7日前後は最も金星が観察しやすい時期 日没後は西の空に注目
2015年6月6日 15時27分
ざっくり言うと
7日は、西の空で輝く金星が太陽から最も東側に離れる東方最大離角になる
この日の前後は最も金星が観察しやすい時期と言われている
日没後が観察のチャンスで、真夜中になると見ることは難しいとのこと
日没後は西の空に注目 宵の明星
2015年6月6日 15時27分 tenki.jp
7日(日曜日)は、西の空で輝く金星が太陽から最も東側へ離れ、『東方最大離角』に。この日の前後は最も金星が観察しやすい時期と言われています。
金星は地球のすぐ内側を公転しているので、真夜中に観測することはできません。
見える時は日没後の西の空か、日の出前の東の空で、その時期の中でも太陽から最も東側に離れる時を『東方最大離角』と呼び、反対に太陽の西側に最も離れる時を『西方最大離角』と呼びます。
今は日没後に観察のチャンスがある時期で、東方最大離角を迎える7日(日曜日)の前後は日没後の西の空に輝く金星が一層見えやすくなります。
【金星と木星】
金星は太陽と月に次ぐ明るさの天体と言われています。今は金星より少し高い位置に明るい木星がみられる時期ですが、より明るく輝いている方が金星です。このあと月末にかけて木星と金星が接近するので、星空が広がる日は2つの惑星の姿が美しく見えそうです。
このあとは北海道や沿岸部で雲が多いですが、そのほかは西日本や内陸部を中心に晴れる所があるでしょう。雲の広がりやすい日が多くなる時期ですが、晴れる日は天体観測をしてみるのも良さそうです。
ライブドアニュース
http://news.livedoor.com/article/detail/10200009/