2014年12月22日月曜日

天体情報

朔旦冬至
1995年12月22日8:17(GMT)
2014年12月22日08:04(JST)

MoonLABO Cafe almanac ムーンラボカフェ 暦占茶室
http://www.moonlabo.com/cafe/almanac/?OpDv=essay141211







朔旦冬至
朔旦冬至、19年に一度、冬至の新月
古代中国(殷の時代)において、1年の始まりは冬至だった。
太陽が最も短くなる瞬間が1年の終わりであり、同時に、はじまりでもあった、ということ。
古い時代には、地面に棒を立て、南中した時の影の長さを計っていたわけであるが、寒くなるにつれて、太陽はだんだんと低くしか昇らなくなっていき、昼の時間は短くなり、日の出の方角も、日の入りの方角も南に寄っていく。そして南中の影はだんだんと長くなってくる。その影が、ほんの少し短くなった日があれば、その日を冬至と定めていたと考えられる。(観象授時暦であったため。古い時代には、月初は新月(朔)ではなく、月が見え始める朏(ひ)が、2日月か3日月であり、その見えはじめをもって新たな月がはじまっていたことと同様。)
弱まった太陽が再び蘇る冬至こそが、年初にふさわしい時であるとされていたわけである。しかしそのうちに、人々は1年が約365.25日であることを知り、毎年の観測記録から、冬至がいつやってくるのか、がだいたいわかるようになってくる。そして暦が作られるようになる。
古代中国では、天子(皇帝)は冬至には、臣下や属国に来年の暦を配った。暦は、天が定めた最高権力者しか作成することができなかったからであり、暦が作られたということは、政治が天文を把握したということでもあった。属国は、貢物を持って、暦を貰いにやってくる。これが冬至使(年貢使)であった。その後冬至は新年ではなくなり、立春が新年のはじまりとなったため、太陰太陽暦では、冬至を含む月は11月となった。が、冬至を暦計算の起点とすることには変わりない。また、日本でも「御暦奏(ごりゃくのそう)」といって、毎年11月1日に陰陽寮が宮廷に翌年の暦を奏進する儀式が行われていた。
さて、冬至を年初としていた時代のことであるが、太陰太陽暦なので、実際には、冬至の後の朔の日から、新しい年がはじまっていた。年のはじまり、元旦である。しかし、冬至の日が必ず新月になるというわけではない。冬至の日の月齢は、年によりさまざまに変化する。が、19年に1度、冬至の日が新月(朔)となる。これを朔旦冬至(さくたんとうじ)と称する。年のはじまりである冬至が朔と重なる、いかにも区切りがよさそうである。そしてこの区切りのよい朔旦冬至は、19年に一度、訪れる。
1年365日(閏は366日)の太陽暦と、朔望月の月齢とは、19年に一度、同じとなる。19年に一度太陽暦と月が一致するメトン周期である。つまり、19太陽年は365.242 194日×19=6939.601 686日という長さを持つ。235朔望月は29.530 589日×235=6939.688 415日であり、その時の長さがほぼ等しくなる。しかし、12か月×19年=228か月となるため、235には7カ月足りない。そのため、19年間に7回の閏月を入れることで、19太陽年の長さと等しく調整する方法がとられた。太陰太陽暦における19年間に7回の閏月を入れる、(19年7閏)、これを章法という。
そして、19年ごとに訪れる朔旦冬至から新たな章がはじまるとした。朔旦冬至は、章のはじまり「章首」でもあった。19年ごとに、冬至に朔が訪れる。これは、天文と暦が一致していることを示す吉兆であり、天文と暦が一致していれば、作物が実り、政治がうまくいくと考えられていたので、朔旦冬至を祝う儀式が行われた。ただし、章法ではなく、破章法を採用している暦法では(19年単位で調整しているわけではないので)、19年7閏とはならず、19年のうちに朔旦冬至が複数回発生してしまうようなこともありうる。
メトン周期によらない破章法として、玄始暦では600太陽年=7421朔望月、南朝の大明暦では391太陽年=4836朔望月などが用いられた。日本でも儀鳳暦(唐の麟徳暦)以後は破章法が導入された。それにより、冬至が旧11月2日になってからやってくるようなことも起こり、その場合には、冬至の前に大の月を1つ増やして11月2日を11月1日に修正するような改暦が行われている。日本では承平6年(936年)には、冬至が旧10月30日にやってきてしまい、「暦家の失」と非難され、不吉とされたことは歴史的に有名な事実である。
また、章首以外の旧11月1日が冬至になってしまうことを「臨時朔旦冬至」と称するが、これもまた不吉であるとして、改暦して1日にならないようにしていた。ただし、朝廷儀礼の衰退に伴い、応仁2年(1468年)以降は、章首を朔旦冬至とする改暦は、行われなくなった。それどころか、戦国時代の弘治元年(1555年)には、儀式を行うには財政難であるとして、朔旦冬至を回避したということである。
今回の冬至は2014年12月22日08:04(JST)である。
そして22日10:37(JST)が朔となる。
だから、日本においては(また、台北においても、北京においても)、朔旦冬至となる。
が、GMTでは冬至は2014年12月21日23:04(GMT)であり、そして朔は12月22日01:37(GMT)であるので、厳密には朔の同日に冬至があるわけではなく、旧10月晦日に冬至がやってきてしまうケースとなる。が、このような場合、(歴史的には)朔の日付を調整するなどして朔旦冬至とする操作を行うケースに当たっている。
なお、前回の朔旦冬至は、1995年、19年前に起こっている。その時、冬至は12月22日8:17(GMT)であり、朔は12月22日2:22であり、占星射手座宮の終わりに月がある朔であったが、同日に冬至と朔があればよく、朔と冬至のどちらが先になるかなどの順序については問題とはならない。
占術研究家 秋月さやか

MoonLABO Cafe almanac ムーンラボカフェ 暦占茶室
http://www.moonlabo.com/cafe/almanac/?OpDv=essay141211


2014年12月21日日曜日

天体情報

2014年は19年に一度のスペシャルイヤー! 注目の天体イベント一覧 - Love your life.MYLOHAS
朔旦冬至(さくたんとうじ)
旧暦11月1日が冬至と重なることを「朔旦冬至」と呼びます。
19年に1度の吉日とされ、なんと今年の12月22日が、その日にあたります。
19年ぶりの吉日なんて、今からワクワクがとまりません!

