(M7.7)
20101130 2010年11月30日,小笠原諸島西方沖,M7.1。
20101222 2010年12月22日,父島近海,M7.4。最大60cmの津波。
20110222 2011年2月22日,カンタベリー地震,ニュージーランド南島のカンタベリー地方で Mw6.1
20110311 2011年3月11日:東北地方太平洋沖地震,Mw9.0-9.1。犠牲者・行方不明者約2万2000人。
20110311 [分析,百瀬] 2010年1月ハイチ地震M7.0>>2010年4月スマトラ島沖地震M8.0>>2011年3月東北地方太平洋沖地震M9.0
20110311 [分析,百瀬] 南太平洋大地震>>南海トラフ大地震

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2019年6月17日月曜日

茨城県北部でマグニチュード5.2の地震




茨城県北部でマグニチュード5.2の地震
© AP Photo / Irwin Fedriansyah
08:29 2019年06月17日
災害・事故・事件
2019年06月17日 08:15(アップデート
2019年06月17日 08:21)
17日朝8時ごろ、茨城県北部でマグニチュード5.2の地震が発生した。
気象庁が発表した。
震源地は北緯36度5分、東経140度6分、震源の深さは80kmだった。
この地震による津波の心配はない。

スプートニク日本
https://jp.sputniknews.com/incidents/201906176366571/










茨城県北部地震/時系列 
降順 発生時刻 震源地 マグニチュード 最大震度
2019年6月17日 8時00分頃    M5.2 4
2019年5月30日 20時33分頃    M3.3 2
2019年5月27日 4時04分頃    M4.2 4
2019年5月22日 18時21分頃    M3.5 1
2019年5月15日 20時53分頃    M2.9 1
2019年5月11日 12時53分頃    M2.8 1
2019年5月5日 20時51分頃    M2.9 1
2019年4月3日 2時25分頃    M2.8 1
2019年3月18日 13時35分頃    M3.2 1
2019年2月27日 1時31分頃    M3.3 1
2019年2月23日 5時12分頃    M3.6 2
2019年2月19日 17時06分頃    M4.0 2
2019年1月25日 0時13分頃    M2.9 1
2019年1月19日 14時22分頃    M4.0 2
2019年1月13日 1時11分頃    M3.1 1
2018年12月24日 9時47分頃    M3.2 2
2018年12月12日 17時50分頃    M4.4 3
2018年12月12日 8時49分頃    M2.5 1
2018年12月2日 11時04分頃    M3.4 2
2018年11月29日 2時49分頃    M3.0 2
2018年11月7日 13時53分頃    M3.2 1
2018年11月4日 6時22分頃    M3.3 1
2018年10月31日 21時05分頃    M3.3 1
2018年10月30日 21時22分頃    M3.3 1
2018年10月23日 3時11分頃    M3.3 1
2018年10月15日 21時53分頃    M3.2 1
2018年10月9日 17時16分頃    M4.1 3
2018年10月6日 15時19分頃    M2.8 2
2018年9月24日 0時05分頃    M4.0 3
2018年9月17日 5時28分頃    M3.1 1
2018年9月15日 18時43分頃    M3.8 3
2018年9月15日 12時45分頃    M3.1 1
2018年9月14日 17時26分頃    M4.1 3
2018年9月14日 14時45分頃    M3.9 2
2018年9月14日 14時35分頃    M4.9 3
2018年8月25日 2時17分頃    M4.1 3
2018年8月22日 5時46分頃    M3.4 1
2018年8月12日 11時28分頃    M2.7 1
2018年7月29日 20時21分頃    M3.1 1
2018年7月25日 16時30分頃    M2.8 1
2018年7月18日 11時00分頃    M2.5 1
2018年7月8日 19時36分頃    M2.7 1
2018年7月4日 0時04分頃    M3.4 1
2018年6月27日 17時50分頃    M3.4 1
2018年6月22日 22時38分頃    M2.6 1
2018年6月22日 6時20分頃    M3.5 3
2018年6月6日 16時22分頃    M3.9 2
2018年5月30日 17時35分頃    M3.2 1
2018年5月23日 10時09分頃    M3.0 1
2018年5月22日 7時31分頃    M3.6 1
2018年5月20日 17時47分頃    M3.3 1
2018年5月15日 19時48分頃    M3.3 1
2018年5月6日 22時59分頃    M3.5 1
2018年4月28日 20時27分頃    M3.8 2
2018年4月7日 5時14分頃    M3.5 2
2018年4月3日 21時06分頃    M4.1 2
2018年4月1日 23時57分頃    M3.4 2
2018年3月31日 17時05分頃    M3.8 2
2018年3月30日 8時17分頃    M5.1 4
2018年3月22日 14時12分頃    M3.1 1
2018年2月19日 4時03分頃    M3.9 3
2018年2月18日 10時56分頃    M2.4 1
2018年2月18日 10時45分頃    M2.7 1
2018年2月15日 10時06分頃    M3.2 2
2018年1月26日 0時21分頃    M3.2 1
2018年1月21日 0時13分頃    M2.7 1
2018年1月19日 15時43分頃    M2.9 1
2018年1月13日 14時37分頃    M3.9 2
2018年1月4日 4時29分頃    M3.7 2
2018年1月3日 10時46分頃    M3.3 1
2017年12月23日 19時11分頃    M3.0 1
2017年12月19日 14時36分頃    M3.0 1
2017年12月10日 11時45分頃    M3.4 2
2017年12月6日 0時22分頃    M4.4 3
2017年12月4日 16時39分頃    M3.4 1
2017年11月29日 20時40分頃    M2.9 1
2017年11月28日 1時03分頃    M3.4 1
2017年11月26日 15時55分頃    M4.0 2
2017年11月17日 4時55分頃    M3.3 2
2017年11月11日 5時45分頃    M2.8 1
2017年11月10日 20時30分頃    M3.4 1
2017年11月8日 15時19分頃    M3.1 1
2017年11月6日 17時58分頃    M3.0 1
2017年11月5日 3時02分頃    M2.6 1
2017年11月3日 21時38分頃    M4.9 3
2017年10月28日 17時32分頃    M3.2 1
2017年10月17日 15時38分頃    M3.2 1
2017年10月15日 19時43分頃    M4.1 2
2017年10月15日 19時05分頃    M3.0 1
2017年10月15日 15時55分頃    M3.1 1
2017年10月11日 18時44分頃    M3.3 1
2017年10月11日 17時35分頃    M3.8 2
2017年10月5日 9時51分頃    M3.2 1
2017年10月3日 13時08分頃    M3.7 1
2017年10月3日 4時01分頃    M4.1 3
2017年10月2日 9時40分頃    M3.1 1
2017年10月1日 10時31分頃    M3.7 2
2017年10月1日 10時25分頃    M4.9 3
2017年9月23日 17時28分頃    M3.1 1
2017年9月19日 21時05分頃    M3.5 2

