2025年10月21日火曜日

AstroArtsほか : 天体情報/2025.10〜レモン彗星,スワン彗星,3I/ATLAS

AstroArtsほか : 天体情報/2025.10〜レモン彗星,スワン彗星,3I/ATLAS
2025年10月 レモン彗星が4等前後
2025年10月、レモン彗星(C/2025 A6)が明るくなると予想されている。20日ごろまでは未明から明け方の空で5等前後、15日ごろ以降は夕方から宵の空で4等前後の見込みだ。
10月にレモン彗星(C/2025 A6; Lemmon)が4等級前後まで明るくなると予測されている。上旬から中旬はおおぐま座からりょうけん座へ移動し、未明から明け方の北東の空に見える。明るさは月初めに約7等、20日ごろには4等まで明るくなるとみられる。
明け方の彗星の位置
明け方のレモン彗星の位置。左は背景の星に対する位置、右は日の出60分前の方位と高度(場所の設定は東京)。星図はステラナビゲータで作成(以下同)。また、15日ごろからは、夕方から宵の北西から西の空でも見えるようになる。明るさは4等と予測される。りょうけん座からうしかい座、へび座へと移動し、21日の地球最接近の前後は日々の見かけの運動量が大きくなる。
夕方の彗星の位置
夕方のレモン彗星の位置。上は背景の星に対する位置、下は日の入り60分後の方位と高度(場所の設定は東京)。明け方の空ではおおぐま座の足先の星やりょうけん座の3等星コルカロリを、夕空ではうしかい座のアルクトゥールスや2等星イザール、かんむり座の2等星アルフェッカなどを目印にしてレモン彗星を見つけて、観察したり撮影したりしてみよう。また、夕方から宵の空にはスワン彗星(C/2025 R2)も見える。レモン彗星よりは暗めだが、こちらにも注目したい。
彗星の位置(赤道座標)
赤道座標の星図。日付横の括弧内は予想等級。画像クリックで表示拡大
予想等級はCOBSのデータや吉田誠一さんのウェブページの情報などに基づいて計算したものです(最終更新日:10月3日)
レモン彗星は2025年1月に米・レモン山天文台での観測によって発見された非周期彗星。8月中旬に急増光し、双眼鏡で見えるクラスの彗星になった。
〈関連リンク〉
COBS:Comet C/2025 A6 (Lemmon)
吉田誠一のホームページ:C/2025 A6 (Lemmon)
星空ガイド
天体写真ギャラリー:彗星・小惑星・準惑星
レモン彗星(C/2025 A6)
天文シミュレーションソフト「ステラナビゲータ」 彗星の見え方を調べて観察や撮影に備える
天体撮影ソフト「ステラショット」 カメラと赤道儀を制御。ライブスタック機能で電視観望も
天体画像処理ソフト「ステライメージ」 メトカーフコンポジット機能で彗星の移動に合わせて画像合成
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AstroArts
https://www.astroarts.co.jp/article/hl/a/14159_ph251021























【3I/ATLAS】ミチオ・カク:緊急アラート!R2 Swanは彗星ではない!科学者たちはパニック!→イーロン・マスクのスターリンクが何かを受信!?
2025-10-03 19:23
みなさん、こんにちは。アメリカのイーロン・マスクは、自分の番組を持っているらしい。それを翻訳して動画にしている人がいる。最近の3I/ATLASの今、がどうなったかについてmのマスク氏の演説を一応ここにもメモしておこう。これである。
✔ ミチオ・カク:緊急アラート!R2 Swanは彗星ではない!科学者たちはパニック!
いま3I/ATLASはどうなったのだろか?一説では、火星に近づく時に分裂して、一部は火星に激突コースをたどり、残りは地球に激突コースだったようだ。しかしながら、それも途中で分裂した。一体何が起こったのだろうか?ところが、イーロン・マスクのスターリンクという人工衛星のネットワークシステムは、太陽の向こう側にいる「みえない物体」からの通信を傍受しているというのだ。はたしてこれは事実なのだろうか?それにしてもこの3I/ATLASはあっという間に太陽系に来たようですナ。その中に知的生命体がいたのかどうか?
いやはや、世も末ですナ!
弥栄!

