1971年7月9日金曜日

気象情報

1970年代に確定しつつあった「 21世紀の新しい氷河期」の時代
今回の本題は、トップに貼りました「 1971年の NASA の科学者の記事」を知ったことによるもので、そのことをご紹介したいと思って記事にしました。これは、元は米国の科学系ブログ Real Science の作者が見つけたもので、ワシントン・ポストのアーカイブにあったものです。多分、このアーカイブも、有料会員などは記事の全文を読めると思うのですが、私たちが読めるのは、トップに貼りました冒頭部分だけでした。それで、その記事に出て来る NASA のS・I・ラスール博士という名前を手がかりに、資料を探してみましたら、1971年 7月 9日の科学誌「サイエンス」に、ラスール博士が発表した論文の内容が書かれてあるものを見つけたのでした。
こちらも概要ですが、ご紹介したいと思います。ここからです。
1971年7月9日 サイエンスに掲載
大気中の二酸化炭素とエアロゾル:地球気候上への大幅な影響
S・I・ラスール
S・H・シュナイダー
概要
二酸化炭素と大気中のエアロゾルの密度の大きな増加が及ぼす地球全体の気温への影響がコンピュータにより計算されている。大気中の二酸化炭素の増大は、表面温度をこそ上昇させるが、昇温速度は、大気中の二酸化炭素の増加に伴って減少することがわかった。しかし、エアロゾルの密度の増加の最終的な効果は地球の表面温度を低下させることにある。なぜなら、後方散乱の指数関数的な依存性はエアロゾルの内容の増加に伴い、気温の低下を増強するのだ。もし、エアロゾル濃度が数年以上にわたり、3.5 ° K 程度増加するだけでも、地球の表面温度を低下させるのには十分であり得る。世界全体でこのような気温の低下が起きれば、氷河期を引き起こすのに十分であると考える。というものですが、正直いいまして、「後方散乱の指数関数的な依存性は」あたりの意味は自分でも意味がわからなく、直訳でしかありません。
あと、エアロゾルというのは、日本エアロゾル学会の説明では、
気体中に浮遊する微小な液体または固体の粒子
のことですが、エアロゾルの単位は、こちらのページなどを見ますと、
> 常用単位はg/m3, mg/m3, μg/m3である。
とありまして、上の「3.5 ° K. 」というのはエアロゾルの単位のことではないかもしれないですが、いずれにしましても、内容としては、
・二酸化炭素の増大は気温を下げる
・エアロゾルはその二酸化炭素による気温の低下を増強する
・この状態が世界中で起きれば氷河期になり得る
ということになるようです。
これが面白いと思ったのは、
・二酸化炭素は地球の気温を低下させる原因となる
としていることです。
二酸化炭素は最近までは「気温上昇の元凶」と呼ばれていたわけですが、少なくとも、その頃の研究ではその逆だったと。さらに、エアロゾルは、上の日本エアロゾル学会によりますと、エアロゾル粒子は,重金属粒子やディーゼル黒煙,たばこ煙,アスベスト粒子,放射性粒子など,以前には環境汚染や健康影響など,主として悪玉としてのエアロゾル粒子が議論されてきました
とあり、つまり、「公害でたくさん出るもの」でもあるようで、これなども、気温上昇の元凶とされてきましたが、少なくとも当時のトップ科学者たちの研究では、
「それが気温の低下を加速させる」
という発見がなされていたようです。もちろん、その後、これらの学説がどうなっていったのかを知るまでの資料は見つけていませんので、ラスール博士たちの発見が間違っていた可能性もあります。
しかしまあ・・・・・いずれにしても・・・・・時代と共にいろいろと変わるものです。そして、今年の冬はとりあえず終わりつつありますけれど、冬は来年も再来年もやって来ます。どんな今後の数十年になるのでしょうね。