Love your life.MYLOHAS
http://www.mylohas.net/2014/01/0350882014_hosigirl_0101.html




12月20日 夜明け前の東の空に月と土星が並ぶ
11月19日に「合」となった土星は12月下旬になると、夜明け前の東の空に姿をあらわします。2014年は月と土星が接近する様子が毎月のように見られますが、この日も新月前の細い月と土星が接近します。土星が0.5等級と肉眼では見えにくいですが、低倍率の双眼鏡や望遠鏡を使って観測してみてください。
※ZHR:天頂出現数(てんちょうしゅつげんすう、Zenith Hourly Rate)
観測者に見える流星の理論的な最大数。
流星群の放射点が天頂にあって、光害のない理想的な条件で見ることのできる、1時間あたりの流星の数をあらわします。

ケンコー・トキナー
http://www.kenko-tokina.co.jp/special/celestial/astronomicalcalendar_2014.html


2014年12月20日土曜日

天体情報 / 2015年の主な天文現象


2015年の主な天文現象についてまとめてみました。
天文を題材とした行事予定にお役立ていただくと嬉しく思います。
流星の情報については、「日本流星研究会」 の内山茂男さん(千葉県柏市)にご教示頂きました。
星食関連の予報は、 比較的充実しております。
流星や星食は、アマチュアが天文学に直接かか わることのできる数少ない分野ですので、多くの観測者の得られることを 期待しております。
何かご不明なことや修正すべき点にお気づきの方がいらっしゃいましたら、ご一報いただけますと幸いです。

せんだい宇宙館-ニュース-
http://sendaiuchukan.jp/event/news/2014-6.html








主な節気 (2015年1月~2016年3月)
2015年
2月 4日 立春
3月21日 春分
5月 6日 立夏
6月22日 夏至
8月 8日 立秋
9月23日 秋分
11月 8日 立冬
12月22日 冬至

せんだい宇宙館-ニュース-
http://sendaiuchukan.jp/event/news/2014-6.html















惑星の暦 (2015年1月~2016年3月)
2015年
1月15日 水星 東方最大離角
2月 7日 木星 衝
2月25日 水星 西方最大離角
2月26日 海王星 合
4月 7日 天王星 合
5月 7日 水星 東方最大離角
5月23日 土星 衝
6月 7日 金星 東方最大離角
6月14日 火星 合
6月25日 水星 西方最大離角
8月14日 金星 内合
8月27日 木星 合
9月 1日 海王星 衝
9月 4日 水星 東方最大離角
10月12日 天王星 衝
10月16日 水星 西方最大離角
10月26日 金星 西方最大離角
11月30日 土星 合
12月29日 水星 東方最大離角

せんだい宇宙館-ニュース-
http://sendaiuchukan.jp/event/news/2014-6.html













月の暦 (2015年1月~2016年3月)
新月 上弦 満月 下弦
2015年
1月 5日 1月13日
1月20日 1月27日 2月 4日 2月12日
2月19日 2月26日 3月 6日 3月14日
3月20日 3月27日 4月 4日 4月12日
4月19日 4月26日 5月 4日 5月11日
5月18日 5月26日 6月 3日 6月10日
6月16日 6月24日 7月 2日 7月 9日
7月16日 7月24日 7月31日 8月 7日
8月14日 8月23日 8月30日 9月 5日
9月13日 9月21日 9月28日 10月 5日
(9月27日 中秋の名月)
10月13日 10月21日 10月27日 11月 3日
11月12日 11月19日 11月26日 12月 3日
12月11日 12月19日 12月25日
# 最遠の満月 3月 6日 03h05m 地心距離 40.6万km
# 最近の満月 9月28日 11h50m 地心距離 35.7万km スーパームーン
# 前夜の 中秋の名月 もかなり近い(地心距離 35.8万km)

せんだい宇宙館-ニュース-
http://sendaiuchukan.jp/event/news/2014-6.html














主な天文現象 (2015年1月~2016年3月)
2015年
4月 4日 皆既月食
全国で全過程のみられる観察条件の良い皆既月食
欠け始め 19h15.4m
皆既始まり 20h54.2m
食の最大 21h00.2m
皆既終わり 21h06.4m
食の終わり 22h45.1m
8月13日 ペルセウス座流星群極大。
3大流星群の1つ。明け方に輻射点が高く上るので、宵よりも明け方の方が多くの流星を見られる。また、20時頃では、出現数は少なめだが、長経路の印象的な流星が見ら
れる。2015年は、月明かりなく好条件で見られる。
10月19日 火星による 4.6等星(HIP 54182 = 63χLeo)の食
潜入/ 札幌:04h23.1m, 仙台:04h23.0m, 東京:04h22.9m, 大阪:04h22.9m
福岡:04h22.8m, 鹿児島:04h22.8m, 那覇:04h22.7m
出現/ 札幌:04h25.5m, 仙台:04h25.6m, 東京:04h25.6m, 大阪:04h25.5m
福岡:04h25.4m, 鹿児島:04h25.4m, 那覇:04h25.4m
12月14/15日 ふたご座流星群極大。
年間最大の出現を見せる流星群。
2015年は月明かりも全くなく、好条件。ピークは日本時刻の03時頃であり、14/15日は一晩中多くの流星が期待できる。出現数は60~100個/時程度であろう。

せんだい宇宙館-ニュース-
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主な彗星(2015年1月~12月)
67P/CHURYMOV-GERASIMENKO
欧州の彗星探査機ロゼッタの探査対象とされる彗星として注目される。
ロゼッタは、2015年に近日点通過まで彗星の観測を行う。彗星は 2015年8月13日に近日点を通過後、9月末には明け方に9等台となる見込み。残念ながら、地球からの観測条件はあまりよくない。
C/2013 US10(Catalina)
11月15日に近日点を通過後、地球に近づくことにより、12月中の明け方の空で、6等台の双眼鏡級にまで明るくなる。
主な星食 (2015年1月~2016年3月)
2015年
1月25日 天王星(5.9等)の食
暗縁潜入/ 札幌:21h42m[+/-3.8s],仙台:21h56m[+/-7.4s],
※[潜入/出現 に要する時間]
6月15日 水星(1.7等)の食(日中)
明縁潜入/ 那覇:11h09m[+/-19.7s]
暗縁出現/ 那覇:12h15m[+/-19.4s]
※[潜入/出現 に要する時間]
※限界線は鹿児島県南部付近
6月18日 λGem(3.6等)の食
暗縁潜入/ 東京:19h29m, 大阪:19h32m
福岡:19h36m, 鹿児島(川内):19h40m, 那覇:20h00m
7月13日 アルデバラン(αTau 0.9等)の食(低空)
暗縁出現/ 札幌:02h24m, 仙台:02h14m, 東京:hm, 大阪:hm
8月27日 ρSgr(3.9等)の食
暗縁潜入/ 札幌:00h25m, 仙台:00h32m, 東京:00h36m, 大阪:00h32m
福岡:00h26m, 鹿児島(川内):00h29m, 那覇:00h39m
明縁出現/ 福岡:01h22m, 鹿児島(川内):01h20m, 那覇:01h09m
10月 2日 アルデバラン(αTau 0.9等)の食(低空)
明縁潜入/ 札幌:20h48m
暗縁出現/ 札幌:21h20m, 仙台:21h18m, 東京:21h17m, 大阪:21h16m
11月26日 アルデバラン(αTau 0.9等)の食
明縁潜入/ 札幌:17h18m
暗縁出現/ 札幌:18h10m, 仙台:18h04m, 東京:18h01m, 大阪:18h00m
福岡:18h00m

