2014年11月3日月曜日

予知情報:富士山

2014年10月31日
今富士山の下で何が起きているか
東日本大震災のあと、富士山に生じている異変5つを見てみましたが、(5つの異変)、いずれも火山活動と関係している可能性が高いと思えてきます。
では今、その富士山の地下はいったいどのような状況なのでしょうか。
2011年の東日本大震災では、三陸沖中部から茨城県沖にかけて南北約500キロメートルにおよぶ東北地方太平洋沖の断層領域が同時に破壊されました。巨大な地震が起きると破壊された領域に隣接する別の領域に対する圧力が増し、そこで地震が起きやすくなるのです。
東日本大震災の場合、北側の領域は「三陸沖北部」、南側は「房総沖」です。
実際、大地震の直後から東日本各地で地震が相次いでいるのは、震源領域がいわば鍵が外れたような状態になり、隣接領域の圧力が増しているからです。
図を見ると富士山直下の太平洋プレートに圧力が及んでいるのがわかります。富士山直下10数キロメートルの位置にはマグマだまりがあります。プレートの圧力が増すと、マグマの上昇を促します。マグマは岩石が溶けたもので、ガスを多く含んでいます。
炭酸飲料のたとえ話のごとく、プレートの圧力によりマグマが揺さぶられると水が発砲し、また体積が膨張し、上昇しようとする。ところが、かつて富士山で噴火口となった山頂火口に走る火道は現在、固い岩盤でふさがれており、ふたをされたような状態なのです。マグマが上昇するエネルギーは四方八方に亀裂を生じさせ、火口近くの地震を活発化させます。繰り返しになりますが、マグマの活動によって起きる地震を低周波地震と呼びます。
富士山北東麓では、低周波地震の活動が観測されています。東日本大震災の地震によるプレートに対する圧力の増加によりマグマが増加していると想像できます。一方、東日本大震災の地震のあとは、その影響で増加した富士山の地震活動によって開いた割れ目から水噴火が始まったと考えられます。
そのような地震によって亀裂が生じ、マグマに含まれるガス成分と水が混ざったものが地表に流出したり、ガス成分が永久凍土を溶かして流出させ、富士宮市の異常湧水という現象になっている可能性があります。
中村准教授の説に従えば、富士山は“水噴火”をすでに起こしていると考えられるのです。
2011年9月以降の湧水量の極端な増加は、単なる噴火の前兆現象ではないでしょう。マグマが出ていないだけで、噴火の一種が始まっているのです。
地質学的にいうと、マグマの上昇が地熱上昇を促し、東斜面や北東麓に亀裂を生じさせていると考えられるのです。だから、噴火が起きたり地震が起きたりしているのです。
ここで述べた数々の異常現象は、富士山の火山活動の一環ととらえることが合理的だといえそうです。
異変① 富士山北東麓の地震
異変② 富士宮市の異常湧水
異変③ 北西麓の湯気と東側斜面の噴気
異変④ 赤池の出現
異変⑤ 洞窟の氷柱

あほうどりのひとりごと★幸福への近道
http://breakingnew-site.seesaa.net/category/10167536-1.html

0 件のコメント:

コメントを投稿