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茨城県北部地震/マグニチュード順
発生時刻 降順 マグニチュード 最大震度
2016年12月28日 21時38分頃    M6.3 6弱
2011年3月19日 18時56分頃    M6.1 5強
2011年4月11日 20時42分頃    M5.9 5弱
2017年8月2日 2時02分頃    M5.5 4
2012年3月10日 2時25分頃    M5.5 5弱
2011年11月20日 10時23分頃    M5.5 5強
2011年3月11日 15時11分頃    M5.5 4
2013年12月31日 10時03分頃    M5.4 5弱
2016年7月27日 23時47分頃    M5.3 5弱
2011年9月21日 22時30分頃    M5.3 5弱
2019年6月17日 8時00分頃    M5.2 4
2015年8月6日 18時22分頃    M5.2 4
2011年4月14日 7時35分頃    M5.2 4
2008年8月22日 19時59分頃    M5.2 4
2008年3月8日 1時54分頃    M5.2 4
2018年3月30日 8時17分頃    M5.1 4
2012年2月19日 14時54分頃    M5.1 5弱
2011年9月23日 17時15分頃    M5.1 4
2018年9月14日 14時35分頃    M4.9 3
2017年11月3日 21時38分頃    M4.9 3
2017年10月1日 10時25分頃    M4.9 3
2013年1月28日 3時42分頃    M4.9 5弱
2011年4月6日 21時56分頃    M4.9 4
2011年3月15日 16時03分頃    M4.9 3
2014年7月10日 17時58分頃    M4.8 4
2011年8月7日 12時33分頃    M4.8 4
2011年5月26日 19時56分頃    M4.8 4
2011年4月12日 0時21分頃    M4.8 3
2011年3月16日 6時04分頃    M4.8 3
2011年3月12日 14時14分頃    M4.8 3
2016年12月28日 21時53分頃    M4.7 4
2016年3月22日 14時34分頃    M4.7 4
2013年3月21日 14時34分頃    M4.7 3
2013年1月31日 23時53分頃    M4.7 5弱
2011年11月20日 10時26分頃    M4.7 3
2011年3月25日 2時08分頃    M4.7 3
2011年3月15日 15時56分頃    M4.7 3
2017年8月27日 11時26分頃    M4.6 3
2011年8月16日 19時16分頃    M4.6 3
2011年3月13日 12時01分頃    M4.6 2
2010年8月3日 7時30分頃    M4.6 3
2014年1月9日 3時57分頃    M4.5 4
2013年3月18日 6時53分頃    M4.5 4
2011年12月31日 8時11分頃    M4.5 3
2011年4月23日 8時15分頃    M4.5 4
2011年3月24日 14時03分頃    M4.5 3
2011年3月21日 23時53分頃    M4.5 3
2011年3月16日 1時22分頃    M4.5 2
2011年3月11日 15時01分頃    M4.5 3
2018年12月12日 17時50分頃    M4.4 3
2017年12月6日 0時22分頃    M4.4 3
2017年4月20日 2時13分頃    M4.4 4
2017年2月7日 20時03分頃    M4.4 3
2015年11月20日 8時15分頃    M4.4 3
2014年7月20日 10時25分頃    M4.4 3
2013年12月16日 4時34分頃    M4.4 3
2013年9月9日 9時04分頃    M4.4 4
2013年5月13日 22時59分頃    M4.4 2
2012年10月17日 9時44分頃    M4.4 4
2011年5月10日 8時38分頃    M4.4 4
2011年5月5日 19時20分頃    M4.4 3
2011年4月5日 18時08分頃    M4.4 3
2011年3月22日 4時26分頃    M4.4 3
2010年2月22日 18時52分頃    M4.4 3
2005年5月14日 0時14分頃    M4.4 3
2004年10月7日 22時01分頃    M4.4 3
2016年2月7日 10時09分頃    M4.3 4
2016年1月15日 4時29分頃    M4.3 3
2013年5月15日 18時35分頃    M4.3 3
2011年12月20日 2時24分頃    M4.3 3
2011年9月26日 22時46分頃    M4.3 4
2011年8月27日 11時35分頃    M4.3 3
2011年8月22日 6時39分頃    M4.3 2
2011年8月14日 16時38分頃    M4.3 4
2011年6月16日 15時53分頃    M4.3 3
2011年5月28日 11時14分頃    M4.3 3
2011年5月14日 1時28分頃    M4.3 3
2011年4月2日 19時22分頃    M4.3 3
2011年3月26日 23時10分頃    M4.3 4
2011年3月12日 13時21分頃    M4.3 1
2008年3月2日 18時33分頃    M4.3 3
2019年5月27日 4時04分頃    M4.2 4
2017年4月20日 4時46分頃    M4.2 4
2016年5月28日 18時10分頃    M4.2 2
2015年5月13日 22時45分頃    M4.2 3
2014年6月4日 2時22分頃    M4.2 3
2011年12月19日 2時20分頃    M4.2 2
2011年11月5日 0時45分頃    M4.2 3
2011年10月21日 23時18分頃    M4.2 2
2011年10月15日 11時55分頃    M4.2 3
2011年5月5日 0時09分頃    M4.2 3
2011年4月23日 23時31分頃    M4.2 3
2011年4月14日 20時02分頃    M4.2 3
2011年3月18日 10時50分頃    M4.2 3
2009年10月17日 18時25分頃    M4.2 2
2009年7月22日 3時56分頃    M4.2 3
2009年2月28日 2時30分頃    M4.2 2
2018年10月9日 17時16分頃    M4.1 3
2018年9月14日 17時26分頃    M4.1 3
2018年8月25日 2時17分頃    M4.1 3

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2019年6月16日日曜日

カリフォルニアでの群発地震が警報レベル

カリフォルニアでの群発地震が警報レベル
Southern California earthquake swarm takes an unexpected turn, and that’s reason to worry
LA Times 2019/06/08
南カリフォルニアの群発地震は誰も予測しなかった変化を遂げている。
そして、この群発地震が懸念される理由
フォンタナ地震帯を中心として発生している群発地震が、南カリフォルニアの街々の周辺地域で著しい持続力を示している。あなたがフォンタナ近辺の住民ならば、現在のこの群発地震の状況に神経質になっても仕方ない面はあるだろう。
幸い、多くの地震学者は、このような群発地震が、破壊的な巨大地震に結びつく可能性は高くはないと語っている。
しかし一方で、長期間にわたって続いている地震の発生数を考えると、より大きな地震が発生する可能性は通常より高いことも事実だと、カリフォルニア工科大学の地震学者であるエギル・ホークソン (Egill Hauksson)氏は述べる。
ホークソン氏は、以下のように語る。
「この群発地震に対して、住民の方々は懸念を抱くべきかもしれません。
現在、フォンタナで起きている群発地震は、過去 30年間にこの地震帯で起きた群発地震の中で最多の数となっていると思われます」
同じカリフォルニア工科大学の地震学者であるジェン・アンドリューズ (Jen Andrews)氏によると、フォンタナ地震帯では 5月25日以来、700回以上の地震が記録されている。地震の規模は、マグニチュード 0.7からマグニチュード 3.2までだった。マグニチュード3以上の地震が 3回記録されている。
その期間の中で、異常なことが起きている。
群発地震は、最初、北の方角へと移動していた。ところが、その後、群発地震は、方向を転換して南に移動し始めたのだ。
この異常な出来事は、6月7日に始まった。
ホークソン氏は、「これはやや予想外の群発地震の進化でした」と述べた。
そして、ホークソン氏は以下のように語る。
「群発地震は、少なくとも数週間は続くと考えられますが、しかし期間を正確に判断することはできません。私たち地震学者は現在、フォンタナ地震帯に何が起きているのかを監視しており、そして、その活動を追跡してようとしています」
「もし重大な新たな地震活動が発生するとすれば、おそらく新しい地震系列からのものでしょう」
さらに、ホークソン氏は、南カリフォルニアの住民の人たちに対して、不測の事態に備えて、飲料水の準備や、家具などが転倒しないような措置をおこなうなど準備を行うべきだと述べた。
具体的には、南カリフォルニアのすべての家において、ベッドの周囲に重い物や転落するようなものを置かない、本棚やドレッサー、液晶テレビは壁に固定するなどの対策を講じてほしいという。
カリフォルニアの地震での最後に死亡した人の死因は、地震により壊れたテレビが頭部に当たったことによるものだった。
また、群発地震が続く場合の懸念としては、群発地震が巨大な断層の近くで発生している場合、断層で発生する巨大地震を誘発する可能性があることだ。
たとえば、3年近く前の 2016年9月26日、サンアンドレアス断層の近くで、規模の小さな群発地震が 24時間以上続いたことがある。
そのうち、3つの地震は、マグニチュード 4.0を超えていた。この際、専門家たちによる「マグニチュード 7以上の地震が発生する確率」の予測は、従来の 6000分の 1から「 100分の 1」に上昇した。
この時は、結果として大きな地震は起きなかった。しかし、この際には、カリフォルニアの住民たちには、地震への備えをする警告が出された。
なお、今回のフォンタナ地震帯は、サンアンドレアス断層などの巨大な断層の近くではないので、それらの断層が刺激されることはないと専門家は述べている。