せんだい宇宙館-ニュース-
http://sendaiuchukan.jp/event/news/2014-6.html







主な流星群 (2015年1月~12月)
1月 4日未明 しぶんぎ座流星群極大
3大流星群の1つ。明け方に輻射点が高くなるので、明け方に多くの流星が見られる。
2015年は、日本では極大に向けて流星数が増加するところが観測できるが、満月直前の強烈な月明かりが邪魔をする。このため、見られる流星数は10~20個/時程度であろう。ただし、この流星群は年によって出現数の変動がある。なお、この日から1日ずれると1~2個/時程度まで減ってしまう。
4月23日未明 こと座流星群極大。
明け方に向けて輻射点が高くなるとともに流星が増加する。2014年のピークは日本時刻の9時前後。月明かりも全くなく、出現数は10個/時程度。
この群は、過去に何度も100個/時以上の突発出現をしているが、ダストトレイル計算によると、今年突発出現する可能性は低い。
5月 6日頃  みずがめ座η流星群極大。
薄明開始直前に、長経路の印象的な流星が見られる。2015年は満月直後の強烈な月明かりが邪魔をする。このため、出現数は薄明開始前後で、3~5個/時程度であろう。極大日から2日程度ずれても出現数は少ししか減らない。
8月13日 ペルセウス座流星群極大。
3大流星群の1つ。明け方に輻射点が高く上るので、宵よりも明け方の方が多くの流星を見られる。また、20時頃では、出現数は少なめだが、長経路の印象的な流星が見られる。
2015年は、月明かりなく好条件で見られる。極大時刻は日本時刻の15時頃なので、夜間にピークとはならないが、12/13日と13/14日の2夜とも40個/時程度の十分な出現が見られるであろう。11/12日や13/14日だと15~20個/時程度であろう。
10月22~24日 オリオン座流星群極大。
高速で印象的な流星が見られる。また、このころはおうし座流星群の流星も少ないながら見られるが、おうし群の流星はゆっくりで、オリオン群との対比が面白い。極大から2日程度ずれても出現数は少ししか減らない。20154年は上弦過ぎの月があるが、
夜半過ぎに月が沈むので、その後は10~15個/時程度の出現が見られるであろう。
11月上旬~中旬 おうし座流星群極大
おうし座流星群は南群と北群に分けられ、南群が11月1日頃、北群が11月12日頃に極大となります。両群を合わせると、11月上旬全体が極大と考えてよいでしょう。例年では、合わせて5個/時程度の出現です。しかし、2015年は、木星との7:2の共鳴領域が地球に遭遇する見込みで、出現数がやや増え、火球も多くなることが期待できます
11月18日 しし座流星群極大。
高速で印象的な流星が見られる。ゆっくり流れるおうし群との対比も面白い。2~3日間は出現数もあまり変わらない。輻射点が上がってくる夜半後に見られる。
2015年は月明かりがなく、条件としては良好。母天体も遠日点付近まで遠ざかっており、5~10個/時程度の出現であろう。
12月14/15日 ふたご座流星群極大。
年間最大の出現を見せる流星群。
2015年は月明かりも全くなく、好条件。ピークは日本時刻の03時頃であり、14/15日は一晩中多くの流星が期待できる。出現数は60~100個/時程度であろう。13/14日であれば極大夜の半分程度の出現だが、15/16日になると極大夜の4分の1程度に減少してしまう。
※ 出現数は人工光害のほとんどないところでの大体の値です。月明かりを考慮して推測しています。
※ 流星群のピーク時刻は全地球的なものです。実際には観測地の輻射点の高度が重要です。
※ 「13/14日」は「13日から14日にかけての夜」を意味します。

せんだい宇宙館-ニュース-
http://sendaiuchukan.jp/event/news/2014-6.html








2014年12月18日木曜日

天体情報

12月20日 夜明け前の東の空に月と土星が並ぶ
11月19日に「合」となった土星は12月下旬になると、夜明け前の東の空に姿をあらわします。2014年は月と土星が接近する様子が毎月のように見られますが、この日も新月前の細い月と土星が接近します。土星が0.5等級と肉眼では見えにくいですが、低倍率の双眼鏡や望遠鏡を使って観測してみてください。
※ZHR:天頂出現数(てんちょうしゅつげんすう、Zenith Hourly Rate)
観測者に見える流星の理論的な最大数。
流星群の放射点が天頂にあって、光害のない理想的な条件で見ることのできる、1時間あたりの流星の数をあらわします。

2014年天文情報
http://www.kenko-tokina.co.jp/special/celestial/astronomicalcalendar_2014.html



