⬛2019.8.20
【週間予報】晴天長続きせず、北から夏終盤の気配 北海道や東北は曇りや雨の日が多くなり、平年を上回るような暑さからは解放されそうです。厳しい残暑が続く関東から九州でも天気傾向には変化が。晴天は続かなくなり天気は周期変化する所が多くなるでしょう。 #気象
Tenki jp
https://tenki.jp/forecaster/miyata_y/2019/08/18/5623.html
⬛d190826
台風11号 熱帯低気圧に変わりました
tenki.jp
2019/08/26 4:04
8月26日午前3時、台風11号「バイルー」は、華南で熱帯低気圧に変わりました。
□台風11号熱帯低気圧に
8月21日午後3時、フィリピンの東で発生した台風11号「バイルー」は、北西へ進み、一時「大型」の台風になりました。24日には沖縄の南を北西へ進んだあと、25日には大陸へ進み、26日午前3時に華南で熱帯低気圧に変わりました。
□台風シーズン続く
台風11号は熱帯低気圧に変わりましたが、9月にかけて台風シーズンは続きます。平年では8月に次いで9月が台風の発生数、接近数ともに多くなっています。秋になり、太平洋高気圧の本州付近への張り出しが弱まると、台風が本州付近に近づきやすくなります。今後発生する台風の動向に注意が必要です。
tenki.jp
https://tenki.jp/forecaster/deskpart/2019/08/26/5689.html
⬛2019.8.25
8月最終週を占う熱帯低気圧が発生
Yahoo!ニュース 個人
2019/08/25 16:39
台風11号と熱帯低気圧の雲(ウェザーマップ)
□台風11号と秋雨前線
きのう先島諸島の南を通過した台風11号はその後も西寄りに進み、きょう午前9時頃、中国大陸へ上陸しました。
今後は勢力が弱まり、中国大陸で熱帯低気圧に変わる予想です。
ただこの台風からの暖湿気が九州付近にかかる秋雨前線に流れ込み、活発な雨雲を発生させています。九州は南部を中心に、あす月曜日にかけても雷を伴った激しい雨が降るおそれがあり、注意が必要です。
□予想通り次の熱帯低気圧が発生
一方、フィリピンの東にある低圧部が気象庁の予想通り、きょう午前9時に熱帯低気圧(天気図中のTDマーク)に変わりました。
月曜日から火曜日にかけて、フィリピンの東を西寄りに進む予想です。
そしてこの熱帯低気圧が今後台風になるか?あるいは沖縄付近を北上するか?秋雨前線を活発にするか?などにより、8月最終週の天候が大きく変わる可能性があり、まさに8月最終週を占う熱帯低気圧の発生です。
□太平洋高気圧と熱帯擾乱の動向は?
熱帯擾乱や太平洋高気圧などの予想(ウェザーマップ)
きょう発生した熱帯低気圧は今後、台風になるかもしれませんが、ひとまず熱帯擾乱(熱マーク)として上図に示しました。
熱帯擾乱は水曜日から金曜日頃にかけてフィリピンの北部周辺に達する見込みですが、このあたりでかなりのブレを伴っています。
まず沖縄付近の太平洋高気圧が今のまま強い状態が続けば、熱帯擾乱はあまり北上成分を持たずにフィリピンを横切るように西進した後、南シナ海へ抜ける可能性が考えられます。
一方高気圧の勢力が弱まれば金曜日頃に沖縄近海へ達していることも考えられ、その後太平洋高気圧の周りを通り、本州付近を指向する可能性も考えられます。
さらに西日本から日本海側にかけて秋雨前線に伴うまとまった降水域も計算されており、最悪は台風が沖縄付近を北上し、秋雨前線を活発化させ、本州付近でも広く大雨になるというシナリオですが、これも少数派ながら想定内です。
とにかくきょう発生した熱帯低気圧が今後台風となるか?あるいはその後の進路はどうなるか?などにより8月最終週(特に月末)の天候が大きく変わりそうです。
杉江勇次 気象解説者/気象予報士/ウェザーマップ所属
Yahoo!ニュース
https://news.yahoo.co.jp/byline/sugieyuji/20190825-00139802/
⬛d190828
週間 九州さらに雨量増 土曜まで大雨警戒 猛暑再び
tenki.jp
2019/08/28 11:39
31日(土)にかけて九州から近畿を中心に大雨の恐れ。
30日(金)以降は、関東など晴れ間がでる所で猛烈な暑さに。夜は九州から関東、北陸で気温が25度を下回らない所も。