203高地のブログ
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世界の地震発生状況の奇妙さが進行し、カリフォルニアでの群発地震が警報レベルに達した今、日本やニュージーランドを含めた環太平洋火山帯の各地で囁かれる「次の巨大地震」。それはいつなのか 投稿日:2019
2019/6/15(土) 午後 11:19
世界の事 その他国際情勢
世界の地震発生状況の奇妙さが進行し、カリフォルニアでの群発地震が警報レベルに達した今、日本やニュージーランドを含めた環太平洋火山帯の各地で囁かれる「次の巨大地震」。それはいつなのか
投稿日: 2019年6月11日
カリフォルニアの群発地震への懸念を報じる米ロサンゼルス・タイムズ
世界各地で高まる巨大地震への懸念
1週間ほど前に、以下の記事で、地球全域で「謎の地震波」が観測されることが継続していることと、アメリカのカリフォルニア州において、激しい回数の群発地震が続いていることをご紹介しました。
そのうち、カリフォルニア州の群発地震については、収まるどころか、さらに激しい状態となってきていまして、たとえば、アメリカ地質調査所(USGS)のデータを見ますと、どの地震も規模は大変に小さなものとはいえ、この1週間で「ほぼひとつの地震帯から 300回以上の地震が観測されている」ということになっています。
場所は、フォンタナという町がある場所で、「フォンタナ地震帯」と呼ばれているようですが、以下のように、大都市ロサンゼルスのすぐ近くにあります。
カリフォルニア州フォンタナの場所と最近1週間の地震
この群発地震について、まさに本社がこのロサンゼルスにある米ロサンゼルス・タイムズは、
「この群発地震が大地震に結びつく可能性」
について論じる記事を掲載しました。
この群発地震の回数事態もすさまじいですが、ここで注目したのは、
「群発地震の震源がいろいろな方向へ移動している」
というところでした。
この「カリフォルニアの移動する地質事象」ということで思い出しますのは、昨年 10月から 11月にかけて、
「クレーターあるいはシンクホールがカリフォルニアを移動し続けた」
という奇妙な地質の報道がありました。
これは、以下の記事でご紹介したことがあります。
この時の「移動するクレーター」は、サンアンドレアス断層に沿うように移動していたと報じられていました。
また、このサンアンドレアス断層とつながっている場所にあるカスケード沈み込み帯という巨大地震発生の可能性のある場所では、昨年の夏、米オレゴン大学の科学者たちによって、「マントルが上昇している」ことが突き止められたことがあります。
そのことは、以下の記事で取り上げさせていただいています。
・かつてマグニチュード9の巨大地震を発生させたアメリカ西海岸のカスケード沈み込み帯で「マントルが上昇している」ことが米オレゴン大学の調査により判明
 In Deep 2018年8月2日
このように、昨年あたりから、アメリカの西海岸では、いろいろと地質的な異常・・・といっていいのかどうかはわからないですが、通常とは異なる事象が発生し続けている感じで、そのような中で、今回のカリフォルニア州の群発地震が発生したということになります。
このサンアンドレアス断層などがある太平洋の海域は、かつて非常に大きな地震が繰り返し発生している場所でもあり、そして、過去の記録からは、経過年数から考えて、「次の巨大地震がいつ起きても不思議ではない」ことになっています。
また、このアメリカ西海岸の場所は、環太平洋火山帯にあるのですけれど、アメリカから遠く離れてはいても、同じ環太平洋火山帯に位置しているニュージーランドでも、実は今、
「巨大な地震が懸念される地震」
が起きたことが報じられていました。
地震が起きたのは、ニュージーランドのアルパイン断層と呼ばれる長さ 500キロメートルに及ぶ断層で、この断層では、1717年にマグニチュード 8.1の地震が起きており、そのため、以下のように「マグニチュード 8級の地震が近づいている」という報道が億なされています。
2019年6月11日のニュージーランドの報道より
・newshub.co.nz
このアルパイン断層は、過去 8000年のデータから、平均 330年ごとに巨大地震が発生していることがわかっていまして、最後の地震から 300年が経過している現在、いつそのような地震が起きても不思議ではないという内容の報道でした。
日本の南海トラフとなどでの巨大地震などと同様に、過去の記録からの推測となります。
なお、最近、北海道の沖で巨大地震が発生する可能性について以下のようなタイトルの報道がありました。
・北海道で巨大地震の恐れ 津波対策が急務
 産経新聞 2019/06/09
北海道の西方、つまり色丹島や択捉島がある海域ですが、そこでは、過去に、
・1893年 マグニチュード 7.7
・1918年 マグニチュード 8.0
・1963年 マグニチュード 8.1
・1969年 マグニチュード 7.8
・1995年 マグニチュード 7.3
というように、高い頻度で巨大地震が起きていまして、仮にここで東北の震災級のような規模の地震が起きた場合、大きな津波被害が出る可能性があるというものです。
しかし、日本にはこのような「次の○○年で、巨大地震が発生する確率は○○%」というような場所はたくさんありますが、現実には、この数十年間、予測されている場所での巨大地震は起きていないわけで、
「想定していなかった場所ばかりで巨大地震が発生する」
ということが続いていますので、今後も何とも言えませんが、しかし、アメリカもニュージーランドも日本も、予測されている場所では「過去に周期的に巨大地震が起きていた」ことは事実ですので、それぞれでいつかは巨大地震が起きるということにはなるのだとも思います。
そういえば、以下の過去記事で、「巨大地震は、地球の反対側に地震の連動を起こさせやすい」ことが、米オレゴン州立大学の研究者たちによって見出されたことを取り上げたことがありました。
この場合は、短期間での地震の連動についての研究でしたが、もう少し長い期間で見てみましても、地球の反対側では地震が連動しやすいことが最近いくつかのメディアなどで取り上げられていました。
TOCANA さんの「南海トラフ巨大地震は“3カ月以内”に発生か!? 最も危険な月は… ペルーM8.0地震で“法則”発動、過去データで判明!」という記事では、チリやペルーなどの南米の大地震と日本の大地震が連動した多くの事例をデータで掲載されていました。
ペルーでマグニチュード 8.0という巨大な地震が起きたのは 5月26日のことで、まだ 2週間ほどしか経っていませんが、どこの地域というのはともかく、日本でも比較的大きな地震が発生する可能性は確かにあるのかもしれません。
また、ここまで書かせていただいたことと関係あることではないですが、以前のこちらの記事でもふれた話として、
「普通はほとんど地震が発生しない場所で地震が発生する、ことが最近続いている」
のです。
それは現在も続いていまして、下は 6月10日の世界のマグニチュード 3.0以上の地震の発生場所を示したものですが、ふだんはそのような規模の地震が、ほぼ起きない中東からヨーロッパにかけて、よく地震が発生する状態がいまだに続いています。
白い丸で囲んだ場所は、特に地震の発生が珍しい場所です。
2019年6月10日に発生したM3.0以上の地震
・Earthquake report world-wide for Monday, 10 Jun 2019
環太平洋火山帯の活動が激しくなっている徴候は、最近の激しい火山活動からも理解できるのですが、環太平洋火山帯ではない場所でも奇妙な地震が増えているようで、どうも「地球規模で地震が不思議な増加傾向にある」という中に私たちはいるようです。