2014年12月17日水曜日

噴火情報

インドネシア/北マルク州/マルク諸島北部/ハルマヘラ島/ガマラマ山(Gunung Gamalama)
2014年12月18日木曜日に13時41分、灰と岩石が2000メートル上空に噴き上がり、当局は空港の閉鎖とともに、警告を発令しました。噴き出たインドネシア北マルク州のガマラマ山により、9人の人々が負傷しています。また1人の人がまだ不明でと述べています。
火山のまわりの増大した地震は、 08時30分から観察されました。またそれは、爆発の約30分前に13時09分(22時09分の現地時間)に増大しました。
政府高官によると、避難命令は、北マルク州集落などに出されています。また最近の雨により水量が多いため、流れ出した溶岩が川に流れてくるかもしれないと今後、警告を発令する準備があると、災害管理部門の話として伝えています。
国家防災庁のスポークスマンは、 火山灰は、金曜日の朝の時点でテルナテの都市に多く覆い尽くしていると空の様子を述べています。
USGSは群発地震をガマラマ山150キロ北西あたりで観測しています。
ガマラマ山(Gunung Gamalamaテルナテのピーク)はハルマヘラの西部沖のテルナテの島全体を含み、インドネシアの最も活発な火山の一つであるニア円錐成層火山です。
島はマルク諸島北部のハルマヘラ島の西の沖合いにあります。
何世紀にもわたって、テルナテは香辛料貿易を行うためのポルトガル海上帝国とオランダ東インド会社の砦の中心であった。 それらがガマラマ山の火山活動の充分なレポートの元となっています。
2011年12月4日、ガマラマ山は噴火し2,000メートル上空まで物質を排出しました。テルナテ市の近郊の住民数千人は、火山灰の粒子が町に降り注いだために避難しました。3週間後の12月27日には約4名の死者がでました。
火山活動の1ヶ月後にはラハールが発生したことで数十名が負傷。
約2年前の2012年9月にはより激しい噴火が発生しています。
それより以前、1775年の噴火は約1300人の死者が出ています。

あほうどりのひとりごと★幸福への近道
http://breakingnew-site.seesaa.net/article/410952527.html

2014年12月4日木曜日

ノルウェー産サケ


ノルウェー産サケは世界一汚染の ひどい食品 
養殖サケに含まれる汚染物質は、 脳の発達に悪影響を及ぼし自閉症や活動過多症
http://www.asyura2.com/13/health16/msg/705.html
投稿者 てんさい(い)
日時 2014 年 12 月 04 日
 19:40:50: KqrEdYmDwf7c
http://hietorilife.blog102.fc2.com/blog-entry-2001.html
スーパーの魚売り場や回転寿司で、鮮やかなピンクにサシの縞が入ったサケ(大西洋サケやギンザケ、トラウト)を見ると、
つい手が出てしまいます。
養殖サケは、安いうえに
「オメガ3脂肪酸でコレステロール減少。頭も良くなる」と、日本の家庭や学校給食でも購入量のトップを占めています
日本の生サケ輸入の90%有害汚染物質が蓄積
こうしたサケは、ほぼ全量が輸入の養殖物。
塩鮭などでおなじみの国産紅鮭(野生種)とは別物です。
日本の輸入量全体では、チリが68%とダントツ(2012年。以下同様)。
次にノルウェー 11%、アメリカ10%と続きます。
ただし、日本に輸入される生のサケは、90%以上がノルウェー産。
冷凍ものは80%以上がチリ産ですが、チリの輸出量上位を占める会社は、ノルウェー資本の企業です。
世界全体でみると、ノルウェーのサケ生産量は13年に114万トンと、チリの46万トンに大きく水を開けています。
また、サケなどの海水養殖用の餌は、ノルウェー資本の2社が世界市場を独占しています。
しかし13年6月、当のノルウェー政府が
「サケなど脂の多い魚には、有害汚染物質が蓄積されているので、若い女性や妊婦は週2回を超えて食べないほうがいい」
との通達を出しています。
この通達は国内のみで、外国には伏せていることがわかり、ヨーロッパで波紋が広がっています。
フランスの公共テレビ「フランス2」は13年11月、
北欧の清冽なイメージとはかけ離れた養殖魚汚染の実態を暴露するルポルタージュを放映しました。
ノルウェー産サケは世界一汚染のひどい食品
ノルウェーの養殖場では、数百万尾のサケを密集して飼っているため、病気や寄生虫が頻発します
これを防ぐため、原発労働者のような防護マスク・防護服を身に着けた職員が、ジフルベンズロンなどの殺虫剤を、
太いホースで生け簀に撒いています。
養殖タラは、寄生虫駆除で使われる殺虫剤で、遺伝障害のある奇形魚が多発し、
それが天然のタラにも広がっています。
ノルウェーのベルゲン大学の調査では、養殖サケに含まれる有害化学物質の量は食品のなかで、
ずば抜けて高いことがわかっています。
天然サケに含まれる脂肪分は5~7%ですが、
脂が好まれるため、養殖ものは脂肪の多い飼料を与えて、15~34%に高めています。
脂肪分の多い飼料には、バルト海産のイカナゴが大量に使われます。
バルト海はアザラシの大量死でも知られる高汚染海域で、汚染はとくに脂肪に集中します。
スウェーデンでは魚屋でバルト海産の海産物を買うと、政府の指導で店員が
「汚染が強いので週1回以上は食べないように。妊婦や乳児は食べてはいけない」
と客に注意しているほどです。
モンサント社の殺虫剤を脂肪の酸化防止に使用
また、魚の加工工場から出る頭や内臓、規格不適合品などの残渣(残りかす)は、
ほかの加工食品や化粧品、ペットフード、水産飼料の原料などにリサイクルされています。
さらに、飼料工場では米国の多国籍バイオ化学企業であるモンサント社が開発した殺虫剤・
エトクシキン(野菜や果物用)を脂肪の酸化防止剤として添加しています。
欧州食品安全機関は、エトクシキンの人体への安全評価を行わないまま認可し、魚への利用を
まったく規制していないため、その使用は野放し状態なのが実態です。ちなみに、その危険性を
指摘する論文を発表したベルゲン大学の研究者は、上層部からの圧力で職を追われています。
このように、脂身の多い養殖魚では、水産飼料を通した食物連鎖によって、汚染が何重にも生物濃縮される構造があるのです。
ノルウェーの環境団体は「とくにノルウェー産サケは世界一汚染のひどい食品」と警告しています。
ノルウェーの食品安全研究所に在籍していたフランス人研究者のC・ベチューヌ博士は
「若年層では、養殖サケを食べる健康メリットよりも、ダイオキシンやPCBなどの害の方が大きい」と指摘しています。
ベルゲン大学生化学研究室のビヨールケ・モンセン博士は、
「養殖サケに含まれる汚染物質は、脳の発達に悪影響を及ぼし、自閉症や活動過多症、知能低下にも関係する。
また、免疫、ホルモン系、代謝にも悪影響をもたらす。
汚染物質は、母乳を通して乳児にも移行する」
と述べています。
残留汚染物質を調査 日本は水銀規制のみ
米国の学術雑誌『サイエンス』(04年303号)掲載の、
養殖サケ中の残留汚染物質の調査は大きな反響を呼びました。
それ以降、各国の専門家が警告を発しています。
ロシアは06年にノルウェー産サケの輸入を禁止しました。
日本の厚生労働省は「妊婦への魚介類の摂食と水銀に関する注意事項」(10年改定)を公表していますが、
対象物質は水銀のみで、サケは含まれていません。
日本消費者連盟共同代表 真下俊樹
(食べもの通信 2014.06 より転載)
チリ産も危険と聞きます。
私はオルターで魚介類を買っていますが
日本全国発送していないのでホワイトフードをお勧めします
ストロンチウムも測ってくれています。割高ですが安心料だと思います  