□あす29日(木)の天気
29日(木)は、低気圧が朝にかけて北海道付近を北東へ進む見込みです。前線が本州付近にかかり続けるでしょう。
九州北部や中国地方から北陸では、発達した雨雲が、同じような所にかかり続ける可能性があります。すでに河川の氾濫など災害が起きている九州北部で、さらに降り始めからの雨量が増え、中国地方から北陸でも総雨量が多くなる恐れがあります。土砂災害、浸水害、河川の増水や氾濫に厳重に警戒して下さい。
四国や近畿の太平洋側、東海にも発達した雨雲がかかる所があるでしょう。東海では、夕方にかけてカミナリを伴って1時間に40ミリの激しい雨が降り、局地的に大雨になる恐れがあります。
関東は、北部でにわか雨の所がある見込みです。午後は南部を中心に晴れ間が出るでしょう。
東北や北海道は、朝まで所々で雨や雷雨がある見込みです。日中は雲が多いながらも、日の差す所があるでしょう。
□あさって30日(金)以降
30日(金)以降は、太平洋高気圧が本州付近に張り出してくる見込みです。前線は日本海まで北上するでしょう。本州付近は高気圧のへりを回って南から暖かく湿った空気が流れ込みやすい状態が続きます。
30日(金)は、九州南部や四国、近畿の太平洋側、東海に発達した雨雲がかかるでしょう。九州から近畿の日本海側、北陸も、雨の峠は越えるものの、雨雲がかかる所がある見込みです。
関東や東北、北海道は、日の差す所があるでしょう。スッキリ晴れることはなく、通り雨がありそうです。
31日(土)以降は、晴れ間が出る所がありますが、大気の状態が不安定であちらこちらに発達した雨雲やカミナリ雲がかかるでしょう。
31日にかけて、九州から近畿を中心に大雨となる所がある見込みです。
関東で真夏の暑さ 九州~関東、北陸で寝苦しい夜
29日(木)以降は、関東など晴れる所を中心に真夏の暑さが戻るでしょう。関東では30日(金)以降、最高気温が35度くらいまで上がる日が続く見込みです。曇りや雨の所では猛烈な暑さとはならないものの、夜は、九州から関東、北陸で気温が25度を下回らない所がある予想です。ここ数日、朝晩の涼しさを感じられた所でも、熱中症対策が必要です。
tenki.jp
https://tenki.jp/forecaster/deskpart/2019/08/26/5689.html
「ひと夏に2度も…」相次ぐ冠水に不安 福岡・久留米
朝日新聞デジタル
2019/08/28 11:27
冠水した道路で立ち往生する車が相次いだ=2019年8月28日午前6時55分、福岡県久留米市櫛原町、野上隆生撮影
福岡県久留米市では、28日未明から強い雨が降り続いた。市内各地で道路が冠水し、立ち往生する車が相次いだ。
大雨の際にしばしば冠水被害に遭う同市櫛原町一帯では、水路から道路に水があふれた。近所の男性がヘッドライトをつけたまま立ち往生した乗用車に近づき、中に人がいないことを確認していた。
久留米市では7月20、21日にも大雨で市内各地で冠水被害が相次いだ。この男性は「ひと夏に2度もこんなことが起きるなんて……」と不安げに話した。
朝日新聞デジタル
https://www.asahi.com/articles/ASM8X2T0CM8XTGPB009.html
九州北部 雨量500ミリ超す 平年8月の2倍
tenki.jp
2019/08/28 14:23
佐賀・福岡・長崎は記録的な大雨が降り続いています。
おととい26日(月)からの総雨量は500ミリを超えている所もあり、平年8月の降水量の2倍を超える記録的な大雨となっています。
きょうこの後、いったん雨が弱まっても、再び同じような場所で繰り返し雨が強まる恐れがあり、さらに九州北部の大雨の危険性が高い状態はあす以降も続き、長期化する見込みです。土砂災害、川の増水や氾濫、低い土地の浸水に最大級の警戒が必要です。
□平年8月降水量の2倍超えの大雨
おととい26日(月)からきょう28日(水)午後1時までの総雨量は、長崎県平戸市512.5ミリ、佐賀市454.5ミリ、福岡県久留米市395.0ミリなど、平年8月の降水量の2倍を超える記録的な大雨となっています。
写真は佐賀県唐津市の厳木川(きゅうらぎがわ)の、きょう28日(水)午前7時40分過ぎの様子です。川の水位が上がり、濁流となっています。周辺の佐賀県内を流れる松浦川は氾濫が発生しています。
□九州北部の大雨 長期化の恐れ 最大級の警戒を