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地球で何が起きようとしているのか? 世界規模で継続する「謎の地震波」、そして規模的にも地理的にも拡大し続けている地震と火山活動……次は?
2019/6/6(木) 午後 10:55 世界の事 その他国際情勢
投稿日: 2019年6月4日
2019年5月21日の米ナショナルジオグラフィックより
・Strange waves rippled around Earth. Now we may know why.
カリフォルニアの群発地震を伝える5月31日の報道
・A million tiny quakes shook Southern California — and no one knew
やや異常な状態の地球にて
なんだかこう変な表現になるのですけれど、最近「地球が変」なのです。
1週間くらい前に、ペルーでマグニチュード 8.0の大地震が発生した時に、以下のブログ記事で、「大地震が発生した後は、地震が連鎖しやすい」ことにふれました。
その後、特別大きな地震は起きてはいないですけれど、「奇妙な地震」が増えています。
たとえば、今日の地球の記録の以下の記事では、バルカン半島にあるアルバニアという「地震がほぼない」国で「短時間のうちに、大きな地震が複数回発生した」ことを取り上げました。
・300年以上大きな地震が起きていないバルカン半島のアルバニアで2時間のうちに6回の地震が発生。そして、その日は「ヨーロッパを地震が駆け抜けて」いた
 地球の記録 2019年6月4日
このアルバニアの地震そのものも珍しいのですが、この地震の発生日である 6月1日の世界の地震の発生状況を見てみますと、
「ふだんは地震が起こらないような場所で、ずいぶんと地震が発生していた」
ことがわかったりもしました。
下の図は、その 6月1日に、地球で発生したマグニチュード 3.0以上の地震の震源です。
2019年6月1日に発生したM3.0以上の地震
・Earthquake report world-wide for Saturday, 1 Jun 2019
図の中で囲みました中東からヨーロッパにかけて、1日でこんなに M3.0以上の地震が発生するというのは、あまり見たことのない状況だと思います。
そして、冒頭の 2つめでご紹介しました「カリフォルニアの群発地震」については、このタイトルにあります「 100万回」というのは、2008年から 2017年までのデータを最新の解析によって分析し直すことにより、180万回の地震が記録されていたというものですが、しかし、実はこの 10日間くらいの間に、このカリフォルニアの群発地震が激化していまして、たとえば、6月4日の CNN は以下のように報じています。
400回超す小規模地震、カリフォルニア南部で集中発生
CNN 2019/06/04
米カリフォルニア州南部のジュルーパバレーで小さな地震が集中的に発生している。米地質調査所は3日、同地で観測された地震が5月25日以来、432回に上ったと伝えた。
地質調査所の専門家、ロバート・グレーブズ氏によると、地震の規模を表すマグニチュード(M)は0.8~3.2の範囲内で、揺れを感じる大きさの地震は数回程度だった。
さらにはですね、少し前の 5月21日には、カリフォルニアのサンディエゴでは、
「地震ではない揺れ」
が報じられています。以下のような報道でした。
Not an earthquake: San Diegans report strange shaking
地震ではない奇妙な揺れがサンディエゴで報告される
5月21日、サンディエゴで、多くの人たちから激しい揺れが報告された。しかし、アメリカ地質調査所(USGS)によれば、現地ではその時、地震は記録されていないという。
USGSの地震の専門家たちは、サンディエゴで人びとが揺れを感じた時間に地震の発生はなかったことを確認した。
この揺れの原因を突き止めるために、当局は米軍とも連絡を取った。しかし、現時点で、米軍の当局者たちは、サンディエゴで広範囲にわたって揺れを引き起こした原因についてはわからないと述べている。
ここにある、
「地震ではない揺れ」
ということで、思い出したのが、冒頭のナショナルジオグラフィックの記事にあります、
「現在、地球を駆け巡っている謎の地震波」
のことでした。
この「謎の地震波」が最初に報じられたのは、昨年 12月のことでした。
これは、日本語版のナショナルジオグラフィックにも記事があり、そこから一部を抜粋しますと、以下のような事象です。
謎の地震が世界を駆け巡る、20分超継続、原因不明
ナショナルジオグラフィックニュース 2018/12/05
2018年11月11日の朝、世界時 9:30になる直前に、謎の地震が世界を駆け巡った。
その地震は、アフリカ大陸の東海岸とマダガスカルの北端とに挟まれる、仏領マヨット島の24キロメートルほど沖で発生した。
震動はザンビア、ケニア、エチオピアといったアフリカ諸国のみならず、チリ、ニュージーランド、カナダ、そして1万8000キロメートル近くも離れたハワイにまで到達した。
加えて、地震は20分以上続いた。にもかかわらず、揺れを感じた人間は誰もいなかったようなのだ。
異変に気づいたのは、米国地質調査所のリアルタイム地震観測モニターを見ていた、ある人物だった。その人物が、この奇妙なジグザグの波形の画像をツイッターにアップロードした。このちょっとした行動は、世界中の研究者たちがこの震動の原因を探ろうとするという別の波紋を広げた。
隕石が衝突したのか? 海底火山の噴火なのか? 海の底から古代の怪物が現れたのか?
「似たものは今までに見たことがありません」と、米国コロンビア大学の地震学者で珍しい地震を専門とするヨラン・エクストローム氏は話す。
「必ずしも、原因まで変わったものだ、ということではありません」と同氏は言う。とはいえ今回の地震波は、そのあまりの単調さといい、低い周波数や地球全体への広がりといい、様々な点でとても妙だ。そして、研究者たちはいまだに、この地質学上の難題を解きかねている。
全文は上のリンクからお読みになることができます。
冒頭に貼りました最近のナショナルジオグラフィックの記事には、「その原因がわかったかもしれない」とあるのですけれど、これは決定した項目ではないですけれど、その原因と考えられることを簡単に書きますと、