★阿修羅♪
http://www.asyura2.com/13/health16/msg/705.html

2014年12月1日月曜日

天体情報

2014年12月
12月6日 ○満月
12月13日ごろ 
ふたご座流星群が極大 ふたご座流星群は、毎年安定して多くの流星が見えます。しかも午後9時ごろから夜明け前の午前5時半ごろまで活動が続きます。2014年は、深夜に月が出てきますが、下弦の月であるので月明かりはそれほど明るくなく、流星観測への影響は少ないでしょう。
12月22日 ●新月

天体現象をたのしむ
http://www15.ocn.ne.jp/~kagaku/ocn/tsu_wkk/tentaigenshou/tentai_tanoshimu.htm







2014年は19年に一度のスペシャルイヤー! 注目の天体イベント一覧 - Love your life.MYLOHAS
朔旦冬至(さくたんとうじ)
旧暦11月1日が冬至と重なることを「朔旦冬至」と呼びます。
19年に1度の吉日とされ、なんと今年の12月22日が、その日にあたります。
19年ぶりの吉日なんて、今からワクワクがとまりません!

Love your life.MYLOHAS
http://www.mylohas.net/2014/01/0350882014_hosigirl_0101.html





12月20日 夜明け前の東の空に月と土星が並ぶ
11月19日に「合」となった土星は12月下旬になると、夜明け前の東の空に姿をあらわします。2014年は月と土星が接近する様子が毎月のように見られますが、この日も新月前の細い月と土星が接近します。土星が0.5等級と肉眼では見えにくいですが、低倍率の双眼鏡や望遠鏡を使って観測してみてください。
※ZHR:天頂出現数(てんちょうしゅつげんすう、Zenith Hourly Rate)
観測者に見える流星の理論的な最大数。
流星群の放射点が天頂にあって、光害のない理想的な条件で見ることのできる、1時間あたりの流星の数をあらわします。

ケンコー・トキナー
http://www.kenko-tokina.co.jp/special/celestial/astronomicalcalendar_2014.html



2014年11月29日土曜日

歴史情報

ガイアの法則(2)
【ユダヤに流れたシュメールの叡智】
あなた方の文明は今、死と再生の節目にある。
私たちからすれば、誕生のときにあり、現象界のあなた方の世界では死を迎える時だ。
今、あなた方は、シュメール人同様、人類にとっての新たな文明の誕生に直面している。
死と再生とは何を意味するのだろうか?
新年を死と再生の時という意味で考えてほしい。
生命の1サイクルが終わり、冬という死を過ぎて、次のサイクルへと進む節目が新年だ。
1年のリズムは惑星の公転スピンでもたらされるが、もっと巨大なスピンによる新年があるのだ。
生命のリズムが地球のスピンに連動するように、人類の文明もそうだというのか?
地球というこの天体をあなた方は物質的存在としてのみ認識している。
だが、地球は命のリズムを刻んでいる。 そのリズムは、地球の真中心に流れる中枢が奏でる聖なるリズムなのであって、 その中枢は地球上の全生命を連動させるのだ。
彼のいう聖なるリズムについて、もっと詳細を知りたくなった。
人類の歴史の中で、ユダヤ人の歴史や動向がこうも人類史を左右してきたのか関心があるだろう?
その通りだった。 キリスト教から生まれたユダヤ教、ユダヤ財閥、天才的科学者、
なぜこれほどまでにユダヤ人が世界に影響を与えてきたのか疑問であった。
見方によっては、人類史を左右する中核にユダヤ人がいるようだ。
貴方にはまだその知識がないが、貴方の国(日本)の歴史も例外ではない。
日本の歴史は、貴方が神話として知る天照大神の時代からユダヤの血縁が関与している。
彼ら(ユダヤ人)の中には、我々シュメールの叡智の一部を受け継いだ一派があるのだ。
ユダヤ民族の祖アブラハムは、シュメールと関連がある。
 ○ アブラハムは正妻サラとの間に子供が出来なかった。
 ○ 女奴隷ハガルを愛人とし、その間に子供が生まれた。
 ○ この子供がイシマエルの子孫となり、ムハンマドにつながるアラブ民族になる。
 ○ だがその後、正妻との間にイサクという子供ができ、
   その子孫がユダヤ人のルーツだ。
正妻サラと、アブラハムの母もシュメール人なのだ。
当然、ユダヤ人はシュメール人の血を引いているのだ。(イサクはサラの唯一の子)
アブラハムは重要な系譜をもつソウルであり、故にユダヤ歴史に関連しているのだ。
彼は妻の母国シュメールを尊敬していたし、多くのことをシュメールから学んだ。
聖書の神話がシュメール神話を元にしているのはそのためだ。
ユダヤ教はシュメールの神々を信仰する多神教であったのだが
シュメールの最重要な叡智は口伝され、密かに守られてきた。
その叡智を凝縮した象徴図形は、貴方が天皇家の紋章として知る
あの16放射状の図形と同一の図形なのだ。