上の図の土砂災害危険度マップでは、佐賀県の広い範囲と、福岡県筑後地方、長崎県の一部が濃い紫色で、非常に危険な状況となっています。この後もあす29日(木)にかけて、九州北部は断続的に1時間70ミリの非常に激しい雨が降る見込みです。さらに、週末にかけても秋雨前線が九州付近に停滞するため、大雨が降る恐れがあり危険な状態が続く見込みです。
崩れる恐れがある斜面から離れて、身の安全を確保してください。また、冠水した道路の中を歩いたり、車で入るのは大変危険ですので、冠水した所には近づかないでください。
tenki.jp
https://tenki.jp/forecaster/deskpart/
川が氾濫 町も車も水没 九州猛烈な雨 28日夜も警戒
FNN PRIME
2019/08/28 18:29
記録的な大雨に見舞われた、佐賀・福岡・長崎の九州3県。
浸水被害は各地に及んだ。
県道が冠水し、取り残された家族。海上保安庁のヘリが救出に駆けつけた。川の氾濫により浸水した町では、思わぬ2次被害が。鉄工所から油が流出。
油は濁流とともに、病院の建物にまで達した。
床下浸水した家のコメの貯蔵庫を持ち上げると、中から大量の水が。
福岡・小郡市を流れている宝満川は、午前8時すぎ、茶色く濁っていて、かなり流れも速くなっていた。
また佐賀県では、小城市を流れる牛津川が氾濫。濁流が土手を乗り越え、住宅地に流れ込んだ。
長崎県の江迎町では、崖崩れなのか、三角ポールで規制が敷かれている。
降り続く雨によって地盤が緩んだ影響か、土砂崩れが起きて、どういった道が先に続いていたのかもわからない状況。視聴者のカメラも、被災直後の様子を各地でとらえていた。
午前6時半すぎの佐賀・武雄市の様子。カラオケ店の前も水浸し。水位は、車のタイヤが隠れるほどの高さにまで達していた。人影はほとんどなく、ただ一面が、まるで湖と化していた。あふれ出した用水路の水は、フェンスをなぎ倒し、道路の一部が波打つように陥没している。
佐賀市内では、佐賀城のお堀の水が交差点にあふれ出し、その20分後には、冠水した別の交差点で、お堀にいたニシキゴイとみられる魚が勢いよく泳いでいた。
九州北部を襲った記録的大雨。
佐賀・武雄市では、住宅地が大規模に冠水し、県道を走っていた家族が取り残された。
FNNのカメラは、救助活動の一部始終をとらえた。泣き叫ぶ1歳のわが子を抱えた父親は、救助隊に子どもを託す。
気象庁は、午前5時50分に、佐賀・福岡・長崎の広い範囲に、警戒レベル5に相当する大雨特別警報を発表。一時、およそ87万人に避難指示が出された。
見渡すかぎりの茶色く濁った水。午後1時すぎの佐賀・武雄市の様子。
自衛隊による孤立住民の救助活動も、各地で行われていた。
アパートの駐車場に止まる車は、フロントガラスの下まで浸水。2階の窓には、助けを求める住民の姿があった。
ボートを使っての救出活動。赤ちゃんを抱いて避難した男性は、「相当降ってました。気付いたのは、朝方4時くらいから、水位も上がって車も運転できない状況」と話した。
流れ出したのは、茶色く濁った水だけではなかった。目についたのは、一部で黒く変色しているエリア。これは、鉄工所から浸水によって流れ出た油。流れ出た油の影響で、濁流の一部が黒く変色。その先には、病院があった。
周りを黒い油に囲まれるように立っているのが、佐賀・大町町にある順天堂病院。油が川の水とともに1階に流れ込み、入院患者は2階より上に避難。自衛隊がオイルフェンスやマットなどを使い、被害の拡大を防いでいるという。
佐賀市や白石町などで、1時間に100mm以上の猛烈な雨を観測した今回。
気象庁・梶原靖司予報課長「直ちに命を守るために最善を尽くす必要のある、警戒レベル5に相当します」
28日朝に出された大雨特別警報は、午後3時前に解除された。この住宅では、玄関口床下浸水して、午後1時半ごろ、排水作業が行われていた。玄関から上がるところの角を見てみると、水が下から湧き出るようになっていた。この家の奥が完全に冠水していて、そこからの水が出ているものと思われる。
九州北部では今回、台風11号だった低気圧がもたらした暖かく湿った空気と、高気圧のふちを回って秋雨前線に向かう、暖かく湿った空気がぶつかったことで、線状降水帯が発生。記録的な大雨となった。