「インド洋の海底に新しい海底火山が誕生した」
ことがわかったというものなのです。
新しい火山の誕生を報じる科学メディア
・advocator.ca
この「誕生した」と思われる火山は、謎の地震が広がった震源地付近であるマヨット島から東に約 50キロ離れた海域の水深 3200メートルに「出現した」のです。
この火山の現在の高さは 800メートルほどで、火山の直径は広い所で 4.8キロと計測されまして、これは「観測史上最大級の海底火山活動」なのだそうです。
現段階では、「地球を駆け巡っている謎の地震波」は、この誕生した海底火山の活動によるものではないかとされているのです。
それに異を唱える気はないにしても、ただ・・・先ほどの記事には、謎の地震波が、
> 1万8000キロメートル近くも離れたハワイにまで到達した
とあるのですね。
つまり、文字通り、この地震波は「地球全域を走り巡った」のです。
仮に地震波の発信源はその海底火山だったとしても、なぜ、「地震波が地球全体を走り巡るのか」については、どうも疑問が残ります。どれだけ大規模な地震でも、地震波がそんなに大規模に地球全域を駆け巡るということはないと思うのですが・・・。
そういうところからも、
「この謎の地震波の問題は、その海底火山に限定されたものではなく、もっと何か地球単位での地質活動と関係している可能性はないのだろうか」
というようなことを思ったりもします。
また、記事には、
> 今回の地震波は、そのあまりの単調さといい、低い周波数や地球全体への広がりといい、様々な点でとても妙だ。
ともあり、火山性の地震なら、そんな「まるで自然ではないような地震波」を出すことはないのではとも思います。
いろいろとある不思議な感じは、海底火山説ではあまり解消していない感じはしないでもないのですね。
なお、この、地球を駆け巡る謎の地震波が出現したのは、データからは 2018年5月で、それ以前に、このような「謎の地震波」は地球では観測されていません。
ということは、この最近の1年ほどの間に、急速に「何かが変化してきた」ということは言えるのかもしれません。
まあ、この謎の地震波については、推測してもわからないですが、何だかこう、他のことにしても、地質的にいろいろなことがリンクしてきている感じはするのです。
たとえば、通常の火山の活動。
これも、ペルーの大地震以来、大変に活発になり続けていまして、「近年最大級の噴火」となっている火山が多いのです。
昨日(6月3日)は、メキシコのポポカテペトル山が、噴煙の高さが 11.3キロメートルに及ぶ近年最大の噴火を起こしました。
写真では、雲の上へ噴煙が突き抜けている様子がわかります。
2019年6月3日 メキシコ・ポポカテペトル山
・Manuel Monge
各地で大きな噴火が発生していますが、5月には以下のような噴火を記事にしています。
・イタリアのエトナ火山が溶岩流を伴った噴火を起こし、活動を激化
・インドネシアのシナブン山が2018年4月からの13ヵ月の沈黙を破り再び大噴火
・インドネシア・バリ島のアグン火山がまたも噴火。その爆発の瞬間の壮絶な光景
地震にしても噴火にしても、現時点では、壊滅的な被害を与えるような事象は起きていませんので、あまり気にすることではないのかもしれないですが、どうも最近は、一般的な地質の概念からは想定しにくい事象が多くなっているようです。
そういえば。
先ほどナショナルジオグラフィックの記事をご紹介しましたけれど、同じナショナルジオグラフィックで、以下のような報道があったのも 5月でした。
大西洋沖の怪現象に新説、プレートが剥離中?
ナショナルジオグラフィック 2019/05/10
新たな沈み込み帯誕生の可能性も、ポルトガル沖の大地震から50年越し
大西洋のポルトガル沖で1969年、大きな地震が起こり、津波が発生した。この謎の現象は、ジョアン・ドゥアルテ氏を長年にわたり悩ませてきた。震源地の周辺には、何の変哲もない平らな海底が続いているだけなのだ。
こんなところでなぜ地震が起こったのか。ポルトガル、リスボン大学ドン・ルイス研究所の海洋地質学者として、ドゥアルテ氏はこの海底で何が起こっているのかを突き止めようとした。地震発生から50年後の今年、ようやくその解答にたどり着いたかもしれない。
ポルトガル沖のプレートの下層が剥離し始めているようだ、というのが氏の説だ。
さらにここは、あるプレートが別のプレートの下に潜り込む、いわゆる沈み込み帯が新たに形成される場所になるかもしれない。ドゥアルテ氏は、この現象を示したコンピューターシミュレーションを、今年4月の欧州地球科学連合(EGU)の学会で発表した。
もしこれが本当ならば、海洋プレートが剥離しているところをとらえた初の研究になる。地質活動により、将来的に大西洋が縮小し、欧州がカナダに接近するという説があるが、これはその始まりとなりうるだろうか。
これは「地震が起きるはずのないところで地震が起きた」ことについて、どのように考えるかということについての仮説ですけれど、注目したのは、「地震が発生する可能性がない場所でも大きな地震は起きる」という事実であり、地球そのものが変化していっているのだとすれば、こういう従来の科学では理解が難しいこともさらに起きていくのかもしれません。
・・・今、地球ではいろいろなことが進行していますからね。
進行している中で最も重大だと思うのは、以下の記事などを含めて、何度か取り上げさせていただいている「地球の磁場の崩壊」についてです。
以前は、「磁場の弱体化」という言い方をしていたのですけれど、上の記事でご紹介した内容などを考えますと、「地球の磁場は崩壊しつつある」と表現して構わないのではないかと考えています。そして、何ともいえないとはいえ、「磁場が地質にまったく影響を与えていない」とは、どうしても考えられないわけで、どういう作用かは別にしても、磁場の弱体化、あるいは崩壊は、地球の地質に何らかの影響を与えているような気はします。
いったい地球に何が起きているのか、あるいは何が起きようとしているのかは結局わからないのですけれど、現状を見ていますと、今は世界中で地震活動あるいは火山の活動が「増加している渦中にある」と考えられなくもないわけで、心構え的なことは持ち合わせていてもいいのかもしれません。
これから夏に向けて気象も地質も「一気に走り始める」ような気配も感じないではありません。