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歴史情報

ガイアの法則(9)
【人類の文明法則史】
● 第一文明期(約6400年前-4800年前)
○ 東回りスピン=東経45.0度=シュメール文明の中心
高度な建築技術、造船技術、高度な医学(白内障治療も可能)
議院内閣制、正確な暦、高度な天文学(歳差運動さえも)
先立つ文明のない高度な文明ということで古代史最大の謎とされる
○ 西回りスピン=東経67.5度=インダス文明の中心
4500年前に突如として完全計画都市文明が出現にしたことに
かねてより疑問視する声あり、これ以前に高度な文明がなければ
不自然と考えられていた。 近年になり・・・・
モヘンジョダロ遺跡の12m下層から別な大規模な遺跡発見される
● 第二文明期(約4800年前-3200年前)
○ 東回りスピン=東経67.5度=インダス文明の中心
上記に加え、約4000年前からアーリア人が侵入し衰退
○ 西周りスピン=東経45.0度=メソポタミア文明の中心
シュメール文明はアムル人による文明に入れ替わる(バビロン王朝)
キリスト教、ユダヤ教、イスラム教のルーツができる。
アッシリアの支配下に置かれ、この文明も終焉となる。
● 第三文明期(約3200年前-1600年前)
○ 東回りスピン=東経90.0度=ガンジス文明の中心
アーリア人が南下し、ガンジス川流域でインド古来の文明が発展
天竺、仏教、釈迦という高度精神文明
○ 西回りスピン=東経22.5度=ギリシア文明の中心
・395年=ローマ帝国の分裂
・476年=西ローマ帝国の滅亡
● 第四文明期(約1600年前-現在)
○ 東回りスピン=東経112.5度=中国文明の中心(唐)
かつて唐はアジアの大国として、世界最先端の文化を創出する国。
知的水準、技術水準においても世界を席巻する文明だった。
○ 西回りスピン=東経0.0度=アングロサクソン文明
1200年から現代までは、欧米文明の時代となる。 
焦点ポイントの東経0.0度はロンドンのグリニッジ天文台である。
1675年当時、世界中の植民地を持ち、世界最大の海運国として
栄えた彼らの中心地を世界のヘソとして位置づけた。
現代の資本主義も彼らの手によるものであり、英国米国の中心民族
であるアングロサクソンの繁栄の証である。
その後、彼らの言語である英語は、世界中に広まった。

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一応ここで、今までの歴史をまとめてみました。それにしてもすごい法則ですよね。
初めて聞いた人は、かなりびっくりされると思います。
ここで、本の冒頭を紹介します。
ロスチャイルド、フリーメーソン、アングロサクソン・・・・
なぜ彼らによる世界が今、揺らぎはじめているのか?
その全ての秘密もここにあった。
抽象論を超えた本物のワンワールドが、今明らかになる。 この世界には一般人が知る学問体系とは、別の知の体系がある。
本書は隠された知の体系に出会った体験記である。
読者は、新たな知の体系の理解に最初は苦しむだろうが 読み進むにつれ、この世界のカラクリに突然目が覚めることになるだろう。
よく日月神示などで「憎むのではなく、抱き参らせよ-」とありますが
つまり、あの阪神淡路、東北の震災は実行役としては確かにユダ金ですが、元々地球の法則、神の計画なのですね。
「神様はなぜそんな残酷なことを・・・」とほとんどの方が思うでしょうが 善と悪は表裏一体です。 死生観も大事になります。
本物の善の生命体になるためには、悪は必要ということです。
亡くなられた方々も無駄な死ということでもありません。
まぁ、この点に関しては個人の死生観によるので控えます。
日本刀を例にしてみます・・・・。
西洋の剣より日本刀は錆びにくく、まばゆいばかりの輝きを放ち、
魔力さえ感じると言われています。
日本刀を作る過程はご存知のように、叩く、冷やすを何回も重ねて
職人さんが精魂込めて作ります。(その前に身を清めます)
日本酒を造る時も同様ですね。(西洋ではしないと思います)
つまり、霊力、魔力のある日本刀を作るためには、 どんな過酷なことにも打ち克たなければ成らないという事ですね。
神様のプログラム、悪に打ち克ってこそ「神国日本再生の民」であり 真の世界平和のために功力しなさい-ということでしょうか。
犠牲になられた方々もきっと天上より見守ってくれているでしょうし 見えない力で応援してくださっていると私は思っています。
ドラマや映画でも、善人ばかりならば面白くありません。
視聴率、興行成績などはやる前から知れてます。 彼らも800年という長きにわたり、悪役を仰せつかりましたが そろそろ舞台からオイトマしなければならない時です。
彼らを憎むのではなく「ご苦労様でした」といえるまでの心境に ならないといけないみたい・・・・
そんな高尚な心境になれるのは、日本でも一握りの人たちでしょう。
ですが、目指すことはできます。 がんばりましょう♪