この大雨で、佐賀・武雄市では、水に流された車の中で50代の男性が見つかり、死亡。福岡・八女市でも、水路に84歳の男性が車ごと流され、死亡。また佐賀市では、水没した車の中から女性が見つかり、意識不明の重体。
九州北部では、28日夜から29日にかけても、断続的に雷をともなう非常に激しい雨が降るおそれがあり、29日午後6時までの24時間降水量は、多いところで、佐賀県で150mm、福岡・長崎・山口・大分の各県で120mmの予想で、土砂災害の危険が高い状態が続く見込み。
⬛2019.8,29
【社会】:九州大雨 死者3人に 避難者6県1900人超
東京新聞
2019/08/29
冠水で孤立した順天堂病院から自衛隊のボートで移動する職員ら=29日午前10時17分、佐賀県大町町で
九州北部を襲った猛烈な雨で二十九日、佐賀県武雄市の浸水住宅から女性一人の遺体が見つかった。一連の大雨による死者は三人となった。総務省消防庁によると、午前六時半現在、同県や福岡県など九州五県と山口県で千九百人以上が避難所に身を寄せた。
佐賀県や同県大町町(おおまちちょう)は、冠水し孤立状態になった同町の順天堂病院について周辺の水位をにらみながら、詳しい被害状況の把握に乗り出した。
武雄署によると、二十九日午前四時半ごろ、武雄市北方町志久の浸水した住宅一階で「母親が死亡している」と訪れた次男から一一九番があった。亡くなったのは住人の九十六歳女性で、脚が悪かったという。高さ約九十センチまで水が入っていた。
二十八日には佐賀、福岡両県で二人の死亡が確認されたほか、佐賀県で一人が意識不明の重体、一人が行方不明となっている。
午前六時半時点の避難者で最も多いのは佐賀県の千二百七十八人で、福岡県二百八十六人、長崎県二百二十六人と続く。
佐賀県などによると、順天堂病院では患者ら二百十五人が取り残され、水道ポンプが水没した。容体が悪化している人は確認されておらず食料や飲料水はボートなどを使って順次届けられている。近くの鉄工所から流れ込んだ油は町職員らが吸着マットで除去を進めている。病院は三階建てで病床数百十五床。介護老人保健施設を併設している。
土砂災害や浸水 引き続き警戒を
気象庁は、九州北部では二十九日も断続的に雷を伴った非常に激しい雨が降る恐れがあるとして、土砂災害や浸水、河川の増水・氾濫に厳重な警戒を呼び掛けた。三十日にかけて、西日本から北日本の広い範囲でも、雷を伴った激しい雨が降るとしている。気象庁によると、低気圧が発達しながら北日本を東に進行。前線の活動が活発となっている。低気圧や前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、西日本から北日本の広い範囲で大気の状態が非常に不安定となる見込み。
東京新聞
https://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201908/CK2019082902000284.html
⬛2019.8.31
油まみれ農地「米が全滅」「収入が途絶えた」
YOMIURI ONLINE
2019/08/31 18:05
大雨で泥がかぶる被害を受けた畑(31日午前、佐賀県大町町で)=田中勝美撮影
九州北部の記録的な大雨で大規模な冠水が起きた佐賀県では、多くの水田やビニールハウスも、水や鉄工所から流出した油につかった。自治体やJAは、現地調査を行うなどして、被害状況の把握を急いでいる。
同県大町町おおまちちょうの佐賀鉄工所から東に約500メートル離れたビニールハウスでは、栽培していた収穫間近のキュウリが水につかり、油と泥にまみれていた。農家の鵜池幸治さん(34)は
「ハウス内の装置も壊れ、他に栽培していた米や大豆も全滅状態で、土を入れ替える必要もある。収入が途絶え、途方に暮れている」
と話す。キュウリはJAを通じて福岡、大阪など西日本に出荷する予定だったが、出荷は絶望的という。
佐賀県などによると、武雄市と大町町などでは、水稲や大豆などの栽培が盛ん。
大町町の担当者は
「被害は町内の農地全体(約300ヘクタール)の約2割強に及ぶ可能性がある。油が付着したら、農作物の出荷は難しいだろう」
と話している。県は、被害の全容を把握し、農地の復旧などの支援に取り組むとしている。
YOMIURI ONLINE
https://www.yomiuri.co.jp/national/20190831-OYT1T50205/
0 件のコメント:
コメントを投稿