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拡大する「デッドゾーン(死の海域)」




拡大する「デッドゾーン(死の海域)」
日本の海が死に続けている理由は、デッドゾーンが過去最大となりつつある米メキシコ湾と同じなのかそうではないのか
投稿日: 2019年6月13日
2018年のサイエンスに掲載された世界のデッドゾーン(死の海域)の分布
・Declining oxygen in the global ocean and coastal waters
海はどのように死んでいくのか
・shokuhin.net
今日のナショナルジオグラフィック日本語版の記事に、
「メキシコ湾周辺の海のデッドゾーンが過去最大になりつつある」
という記事が掲載されていました。
冒頭部分を抜粋しますと以下のようなものです。
「死の海域」が過去最大規模のおそれ、米国南部
ナショナルジオグラフィック 2019/06/13
米国南部の海が死にかけている。ミシシッピ川の河口あたりの海は毎年
「デッドゾーン(死の海域)」
と呼ばれる酸欠状態になるが、科学者の予測によると、2019年は観測史上で最大規模に達するおそれがあるという。
例年、春に雨が降ると、陸地の肥料や下水に含まれる養分がミシシッピ川に流れ込む。
淡水は海水よりも軽いので、河口から海に出た水は表層近くにたまって循環を妨げる。
養分を多く含む淡水層では藻類が大発生し、この藻類が死んで分解される際に大量の酸素が消費される。
そうしてできる低酸素の海では、生物たちは窒息して生きていけない。これがデッドゾーンだ。
今年、メキシコ湾の大陸棚の上には、東京都の面積のおよそ10倍に当たる2万平方キロメートル以上ものデッドゾーンができると予測されている。
記事そのものはかなり長いものですので、全体にご興味のある方は上のタイトルのリンク先からお読み下さればと思います。
この記事を読んで驚いたのは、
2万平方キロメートル
というデッドゾーンの「面積」でした。
後で数字を示しますが、これはおそらく前年のピーク時の 7倍から 8倍に達するものと思われます。
そして、デットゾーンが拡大した理由などを考えているうちに、何というか、「何が何でも海を殺してやる」という見えざる意志が働いていることを実感します。
これだけ書くと、どういうことかおわかりにならないかと思いますので、順を追って書いてみたいと思います。
そして、それと共に、
「メキシコ湾で起きていることは、日本の海で起きつつあることと似ているかもしれない」
ということも書かせていただこうと思います。
まず、この記事にあるメキシコ湾のデッドゾーンの面積ですが、科学者たちの予測では「 2万平方キロメートル」以上になると記されていますが、仮にこのような面積になった場合、最近と比較してどれほどものすごいものかといいますと、昨年の 8月に、以下の記事で、メキシコ湾のデッドゾーンが縮小していることをご紹介したことがあります。
これは、2018年8月2日の米ワシントンタイムズの報道の内容をご紹介したものです。
それによれば、拡大し続けていたアメリカのメキシコ湾のデッドゾーンが、2018年に急激に縮小していたことがわかったというもので、具体的な数値としては、
・2017年のデッドゾーン面積 が 8,497平方キロメートル
だったものが、
・2018年のデッドゾーン面積 は 2,720平方キロメートル
と、3分の 1程度にまで縮小したのだそうです。
以下は、2017年のメキシコ湾のデッドゾーンの状況で、この頃は 8,000平方キロメールほどあったものと思われます。
2017年8月のメキシコ湾のデッドゾーンの状況
なぜ、2018年に急速にデッドゾーンが縮小していったのか、その理由はわかりません。
もちろん、人為的なことは一切行われておらず、「自然のメカニズム」の中で、デッドゾーンが縮小していったのですが、正確な要因は不明のままです。
いずれにしましても、このように、昨年のメキシコ湾のデッドゾーンは、3,000平方キロメートル以下の規模に縮小していたのですが・・・今年のデッドゾーンの状況の予測は、先ほどのナショナルジオグラフィックの記事にありましたように、
「 2万平方キロメートル以上に拡大する」
という絶望的な面積になっていくと考えられているのです。
先ほどの地図のデッドゾーンの領域が、大体 8,000平方キロメートルほどだと考えますと、2万平方キロメートルとなりますと
「メキシコ湾沿岸の大部分が生命のいない海域となる」
といっても言い過ぎではないと思われます。
どうしてこんなことになったのかということも、また明確な理由はよくわからないのですが、その中の理由のひとつとして、科学者たちは以下のように考えています。先ほどのナショナルジオグラフィックからの抜粋です。
今年のデッドゾーンが特に大きくなることについて、海洋生態学者ナンシー・ラバレー氏は驚きではないと述べる。
今春、米国中西部では、前例のない大雨に見舞われた地区が多く、海に流れ込む水の量が大幅に増加した。この大雨は、多くの農家に被害をもたらし、トウモロコシや大豆などを作付けできなかったところもある。
これは同時に、畑にまかれた窒素やリンを多く含む肥料が、すべてミシシッピ川に流れ込んだということでもある。
「ああそうだった」と思い出しました。以下の記事などで取り上げさせていただきましたけれど、今年の春、アメリカでは非常に広範囲が、かつてない大雨と洪水に見舞われていたのでした。
いくつかの州の地域では、いまだに農作が開始できていないそうで、今年のアメリカは、州によっては、農作において建国史上最悪となる可能性が報じられています。
以下の図は、ミシシッピ川などからメキシコ湾に大量の水が流れ込む様子を示したものです。
アメリカの主要河川からメキシコ湾に流れ込む水流の様子
大小様々な河川が、最終的にはメキシコ湾に流れ込んでいる様子がわかります。
そして、今年は、通常を大幅に上回る「水」がメキシコ湾に流れ込んだわけですが、そこには、過去記事などで書かせていただいた、
「水システムに入りこむすべての要素が通常よりはるかに多く流れ込んだ」
はずです。
この「水システムに入りこむさまざまなもの」に関しては、最近の記事としては以下のようなものがありまして、河川の汚染の状況はかなり深刻ですが、それらの水は最終的には「海」に入っていきます。
ナショナルジオグラフィックの記事では、農地から流れた大量の肥料が、メキシコ湾に流れ込み、そこに含まれるリンや窒素が海中の栄養を豊富にすることで藻の発生を促し、それらの結果として「海中の酸素が減少」し、海域がデッドゾーンになっていく・・・というのが、デッドゾーンが作られる数々の理由のうちのひとつと言われています。
それに加えて、今年のアメリカの洪水は大規模でしたので、それはもうあらゆるものが、海中に入っていったと思われます。
除草剤や抗生物質などの薬も大量に流れたでしょうし、今年のアメリカの洪水では、住宅街や工場なども多く水に浸かりましたので、さまざまな化学物質を含むいろいろなものが大量に海に入りこんだと思われます。
いずれにしても、今年のアメリカの黙示録的ともいえる洪水が、メキシコ湾のデッドゾーンの拡大に影響を与えたことは間違いなさそうです。
そして、せっかく 2018年に、自然による自力によってデッドゾーンが 2700平方キロメートルほどまでに縮小していたものが、一気に 2万平方キロメートルにまで拡大、ということになったようです。
今のアメリカとヨーロッパの自然状況は、「絶対に環境を良好にはさせない」という強い「意志のようなもの」に支配されている感じがします。
ところで、最初にご紹介したナショナルジオグラフィックの記事の最後に、海洋生態学者ナンシー・ラバレー氏は以下のように述べています。
「メキシコ湾の原油流出事故のことは当然覚えているでしょう」とラバレー氏は言う。「デッドゾーンの問題は、何十年もの間に水滴がゆっくりと落ちるようにじわりじわりと変化した結果生じたものです。しかし、その影響はあの事故と同じく、重大です」
ナンシー・ラバレー氏は、2010年のメキシコ湾の原油流出も、デッドゾーンの拡大の要因のひとつだということを言いたいようです。
なお、このナショナルジオグラフィックの記事の最後には「参考記事」として、2014年4月の「メキシコ湾流出原油、今なお生物に打撃」という記事がリンクされていました。
それによれば、メキシコ湾の原油流出事故から 4年経った 2014年でもなお、以下のようなことが観察されていたのだそうです。
メキシコ湾の原油流出事故から4年後の2014年の状況
・ 2010年4月以降、900頭以上のハンドウイルカが原油流出域で死亡または座礁している状態で見つかった。
・原油で汚染された海域を泳ぐイルカに低体重、貧血、肝臓疾患や肺疾患の兆候が見られる。
・毎年、原油流出域では約500頭のウミガメの死骸が見つかっている。
・流出した原油に含まれる化学物質がクロマグロやキハダマグロの胚に不整脈を引き起こしていることが示された。
・BP社の油井近くを泳ぐマッコウクジラは、その体内に含まれるDNA損傷性のある金属の量が以前よりも増加している。
原油流出から相当年数が経っても、生態系への影響はなかなか消滅しないことを示しています。
結局、ここから、「メキシコ湾で起きていることは、日本で起きようとしていることと似てくるかもしれない」という考えにつながるのです。
今から 1年半ほど前に、九州北西の沖(海域は中国領)で、史上最悪かもしれないと言われた原油流出事故があったのをご記憶でしょうか。以下の記事で取りあげたことがあります。
先ほどのメキシコ湾の、
・原油流出から 4年後のメキシコ湾の生態系の状況
・原油流出から 9年後の、つまり現在のメキシコ湾のデッドゾーンの状況
を考えますと、日本の海域に同じような「生態系の異変」が起きても不思議ではないと私は以前から考えています。
流出した原油が現在どのような状況となっているのかはわからないですが、原油流出から 3ヵ月目、つまり、昨年の 4月頃には以下のような状況になっていた可能性が高いです。
2018年4月の流出した原油の分布の予測
そして、まだ、原油流出から 1年半ほどですが、「今」、日本の周辺の海域で、たとえば漁にどんなことが起きているのかご存じでしょうか。
この春以来ずっと「記録的な不漁」という言葉がさまざまな漁において報じられているのです。
もちろん、それぞれの原因はよくわからないわけですが、ただ、
「日本の海域に大きな異変が起きている」
ことは事実かもしれません。
今、世界中で、「人間の食べるもの」と関係するさまざまなものが自然形態の中で危機にさらされていますが、世界の中でも特に古来から海の恵みを大切にしてきた日本で、「海が死につつある」というのは、危機感のある話だと思います。
以下、つい最近の「不漁」についての報道のタイトルとリンクです。そして、おそらくは、今後も同じような報道が続いてしまうのかもしれません。
2019年5月-6月の不漁に関しての報道
・記録的不漁続くサクラエビ 秋漁も見通し厳しいか 産経新聞 2019/06/08
・テングサ記録的不漁か 西伊豆で漁開始、着生や生育悪化 静岡新聞 2019/05/17
・コウナゴ不漁、東北でも深刻 福島は今春ゼロ 日本経済新聞 2019/05/18
・メギス、新潟県で記録的不漁 飲食店など悲鳴 日本経済新聞 2019/05/22
・スルメイカ不漁、函館市が漁船燃料補助 食品企業支援も 日本経済新聞 2019/06/03
・ホタルイカ不漁続く 富山湾、過去10年で最少の425トン 共同通信 20109/06/11
・サンマ不漁深刻 八戸港2隻「ほぼゼロ」 Web東奥 2019/05/29
・江戸前ノリ異変 収量ピークの4分の1 千葉沿岸 東京新聞 2019/06/07
この他にも、ワカメやモズクといった海藻類も記録的に収穫できていないようで、海苔などは現在次々と値上げしていっているようです。
環境の異変は、今後さらに、実際の生活に強く関わってくるようになっていくのではないかと思います。
特に、一度死んでしまった海はそう簡単には戻らないと思われ、日本の海域のこれらの問題は、なかなか難しい事態となっていくのかもしれません。