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東西文明は800年の壮大な周期で繰り返している。
02008/12/27(土) 午後 3:57
文明800年周期説
恐慌は文明的に検証し、理解することが必要です。
どうやら、西洋から東洋への文明主導権が転換するようです。
この今回の金融危機不況の根本的原因は「西洋から東洋への文明の覇権交代」が影響しているのだと思います。
文明法則史学に則り、東西文明交代期に何が起こりえるのか、どのような心がけでこの時代を迎えるべきかについて、ヨーロッパを例に800年周期の文明波動がどのように現れていたかを実証してみましょう。
ココでは、ヨーロッパを例に取り1600年を1周期とする文明の興亡を描いてみたいと思います。1600年を1文明サイクルとすると、現在知られているヨーロッパ文明はこれまで3文明サイクル、すなわち4800年の興亡の歴史があります。
第1文明サイクルはエーゲ海一帯のクレタ島やギリシャ本土のミケーネを中心に、いわゆるエーゲ文明が繁栄していた時代です。
その栄えた時代が約800年であったことは、高校生が使う教科書にも載っています。
浜島書店刊行の「最新図説世界史」という資料には「クレタ文明の全盛期は紀元前2000年ごろから始まり、クレタはやがてミケーネに移りミケーネ文明が滅びるのが紀元前1200年ごろである」と記載されています。つまり、エーゲ文明の全盛期は約800年間であり、ヨーロッパの第1文明サイクルは紀元前1200年に終わっているのです。
実は、この紀元前1200年ごろに村山節先生が作った年表の上に赤い印が固まって記入されたのです。例えば、シュリーマンが生涯をかけて発掘したトロイ文明もこのときに滅びています。
「トロイの木馬」で知られる有名なトロイ戦争は、東西文明交代期に伴う、民族大移動を含んだ終末戦争だったのです。その悲惨な記憶が余りにも鮮明だったため後に神話として語り継がれてきたのでしょう。
ギリシャの隣りの地域で、同じ時期に滅びた文明で小アジア(現在のトルコ)に栄えたヒッタイト文明があります。ヒッタイトは歴史上初めて鉄器をもたらした文明で小アジアを拠点に一時はメソポタミアにあった古バビロニア王国(現在のイラク)にまで進出した民族でした。
更にヒッタイトからやや遅れて、エジプト新王国も滅んでいます。そのときエジプトも戦乱の暗黒期に入ったのです。ちなみに、文明サイクルとしてはエジプトを含むアフリカはヨーロッパ文明に属します。
エジプトとメソポタミアは地域的にはすぐ隣合わせですが、文明サイクルとしては逆サイクルに属します。
メソポタミアが強い盛りの時には、その勢力がエジプトを支配し、エジプトが強い盛りの時には、メソポタミアを支配するという状況が起こっていました。このサイクルは両地域の長い歴史の中で1度も狂っていません。
何故、紀元前1200年ごろに、西の文明が一斉に滅んだのでしょうか。
最近になって発達した花粉考古学が、その答えの一端を示しています。土中の花粉を調べると当時の植生がわかります。植生がわかると当時の気象の変化もわかるのです。
それによりますと、紀元前1200年ごろを境に、地中海一帯の気候に大変化が起こっていました。この地域に急速な寒冷化が進んでいたのです。その結果、彼らの主食であった大麦や小麦の生産が短期間で大幅に落ち込みました。そして、文明地域の活力は低下し、周辺の文明化されていない民族であるドーリア人も飢えました。
彼らドーリア人が食物を求めて文明地域に大移動し、その武装化難民が流入したことが結果的に繁栄していた先進文明が滅んでいく原因になったのです。気象異変⇒食糧不足⇒民族大移動というサイクルがヨーロッパの第1文明サイクルの先進文明を滅ぼしたのです。
ヨーロッパの第2文明サイクルは、ギリシャ・ローマに文明が花咲いた時代です。エーゲ文明が滅びた後の400年は第2文明サイクルの武力が支配する冬の時代で暗黒の中世期です。
この時代がどれほど悲惨で暗黒な時代だったかは、エーゲ文明時代に盛んに使われていた文字が完全に忘れ去られてしまったことに示されます。なんと、文字は継承されなかったのです。高度文明はあきらかに断絶してしまいました。
ヨーロッパの第2文明サイクルの春の時代は、ギリシャに生まれます。伝説の詩人「ホメロス」が活動したとされる時代です。
最近の研究では「ホメロス」1人の詩人の名前ではなく、多くの詩人たちの作品をホメロスと言う名のもとに集大成したものだということがわかってきました。
後にホメロスと言う名前に統一された彼らの活動は、これまでポリスと呼ばれる各都市にばらばらに暮らしてたギリシャ人が方言の違いはあっても一体なのだという連帯感が急速に高まりました。つまり、文明準備期がこの時代のギリシャでした。
この時代を経てヨーロッパの第2文明サイクルの夏の時代が到来します。主としてギリシャを中心に芸術性豊かな文化が咲き誇ります。文学・哲学・科学などの各分野で卓越した業績が生まれていきます。これはヘレニズム文化と呼ばれています。
今日でも、ヨーロッパの古典文化といえばギリシャ文化です。ギリシャが生んだソクラテス・プラトン・アリストテレスなどの文化的天才の名前は、今でも人類の大きな財産です。
ギリシャ文化を基盤として、それを文化的に受け継ぎつつ発展させ大帝国を築き上げたのがローマ帝国です。ローマ帝国がヨーロッパの第2文明サイクルの秋の文明内容でした。
秋の時代の文化として、政治・思想・宗教などの面でローマ帝国は大きな遺産を残しました。特に宗教面では、世界的宗教までキリスト教を成長させました。
キリストが生まれた時代は、ローマが地中海一帯に覇権を確立した全盛期でした。
ギリシャからローマに続く高調度の夏から秋の時代への移行期でした。まだ大宗教の流行期には早すぎましたので、キリストが生きていた時代には、ほとんど広まりませんでした。かえってローマ帝国から迫害されていました。
キリストが死んで360年経ったころ、ローマ帝国が秋の時代の腐熟期を迎えたときにキリスト教は初めてローマ帝国の国教に採用されたのでした。
ローマ帝国の文明は、紀元後375年ころから活発化した北欧のゲルマン民族の大移動によって衰亡が加速され、西ローマ帝国は紀元後476年に崩壊します。これによってギリシャからローマへと繁栄したヨーロッパの第2文明サイクルに大きな区切りがつきました。
ゲルマン民族を大移動させた原動力も、やはり気象の大異変であり、それによる食糧不足でした。飢えて武装難民化したゲルマン民族が、贅沢のかぎりを謳歌していたローマ帝国内に攻め入り、略奪と殺戮や破壊を繰り返していきました。
いずれにしても、民族の大移動という現象が、文明交代期に現れる大きな現象であることは確かだと思います。ヨーロッパの第2文明サイクル終焉の後、ギリシャからローマへ続いた高度文明の多くは失われました。
この文明の文化的情報は、ほとんど中世ヨーロッパには伝達されませんでした。科学史の研究者として有名な伊藤俊太郎氏は著書「12世紀ルネッサンス」の中で、ギリシャ・ローマ時代に知られていた科学や芸術などの学術的な分野のうち、中世ヨーロッパに伝えられたのはわずかに5%にすぎなかったと指摘しています。
しかし、残りの95%は全て失われたわけではありません。それらの文化情報は東の文明に伝わったのです。イスラム教徒が造りあげたサラセン帝国には、ギリシャとローマの古典が保存され、そのための大きな図書館まで存在したのです。
ヨーロッパの中世、すなわちヨーロッパの第3文明サイクルの冬の時代は、ローマ帝国時代に比べて経済活動は著しく衰退しました。
ローマ帝国の時代には「全ての道はローマに通ず」といわれ、地中海地域全域と北アフリカにわたって経済と文化の交流が、盛んに行われていました。
帝国の領内と植民地の各地にローマ風の都市が造られ、それぞれが数十万から数万人の人口を誇っていました。しかし、其の後の暗黒時代であるヨーロッパの中世期は、戦乱が収まった後は自給自足同然の時代でした。
小さな村社会の中で全ての生活が行われ、目立つ建物と言えば村の中心に建つキリスト教会と、荘園領主の館だけでした。
年貢を多く取られる小作人がほとんどで、文化の香りなど何処にも存在していませんでした。中世最大の王国だったフランク王国の首都アーヘンですら人口は2千~3千人でしかありませんでした。
一方、このころに文明の興隆期を迎えていたアジアは、人口200万人のサラセン帝国の首都バクダッド、人口150万人の唐帝国の首都長安などが国際都市として世界中から多くの人々が住み、隆盛を誇っていたのです。
ヨーロッパの冬は長かったですが、やがて十字軍時代にヨーロッパ文明にもようやく春が巡ってきます。十字軍は名目上は聖地エルサレムの奪還を目的とした聖なる遠征軍であったのです。
だが、実際には繁栄を謳歌しているメソポタミアの西アジアからの略奪が盛んに行われ、十字軍の遠征から帰ってくる全ての船には略奪品で船底が一杯だったといいます。
十字軍をきっかけにヨーロッパとアジアを繋ぐ地中海航路が整備され、このころになってヨーロッパの生活水準が向上し始め、ココでようやく肉食の習慣が生まれました。
その肉を保存し、味付けをするために欠かせない調味料が胡椒でした。アジアでしか生産されない胡椒をヨーロッパに輸入するために地中海航路が必要とされたのです。
この時代にヨーロッパに活力が芽生えてきました。
ヨーロッパでは「12世紀のルネッサンス」と呼ばれていますが、後の本格的なルネッサンス全盛期に先駆けて、爛熟期を迎えていたアジア文明の高度な情報や富が集積し始めます。
ヨーロッパの最古の大学と呼ばれるオックスフォード大学・ケンブリッジ大学・パリ大学・ボローニャ大学などは、全てこのルネッサンス時代に誕生しています。
800年周期からすると遅い目覚めでしたが、ヨーロッパの第3文明サイクル春の時代がやっと始まったのです。このタイムラグはゲルマン民族の侵略と破壊活動がそれだけ激しく、ギリシャ・ローマ文明が受けた打撃の大きかったからでしょう。
12世紀のルネッサンスを基盤として14世紀から15世紀にかけて本物のルネッサンスがイタリアを中心に花が咲きます。西の文明の夏の時代が到来します。ルネッサンスに引き続いて15世紀~16世紀にかけて「大航海時代」が始まります。
北イタリアの都市国家からルネッサンスが起こり、
それを発展させ広める形で、スペイン・ポルトガルが大航海に乗り出し、そしてオランダ・フランス・イギリスとヨーロッパに強力な国家が形成され、それらの国が世界中に艦隊を送りました。ヨーロッパによる世界支配の時代が始まりました。
今回のヨーロッパ文明の晩秋の時代には、およそ世の中で価値のあるもの全てがヨーロッパに源があるという極限の状態にまで達しました。世界中がヨーロッパ化されたといってもよいかもしれません。
続く…http://blogs.yahoo.co.jp/beautyhappinesshide/56375076.html