In Deep
http://oka-jp.seesaa.net/article/390592360.html




2014年03月05日
NASA は1970年代に「21世紀の初頭に地球は氷河期に入る」と科学的決定を下した。その根拠は「二酸化炭素とエアロゾルは共に地球の気温を激しく低下させる」という発見から
NASA のS・I・ラスール博士が 1971年にサイエンスに発表した論文の概要
・二酸化炭素の増大は気温を「下げる」
・エアロゾルはその二酸化炭素による「気温の低下を増強」する
・この状態が世界中で起きれば「氷河期」になり得る
1971年7月9日の米国ワシントン・ポストより
世界は今から先のわずか 50年、あるいは60年後には悲惨な新しい氷河期に入るかもしれない、と世界トップクラスの大気科学の専門家は述べる。アメリカ航空宇宙局(NASA)の科学者でもある米国コロンビア大学のS・I・ラスール博士がその人だ。
終わらないアメリカの冬
日本の寒さは少し落ち着いた感じもあり、先行きはわからないですけれど、一応春に向かっているというようなことでよろしいかと思います。昨日などは久しぶりに薄着で外を歩きましたが、風はやや冷たいものの、太陽の光は「ああ、春だなあ」と思えるものでした。
しかし、アメリカは違います。
ナイアガラの滝は今年の1月の始めにも凍結して、その際にも、
・爆発的に増えている地球付近を通過する小惑星。そして、スロースリップが発生し続ける太平洋
 2014年01月12日
という記事でご紹介したことがあります。
今回の場合は「凍結したナイアガラの滝のライトアップ」などもしているようで、夜になると、下のような光景が見られるようです。まあ・・・上のライティングがキレイかどうかは個人的には微妙なところで、日野日出志さんの漫画的な雰囲気も漂わしているような気もしないでもありませんが、いずれにしても、アメリカは3月に入ったというのに、またもナイアガラの滝が凍結してしまったのでした。ところで、アメリカで凍っているのはナイアガラの滝だけではありません。五大湖もすべてが凍結し始めているのです。
これは、
・米アメリカ大陸の五大湖のすべてが凍結に向かう。観測史上の記録を更新
 地球の記録 2014年03月04日
という記事に NOAA が3月2日に発表した凍結状況の図を載せています。ただ、このような 90パーセント以上の凍結そのものは異常といえるほどのものではないようです。調べてみますと、20年くらいの周期で、90パーセント以上凍結する「サイクル」が存在するようです。
観測史上では 1979年の 94.7パーセントが最高となっていますが、現在のアメリカの気温の状況を考えると、この記録を上回る可能性があり、「 100パーセントが凍結」という可能性も伝えられています。
ただ、上のデータはアメリカの NOAA のものなのですが、どういうわけか、同じく五大湖の観測をしているカナダでは「違う結果のグラフ」が示されます。
カナダ当局のデータでは五大湖の凍結は過去最高を更新
アメリカの五大湖の凍結の調査データとは別に、カナダ環境局にある「カナダ氷層局( Canadian Ice Service )」という、カナダとその周辺の氷の状況の調査と研究をする部局があり、そこでも五大湖の凍結状況のデータを発表しています。ちょっと見づらいのですが、上の写真はオリジナルのグラフにリンクしていますので、そちらをご覧下さるとわかりやすいかと思います。こちらのデータでは 3月 3日の時点で五大湖の凍結範囲は過去最大となっています。
まあ、いずれにしても、ナイアガラの滝は凍り、五大湖は凍り、アメリカ東部は今も暴風雪が続いています。

In Deep
http://oka-jp.seesaa.net/article/390592360.html

1971年1月1日金曜日

体情報

金星星座一覧表
金星の運行一覧です。
1971年01月07日10時00分~ 射手座
1971年02月05日23時57分~ 山羊座
1971年03月04日11時25分~ 水瓶座
1971年03月29日23時03分~ 魚座
1971年04月24日00時44分~ 牡羊座
1971年05月18日21時46分~ 牡牛座
1971年06月12日15時56分~ 双子座
1971年07月07日07時02分~ 蟹座
1971年07月31日18時16分~ 獅子座
1971年08月25日01時26分~ 乙女座
1971年09月18日05時25分~ 天秤座
1971年10月12日07時41分~ 蠍座
1971年11月05日09時30分~ 射手座
1971年11月29日11時42分~ 山羊座
1971年12月23日15時33分~ 水瓶座

本厚木@UP運するための占星術ブログ
http://ameblo.jp/fortunecafe-ceres/entry-11276380650.html
放射能情報:日本の放射能汚染状況

3.11以前の日本の放射能水準(3海産物)
2011/10/7(金) 午後 10:42
環境放射線データベース
海産物
    Sr-90 と Cs-137 ( Bq/Kg 、海水:mBq/L)  m(ミリ):1/1000
1963( 10月、大気圏核実験禁止条約発効 )
  【茨城】 ワカメ:0.39-1.02
1964
  【福井】 ワカメ:1.78-4.59、  カレイ:0.1-0.27、   アジ:0.07-0.2
  【福井】 ワカメ:5.74-7.29、 カレイ:0.68-1.24、 アジ:0.3-0.46
  【新潟】 海水:14.06-34.04、 17.76-27.75
  【広島】 海水:14.43-21.46、 18.13-27.75
  以下 ‘71までデータを欠く
       ※ 日本人の体内にはCsが2-4Bq/日あった  ( セシウムの生物学的半減期は、約90日 )
         1960-79 日本人一人当りの セシウムの総被曝量:約0.1mSv
1971
  【茨城】 アラメ:0.08-0.11、  ヒジキ:0.03-0.06、   カレイ:0.08、アラメ:0.28-0.36、 ヒジキ:0,08-0.28、 カレイ:0.07、ブリ:0 、  メバル:0.06-0.08、   スズキ:0.008、  アワビ: 0
  【茨城】 ブリ:0.17、 メバル:0.23-0.39、 スズキ:0.54、 アワビ:0.04-0.23、海水:2.59-9.99、 6.66-21.83
1980
 【北海道】 サケ : 0 、コンブ:0.003-0.005、サケ:0.31、コンブ: 未調査、海水:4.44、 5.55
  【福島】 スズキ:0、スズキ:0.48
  【茨城】 シラス :0、スズキ:0.015
  【新潟】 ワカメ :0.08、カレイ:0 、サザエ:0、ワカメ;0、カレイ:0.16、サザエ;0
  【静岡】 アジ :0、 アジ:0.27
  【広島】 ワカメ :0.05、カレイ:0.03、 カキ:0、ワカメ:0.06、カレイ:0.13、カキ:0.06
  【高知】 カツオ :0、カツオ:0.63
  【佐賀】 ボラ : 0、ボラ:0,13