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前回、約束したように今回はメキシコ湾原油流出事故について書く。
すでに膨大な情報が出ているので、重要な点にだけ絞り、何が起こっているのか全体像がわかるような総括的な記事にしたいと思っている。
メキシコ湾原油流出事故のその後
オバマ大統領による原油流出事故終結宣言が出てからというもの、日本やアメリカのメディアでは報道が極端に少なくなり、実際何が起こっているのか分からなくなっている。
しかし、メキシコ湾岸諸州の地元新聞やブログなどを丹念にあたって行くと、流出事故が終結とは程遠い状況にあることがよく理解できる。順を追って説明する。
マット・シモンズの死
すでにこのブログの投稿欄でも詳しく紹介されているが、全米の主要メディアでメキシコ湾原油流出事故のコメンテイターとして活躍していたマット・シモンズが、8月8日、メイン州、ノースヘブンにある別荘の風呂場で死亡しているのが発見された。地元警察の検死では、入浴中に心臓発作を起こし溺死したか、または風呂場で溺れ心臓発作を起こしたかのいずれかであるという。
マット・シモンズ氏は石油産業専門の投資会社、シモンズアンドインターナショナル社の創業者であり、石油産業にもっとも詳しい専門家として前ブッシュ政権のエネルギー政策のアドバイザーだった人物である。最近では、国家石油委員会、および国際関係委員会の2つの政府の委員会のメンバーをつとめていた。
メキシコ湾の超深度掘削技術も含め、石油産業のあらゆる分野にもっとも精通した専門家として全米の主要メディアにコメンテイターとして出演していた。
マット・シモンズの告発
しかしマット・シモンズはありきたりの情報を分かりやすく解説するだけのコメンテイターではなかった。BPと連邦政府が真実を隠蔽しているとして、業界に張り巡らされたシモンズの個人的なネットワークを駆使し、真実の情報を公開し続けた人物である。シモンズが公開した情報の多くのものは真実であることが後に証明されている。
このような背景もあり、BPと国家の安全保障の脅威となるとして、シモンズは暗殺されたのではないかとする憶測が絶えない。はっきりとした証拠はないが、暗殺を強く主張するブログも非常に多い。
シモンズの告発の内容
以下がシモンズの告発の内容である。
実際の原油流出量
BPは原油流出量を一日5000バーレルとしているが、これは事実と程遠い。現場の科学者の報告では、流出量は毎日12万バーレルである。この流出によってメキシコ湾の酸素の40%が失われることになると告発。シモンズのこの告発で、BPは一日の実際の流出量が12万バーレルであることを白状しなければならなくなった。
BPの倒産と会社更生法の適用
このまま行くとBPは倒産し、米国の会社更生法であるチャプター11の適用を申請しなければならなくなると警告。シモンズのこの発言で、BPの株価は翌日から大きく値を下げた。だが、BPの経営状態はシモンズが言うほど悪くはないことが後に明らかになり、BPの株価は上昇に転じた。
流出を起こしている地点は一カ所ではない
しかし、シモンズの告発でもっともインパクトがあったのは、原油の流出箇所が現在のディープウォーターホライゾンが掘削していたマコンド油井だけではなく、別な複数の箇所から流出が続いており、BPはこれを隠しているとして告発したことである。
シモンズによると、流出を起こしているマコンド油井から南西に10キロから16キロ離れた位置の海底から原油が流出し、1000メートルから1300メートルの深度に、原油の海底の川のような状態となって流れているという。このため、たとえマコンド油井の流出が止められても、他の箇所からの流出は続くので、原油流出そのものは止まることはないとして警告した。マコンド油井の流出は海底の泥などが混ざったものだが、海底からの流出は真っ黒いほぼ純粋な原油に近いもので環境に対する影響も、そして規模もマコンド油井よりも大きいはずだという。シモンズによると、この流出の原因は、マコンド油井の流出を止めようと泥やセメントを注入したことが、逆に海底の油井の圧力を上昇させ、別な場所の海底から原油が滲み出てているのだろうという。以下がそれを告発した番組のビデオだ。
ビロクシ・ドームとシモンズの告発の証明
原油流出を起こしたマコンド油井の11キロほど南西にビロクシ・ドームと呼ばれる休眠中の海底火山がある。
最近、米国大洋大気庁、ならびに全米最大の民間海洋調査団体であるウッズホール海洋調査機関によって、シモンズの告発通り、ビロクシ・ドームから大量の原油が流出していることが確認された。
以下は米国大洋大気庁の調査船、トーマスジェファーソンとゴードンガンターがそれぞれ別々に確認した流出地域である。黄色と赤の柱はトーマスジェファーソンが確認した流出箇所、ピンクの円柱はゴードンガンターが確認した流出箇所の3次元モデルだ。
これを地図上に表示した図が以下である。黄色はディープウォーターホライゾン、緑は隣接しているテキサコのライゲル油井だ。そして、ピンクで示された場所がビロクシ・ドームの流出箇所である。
また以下が、それぞれの流出箇所の位置、およびディープウォーターホライゾンからの距離である。
No. / 緯度 / 経度 / ディープウォーターホライゾンからの距離
#3 / 28°40’38.71″N / -88°24’51.74″W / 08.26 km
#4 / 28°40’14.87″N / -88°24’34.36″W / 08.63 km
#5 / 28°41’39.42″N / -88°29’05.44″W / 12.59 km
#6 / 28°41’00.14″N / -88°28’33.90″W / 12.36 km
#7 / 28°40’51.22″N / -88°27’04.30″W / 10.49 km
#8 / 28°40’19.30″N / -88°28’04.34″W / 12.38 km
#9 / 28°39’28.11″N / -88°27’24.13″W / 12.59 km
さらに、以下はウッズホール海洋調査機関がモデリングした海底の流出原油の流れである。8月の初旬の調査で、すでに流出原油の流れは35.2キロに達している。
流出が発生した原因
シモンズは、ビロクシ・ドームの海底流出はマコンド油井の流出を止めるために、油井に泥とセメントを注入させたことが原因だとしている。
事実、カリフォルニア大学バークレー校教授で米国大洋大気庁の研究者でもある原油掘削技術の専門家、ロバート・ビーア博士は、マコンド油井は、海底の塩の層近くの非常に柔らかい地層に隣接しているため、圧力の上昇が原油の海底流出を引き起こしたとして以下の海底の予想図を発表した。
海底の地層の広い範囲にわたって黒い原油の流出が起こっているのが分かる。
一方、ビロクシ・ドームの海底流出はマコンド油井に泥とセメントが流し込まれる以前にすでに起こっているとして、ビロクシ・ドームの海底流出の原因は別にあるのではないかとする説もある。
2月13日にBPが掘削を放棄した別の油井
未確認情報だが、2月13日、BPはビロクシ・ドーム付近で掘削を続けていた油井を放棄したという情報がある。これによると、やはりBPは超深度掘削を続けていたが、猛烈な圧力で海底から原油が噴出し、圧力があまりに高く、原油流出防止装置もすべて吹き飛ばされ、原油の流出を放置するほかなくなったというのだ。
この情報はまったく未確認だが、いくつかの有力なブログで紹介されている。事実として確認できれば、このブログでもすぐに紹介するつもりである。
環境被害の拡大
このように、メキシコ湾の原油流出事故はおさまるどころか、真実が隠蔽されながらどんどん悪化している模様である。BPも米国政府も、公的な海洋調査機関が確認しているにもかかわらず、原油流出がビロクシ・ドーム付近で発生していることは認めていない。
そのような態度を続けるうちに、今度は環境被害のほうがどんどん悪化してきている。
新しい病気、TILT
このブログの投稿欄にも投稿してくださっているnoffyさんから貴重な情報をご紹介いただいた。
メキシコ湾沿岸では住民による原油の除去作業がいまも続けられている。そうしうた住民の間に「毒物誘因耐性喪失症候群(TILT)」と呼ばれる奇病が蔓延していることが確認された。
症状は頭痛、倦怠感、記憶の喪失、胃のむかつきなどがあり、風邪と似た症状になることも多いが、薬や家庭用の化学製品などを含むあらゆる化学物質にたいして極度の拒否反応をもよおすようになるという。
だが、症状は一定しておらず非常に判別しにくい。
この症状が、メキシコ湾沿岸の諸州で特に原油除去作業に従事した人々の間で広まっていることは主要メディアでもすでに報道されている。
ブルーフルー
さらに奇妙な症状が、流出原油の除去作業にあたっている人々のブログで報告されている。
それは地元の人々からブルーフルーと呼ばれている症状だ。
症状は先の「毒物誘因耐性喪失症候群(TILT)」とよく似ているが、それに加えて手足がしびれ、唇が青くなるという。
この症状のため、地元では「ブルーフルー」の名前がついた。
これは、酸素欠乏によるチアノーゼの症状ではないかと疑われている。
ウェブボットの記述
「ブルーフルー」と聞くと思い当たることがある。
3月21日と5月25日に配信されたウェブボットの報告書にはすでにこのキーワードが存在している。以下である。
予言解説書13(3月21日配信)
・ 「ブルーフルー」というキーワードが出ている。
これが表しているのは海中からの大量のメタンガスの放出である。
これによって、海上輸送などの輸送システムが大きな影響を受ける。
さらに、メタンガスは一カ所に止まることなく流れてゆくので、人や動物に大きな被害をもたらす。
・ 影の支配勢力の手下、特に外交問題評議会(CFR)はこの大量のメタンガスの放出を説明するためのシナリオを躍起になって探す。
予言解説書14(5月25日配信)
・世界各地で人口の大移動が起こる。それは「海の病気」や「海のブルーフルー(石油火山)」、そして火山噴火による大気の汚染、さらに過去のALTA報告書にある大洪水や、大洪水が引き起こす二次災害などが原因だ。
・これには巨大な山崩れ、そして水がせき止められ、谷合に湖が生まれるようなことも含まれる。
・さらに「人口の大移動」は、海底火山の噴火で新しい土地が隆起し、これによって潮の流れが変わり、沿岸部で洪水が発生することが原因となって起こる。
・ 前回のALTA報告書では、原油流出事故は「ブルーフルー」のキーワードで示されていた。もちろん、この事故が起きる以前から、海の異常による漁獲量の大幅な減少があるとのデータは存在していた。しかし、今回の原油流出事故でこれに関するデータは膨大な量となり、いまでは漁獲量は68%減少するとある。
・ 68%とは大変な数字だ。信じられないかもしれない。だが、2004年のインドネシア大津波のとき、われわれのデータでは「30万人が死亡する」とあった。実際の死亡者数はこれよりも少なかったが、それほど大きな誤差ではなかった。したがって、「68%」というこの数字もそれなりに真剣に受け止めておいたほうがよいだろう。
・ 原油流出事故を表す「ブルーフルー」の感情値はいまだに増大している。これは、原油の流出を止めることに失敗するということだ。
・ 最終的に原油の流出は、この海域で発生する地震によって停止することになる。しかしこれは、原油流出事故が起こった4月20日から19カ月たたないと起こらない。
長くなるので今回の記事は以上にする。原油流出事故は終わったどころか、さらにこれから拡大する様相を見せている。
投稿に関しては以下の方針に従い、どうしても必要な場合以外は削除しないことにしておりますが、他者の人格を傷つける不適切な表現がある場合は例外とし、予告無しに削除し、投稿禁止にする場合もあります。
意味産出の現場としてのBBSやブログ
また、私はいま日本で起こっている変化を以下のようにとらえております。もしよろしければこちらもどうぞ。