井口和基の公式ブログ5
http://quasimoto5.exblog.jp/30768416/









「宇宙人の乗り物」が太陽系内に...? Xデーは10月29日、ハーバード大教授「休暇はXデーの前に」
10/24(金) 18:30配信
ニューズウィーク日本版
7月に観測された恒星間天体「3I/ATLAS」は、ただの彗星というには異常な点が多い
ハッブル望遠鏡が捉えた「3I/ATLAS」。果たしてその正体とは ZUMA Press Wire via Reuters Connect-REUTERS
まもなく太陽への最接近を迎える恒星間天体「3I/ATLAS」。これまでに発見された中で3番目の太陽系外からやってきたこの天体は、科学者たちを大きく興奮させている。ミシガン州立大学のダリル・セリグマン物理・天文学部教授は本誌に「これは非常にエキサイティングな発見だ」と興奮気味に語った。本誌はNASAにもコメントを求めたが、返ってきたのは自動返信メールだった。「NASAは現在、政府の資金停止により閉鎖中です。このメールボックスは監視されていません」
恒星間彗星は極めて稀であり、3I/ATLASの発見は惑星科学者の興味を大いにそそった。ペンシルベニア州立大学の天文学・天体物理学教授であり、同大学の地球外知性研究センター所長でもあるジェイソン・ライトは「観測できた恒星間彗星は、3I/ATLASを含めても3例しかない。そのため、惑星科学者たちは恒星間彗星を観測できる機会が巡ってきたことに、大いに興奮している」と本誌に語った。
「彗星は、惑星と共に恒星が誕生する初期段階で形成される......大半は恒星の周囲にとどまっており、時折恒星に近づいて尾を形成する。しかし、一部の彗星は、惑星の重力によって恒星系からはじき飛ばされ、恒星間を漂うことになる」
■ 3I/ATLASとは?
3I/ATLASは7月1日に、NASAが資金提供しているチリのコキンボ州リオ・ウダルトにあるATLAS(地球衝突小惑星最終警報システム)望遠鏡によって初めて発見された。「3I/ATLAS」という名称もこの時に与えられた。発見当時、3I/ATLASと地球からの距離は約6億7000万キロメートルだった。NASAは地球への最接近時でも2億4000万キロメートル以上の距離を保つことなどを踏まえ、この天体が「地球に脅威を与えることはない」と発表している。3I/ATLASの前に発見された恒星間天体は、2017年に発見された「1I/オウムアムア」と、2019年に発見された「2I/ボリソフ」の2つだけだ。セリグマンは「これらの天体が銀河の他の場所から来たものであることは、軌道が双曲線であることから明らかだ。太陽系に縛られることなく、飛び去っていくだろう。(太陽系に)再び戻ってくることはない」と述べている。
科学界では、3I/ATLASは彗星だという見解が広く受け入れられている。セリグマンは、「彗星活動の明確な証拠がある。発見当初から現在に至るまで、その振る舞いは太陽系内の彗星と完全に一致しているのだ」と述べた。一方、ハーバード大学の教授であり、理論計算研究所の所長でもあるアブラハム・アビー・ローブは、3I/ATLASが「宇宙人の技術」である可能性がわずかに存在すると主張している。その根拠として、ローブは、3I/ATLASがこれまで発見された2つの恒星間彗星よりも明らかに大きく、より高速で移動していること、太陽に最も近づく時点で「地球からは観測できなくなる」こと、「周囲のガスの中に含まれるニッケルの量が鉄よりも多い」ことなど、複数の「異常」を挙げた。
■ 3I/ATLASのおかしな点は、2019年の恒星間天体でも
宇宙人の可能性が囁かれている中でも、科学者たちは3I/ATLASは彗星とのスタンスを崩さない。ライトは3I/ATLASの「異常」について、「多少の奇妙さはある」としつつも、「大して驚くようなことではない」と述べている。その理由として、太陽系内の彗星も「非常に多様である」こと、そして、3I/ATLASが「別の恒星系から来たものなのだから、ある程度違っていて当然」であることを挙げている。
「こうした違いは、他の恒星系がどのようにして惑星を形成するのかを知る手がかりになる」
また、ニッケル量についても、ニッケルを含む彗星も少なくないため、特別奇妙なことではないという。セリグマンによると、太陽に近づいた一部の彗星では、「塵の中に含まれるニッケルが蒸発し、蒸気として観測される」ことがある。この現象は「通常、3I/ATLASが現在存在している環境よりずっと高温の環境で起こる」が、「太陽系内の彗星や、2019年に飛来した恒星間彗星2I/ボリソフでも観測された」と指摘した。
「ニッケルが昇華するには温度が低くなりすぎるような構成から遠く離れた場所でニッケルが観測されるというこの現象は、太陽系を周回する彗星でも確認されている。おそらくこれは、3I/ATLASの氷の構造が複雑なためであり、他の物質とともにニッケルが氷の中に取り込まれていることを意味している」
■ 10月29日がXデーになるかも?
天体が太陽に最も接近した時の到達点を「近日点」という。3I/ATLASは10月29日に近日点に到達すると予測されている。そして、近日点に到達する時こそが、彗星の構成物質を観測する上で、理想的な条件が整う時期とされる。「すべての彗星は、太陽に接近する軌道を持っている」とセリグマンは述べた。そしてその時に、「彗星は最も直接的に太陽光を浴び、最も熱を持つ」と付け加えた。この温度上昇により、さまざまな種類の氷が「それぞれの温度で活動を開始」し、「可能な限り多くの氷が活性化する」ことになるという。
「彗星の近日点近くでの観測は、いわば最も効率のよい観測機会だ。彗星の構成を最も包括的に捉えるチャンスとなるからだ」
一方、ローブは3I/ATLASの軌道に疑問を呈している。3I/ATLASを観測する最も適した時期は「ちょうどそれが地球から観測不能になる時期と重なる」という。
「これは単なる偶然なのか、それとも軌道設計と宇宙航法の原則に基づいたものなのか」
またローブは、女優で神経科学博士のマイム・ビアリクがホストを務めるポッドキャスト「ビアリク・ブレイクダウン」で、次のように述べた。
「休暇を取るなら(3I/ATLASが近日点に到達する)10月29日より前に取るべきだ。その日何が起こるかは誰にも分からないのだから」
しかし、ライトは3I/ATLASの軌道について「特別な意味はない」としており、「彗星が太陽の反対側に抜けた後、再び観測できるようになる」と述べている。NASAによれば、3I/ATLASは12月初めには太陽の向こう側から再び姿を現す見込みである。インターネットでは3I/ATLASが宇宙人の乗り物であるという都市伝説がまことしやかにささやかれている。果たして、人類は無事に10月29日を乗り越えることが出来るのだろうか。

Yahoo!ニュース
https://news.yahoo.co.jp/articles/d23384df725d4c16a3f9b733cf05d3556f2d56f4




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