1986 ( 4月26日 チェルノブイリ事故 )
 ※ チェルノブイリでの日本人の被曝推定値(mSv)
 外部被曝:平均 0.013-0.026、 甲状腺被曝;大人 0.021/幼児 0、055
 【北海道】 サケ : 0、タラ:0、コンブ:0.22、ホタテ:0、サケ:0.33、タラ:0.47、コンブ:0,27、ホタテ:0.05、海水:3.7、 7.77
  【福島】 アイナメ:0、 アイナメ:0.28、海水:2.96、 6.29
  【茨城】 シラス : 0.015、シラス:0.27、海水:4.44、 3.7
  【新潟】 ワカメ :0、カレイ:0、サザエ:0、ワカメ;0.31、カレイ:0.19、サザエ;0.27
  【静岡】 アジ:0、アジ:0、海水:3.7、 7.03
  【広島】 ワカメ:0.04、カレイ:0、カキ:0、ワカメ:0.05、カレイ:0.17、カキ:0
  【高知】 カツオ:0、カツオ:0.7
  【佐賀】 ボラ :0、ボラ:0,17
1990
 【北海道】 サケ:0、タラ: 0、コンブ:0、ホタテ:0、サケ: 0.31-0.36、タラ:0.33、コンブ:0,18、ホタテ:0、海水:2.9、 *-5
  【福島】 アイナメ:0、アイナメ:0.16-0.17、海水:2.6、 *-3.1
  【茨城】 シラス :0,015、シラス:0,098-0.11、海水:2.7、 *-3.2
  【新潟】 ワカメ :0.03、カレイ:0サザエ:0、ワカメ;0- 0.036、カレイ: 0.13-0.16、サザエ;0       、海水:2.5、0-3.7
  【静岡】 アジ:0.018、アジ:0.18-0.21
  【広島】 ワカメ:0、カレイ:0、カキ:0、ワカメ:0、カレイ:0.13、カキ:0-0.055
  【高知】 カツオ:0、カツオ:0.48
  【佐賀】 ボラ:0、ボラ:0.12-0.14
2000
 【北海道】 サケ:0、タラ:0、コンブ:0、ホタテ:0、サケ:0.075-0.076、 タラ:0.24、  コンブ:0.04、  ホタテ:0.04、海水:1.9、0-2.3
  【福島】 アイナメ:0、アイナメ:0.12-0.13、海水:1.6、0-2.1 
  【茨城】 シラス :未調査、シラス:0.006、海水:0.79、0-1.1 
  【新潟】 ワカメ :0.027、カレイ:0、サザエ:0、ワカメ:0- 0.023、カレイ:0.076、サザエ:0- 0.0333、海水:1.9、0-2.4
  【静岡】 アジ:0 、アジ:0.14-0.16
  【広島】 ワカメ:0、カレイ:0.02、カキ:0、ワカメ:0-0.026、カレイ:0.062-0.074、 カキ:0-0.025
  【高知】 カツオ:0、カツオ:0.27
  【佐賀】 ボラ: 0、ボラ:0.047-0.055
■ セシウム汚染:09年の58倍検出 福島原発沖の海水
毎日  10月5日
 文科省は5日、宮城県から千葉県にかけた福島第1原発沖の11地点の海水に含まれる
放射性物質について、精度を向上させた調査の結果を発表した。
セシウム 137は 原発から東へ約180キロ地点の 1リットル 当り 0.11Bqが 最高で、2009年に 原発の約25キロ沖で検出された最高値の約58倍だった。従来は セシウム の検出限界値が 同6-9Bq と高く、大半の海域で「不検出」の結果しか出なくなり、原子力安全委員会が精度を向上するよう指摘していた。8月下旬に採取した今回は、セシウム 137が 0.0012-0.11Bq。 セシウム134も 原発から東へ約180キロ地点の0.079Bqが最も高く、千葉県沖の2地点は「不検出」だった。
上のデータベースを見ると、
   2009年 福島・原釜沖で 
     ストロンチウム-90 は 1.1mBq/L、 セシウム-137 は *-1.3mBq/L
    1.3mBq/L = 0.0013Bq/L

混沌の時代のなかで、真実の光を求めて
http://blogs.yahoo.co.jp/kyomutekisonzairon/65153973.html
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