ヤスの備忘録 歴史と予言のあいだ
http://ytaka2011.blog105.fc2.com/blog-date-201008.html




2019年6月1日土曜日

噴火情報: 世界で噴火ラッシュ


噴火情報: 世界で噴火ラッシュ
シチリア島のエトナが噴火
【5月31日 AFP】
イタリア・シチリア(Sicily)島にある欧州最大の活火山、エトナ山(Mount Etna)が30日、噴火した。
イタリア国立地球物理学火山学研究所(INGV)の火山学者によると、2か所の割れ目から噴煙が上がっているという。
エトナ山は2017年と2018年にも噴火している。
シチリア島ニコロージ(Nicolosi)で30日撮影。

AFP
https://www.afpbb.com/articles/-/3227750




アフリカとマダガスカルの間に海底火山発見
1年前から地震あいつぐ!「海底火山が出現」深海探査で発見 仏
 2019年05月17日 13時04分
⬛アフリカ東部とマダガスカルの間に新たな海底火山が発見された
アフリカ東部とマダガスカルにはさまれたモザンビーク海峡に浮かぶ仏領マヨット島では、過去1年間にわたって断続的な地震が続いていたが、仏政府の調査で島の東方沖に新たな海底火山が誕生した事実が明らかになった!
マヨット島は、ナポレオン3世が皇帝に就任するより前の1843年、海賊被害に悩まされていた島民の要請を受けて、フランスがマダガスカルから購入した領土だ。
⬛フランスの研究チームが参集
歴史をひもとけば、コモロ諸島のほかの島々がフランスからの独立を果たしたのに対し、マヨット島だけは残留を希望。
20世紀に入ると、フランス本土で地方分権化が進むのに合わせて、海外県になったことから、現在でもフランスと同じ法律と社会システムが採用されている。
そのマヨット島では2018年5月以来、ひんぱんに地震が起こるようになったことから、政府主導で同国内トップの研究機関が集結し、周辺の海洋調査を実施。
その結果、島から50キロほど離れた東方沖の深さ3500メートルの海底で、新たな火山が成長していることを発見。
⬛高さ800mに成長
海底火山は直径4〜5キロ、現在の標高は800メートルまで成長していて、マグマ由来の物質が上昇しているが、その高さは最大2000メートルほどなので、現時点で海面まで届く心配はないという。
研究チームは、できるだけ早く、地震計や地殻変動の観測装置などを設置し、火山活動の変化を常時監視できる体制づくりを進める方針だ。

ハザードラボ
https://sp.hazardlab.jp/know/topics/detail/2/9/29281.html
https://sp.hazardlab.jp/know/topics/detail/2/9/29477.html








千島列島エベコ山で爆発あいつぐ 噴煙3000m
 2019年05月30日 10時44分
北海道から800キロほど北東に位置する千島列島のひとつ、パラムシル(幌筵)島で今月28日以来、エベコ山が爆発的噴火を続けている。
ロシア科学アカデミー・カムチャツカ火山観測所(KVERT)は、
「噴煙の高さは最大で火口上空6000メートルに達する可能性がある」
として、付近を航行する航空機に注意を呼びかけている。
標高1156メートルのエベコ山は、2016年10月以来、2年以上にわたってたびたび噴火を繰り返しており、航空カラーコードは危険度が2番目に高いオレンジが発令されている。
28日昼前に発生した爆発は、噴火の規模は中規模だったが、火山の北東側で火山灰が降るのが確認されており、噴煙は10キロ先まで伸びているという。
KVERTは、パラムシル島北部のセベロクリリスク空港の運航に影響を及ぼす可能性があるとして、注意を呼びかけている。

ハザードラボ
https://sp.hazardlab.jp/know/topics/detail/2/9/29477.html







北朝鮮科学者: 白頭山周辺の地震動向が尋常ではない
5月31日(金)
国際学会に出席した北朝鮮科学者「白頭山周辺の地震動向、尋常ではない」
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[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
2019年05月30日 17時16分10
946年に最後の爆発を起こした白頭山は、当時北海道に厚さ5センチの火山灰を降らせるほど爆発力が強かった。
最近、白頭山の地面が最高7センチメートルまで膨張するなど再噴火の可能性が提起されている。(写真=中央フォト)
  「2016~2018年まで白頭山(ペクドゥサン)周辺で合計10回の地震が発生した。(白頭山周辺の)地下の敏感度が増している」 
国際学術大会に出席した北朝鮮地震当局者の言葉だ。
基礎科学研究院・韓国科学技術アカデミーと英国王立学会は29日(以下、現地時間)、英国ミルトン・キーンズで第4回韓英リサーチカンファレンスを開催した。
この席で北朝鮮と英国の地質学者は白頭山の異常動向に対して一斉に深い懸念を現わした。 
特に、今回の行事には北朝鮮の科学者が直接白頭山について異例の分析結果発表を行って注目を浴びた。
北朝鮮地震庁のキム・ヒョク分科長はこの席で、最近2年間で白頭山付近で合計10回の地震が発生した事実に言及し、白頭山周辺の地質動向が尋常ではないという意見を明らかにしたと伝えられた。キム分科長は
「地中の密度・重力・磁場変化などを綿密に記録している」
と明らかにした。
特に、最後に白頭山が大規模火山を起こした946年には、火山灰が日本北部の北海道まで飛来し、厚さ5センチも降り積もったことを取り上げて、白頭山噴火の深刻性を説明した。 
大規模な白頭山噴火に危機感を感じている北朝鮮は、該当分野に関して英国科学界と協力を強化していることが明らかになった。
北朝鮮と協力研究を進めた英国側の関係者は、2015年に北朝鮮が白頭山関連観測資料を多数提供した事実に言及して「北朝鮮が数十年間蓄積した資料を得た」と明らかにした。 
英国科学界も白頭山火山爆発に対して懸念混じりの声を伝えた。
バークベック・カレッジ(ロンドン大学)地球・惑星科学部のジェームス・ハモンド教授は英国科学界側の発表者として登壇して
「2006年から(白頭山付近で発生した)地震回数が突然減った」
としながら
「その原因が正確に把握されないでいる」
と明らかにした。
2002~2005年まで白頭山周辺では合計3000回以上の地震が起きていたが、その頻度が突然急減して不安が高まっているという。 
地下の圧力が他に放出した可能性などが議論されているが、正確な理由は分からないという。現在、白頭山は地面が最高7センチメートルまで膨張するなど噴火の兆候を示している。 
白頭山頂上の「天地」が引き起こす可能性のある危険についても英国科学界は警告した。白頭山が噴火すれば熱い火山灰やマグマが天地の水と接触することになるが、この時、水蒸気が急激に発生して大規模な爆発につながるおそれがあるということだ。英国ケンブリッジ大学のエイミー・ドノヴァン博士は
「1995年ニュージーランド、2010年アイスランドで同じような事例があった」
と強調した。 
白頭山噴火時、天地の水が引き起こす可能性のある洪水についての言及もあった。英国研究陣は天地の水が噴火による衝撃で山のふもとを襲う場合、大きな洪水が発生する可能性があると予想した。特に研究陣は、天地周辺には中国に向かう渓谷もあるため、北朝鮮だけでなく中国まで被害が広がるおそれがあると憂慮した。 
一方、韓国地震専門家は北朝鮮が白頭山に対する観測活動をもっと強化していかなければなければならないと助言した。
浦項(ポハン)工大環境工学科のイ・ユンス教授は「装備・経験・人材がどれも不足している北朝鮮の場合、その危険性にもかかわらず、白頭山の地質状態を十分にモニタリングすることができずにいる」とし「南北共同研究をはじめ国際協力をさらに強化していかなければならない」と明らかにした。

中央日報
 https://s.japanese.joins.com/article/j_article.php?aid=253963&servcode=500&sectcode=500