徒然ブログ
http://blogs.yahoo.co.jp/beautyhappinesshide/56363877.html















2014年11月27日木曜日

予知情報

松原照子氏のスピリチュアル情報
<世見>
2014/11/27
どこかマジックにでもかけられているかのようなアベノミクス。
あなたもご自分の今後のためにも政権運営を他人事だと思わずにいてください。
オバマ大統領の民主党はこの度の選挙で敗北しました。いよいよTPPは日本に嵐のようにやって来ることでしょう。
中国の習近平国家主席と安倍首相との会談で感じたことは、世間というのかな、他国への体面を考えて日本の首相と会っただけで、本当のところ会いたくないのが本音だったようにも私には見えました。
原油の値下がりの本当の恐ろしさはこれからジワジワと表面化することでしょう。我国の原子力発電所の再稼働を我々一人一人は真剣に受け止めないといけません。我国に東日本大地震の時に起きた福島原発事故が再び起きないと言い切れる人は誰もいないことでしょう。
東日本大地震は神からの警告だったとしたら、今度はもっと大きな被害で原子力発電所は人々を苦しめることになります。
静岡・愛媛には何基の原子炉がありますか。
いったい我国にどれだけの原子力発電所があるのでしょうか。原発の歴史は確か今年で48年経過していたと思います。
日本中にこれだけの原子力発電所を作った裏には一部の人の思惑が動いたからでしょう。「政治と金の問題」もきっと、我々の知らない世界で起きたようにも思います。
敦賀原発1号機はどうなっていますか?
きっと稼働すると此処だけではなく至るところで事故が起きやすいと思います。
日本に住む人々を守る神様が「ストップ」「やめなさい」と言っておられる声が聞こえるようです。

あほうどりのひとりごと★幸福への近道
http://breakingnew-site.seesaa.net/category/10167536-1.html




照の日記
一人ではない
★2014年11月27日(木)
鳥さんは飛んでいることが当たり前だと思っていることでしょう。モグラさんも土の中を移動できることがごく自然な行為だと思っていることでしょう。
私達人間も思考することができることを気にしたことはないことでしょう。
地球に住む生物に今できていることが当たり前なことは何ひとつとしてないと私は思っています。
もしかすると、地球ご自身のお心の中のものがこうした力を各生物に命の源として与えてくれているのかもしれません。
今日くらいご自分がどれだけのものに守られているかをご一緒に気付きましょうよ。

あほうどりのひとりごと★幸福への近道
http://breakingnew-site.seesaa.net/category/10167536-1.html


2014.3.28
自然を恐れぬ傲慢さ。自然を破壊し穢しぬれば、必ず自然の反撃を受けることとならん。
神の御意図とは、宇宙の法則、原因結果の法則ならん。
自然の猛威には人間の力にては立ち向かえぬ。
人間も自然のその一部。
宇宙の摂理を蔑ろにしたる文明はいずれ滅びん。
なれば、一人一人が己の生き方を見つめ直し改めねばならぬ。
今、自然と調和する生き方、文明こそ望まるる。

木花咲耶姫(このはなさくやひめ)様からの神示
http://696.kibanamano.net/archives/52197473.html

さうさう
http://takehariy.seesaa.net/article/394226638.html




便利なるものを求めるあまり、あってはならぬものも作りだす。
子は自然に触れる機会無くゲームに夢中、住まいも大地から離れし高き場所に暮らし、このままにては人間らしさ失わるるばかりなり。
食の安全は無視され、添加物にまみれし食材を電子レンジにて調理せば、宇宙の氣得られぬ。
今の世は日本人気質を支える米にすらアレルギー持つ者ありなん。
さなる世を神は憂いてこの世を揺さぶり正さるる日は近きなり。
何事も過ぎたれば毒とならん。そは文明も同様なり。
人が生み出したる文明は侵してはならぬ領域に踏み込みて、人自らの首を絞めんとす。

木花咲耶姫(このはなさくやひめ)様からの神示
http://696.kibanamano.net/archives/52197994.html

さうさう
http://takehariy.seesaa.net/