2019年10月10日木曜日

石垣島ラボ: 石垣島民が教える本気の台風対策!

石垣島ラボ: 石垣島民が教える本気の台風対策!
石垣島ラボ:台風直撃率の高い石垣島民が教える本気の台風対策!2019-08-09より転載します。
抜粋貼り付け開始
https://lilymom-okinawa.life/ishigakijima/1280/
はいさーい!石垣島移住10年目のリリマム(@lilymom-okinawa.life)です。
梅雨が明けて夏になると気になるのが台風。
昨今の台風は勢力が年々強くなり強い勢力を保ったまま日本列島に上陸…なんて事が増えてきました。
今までは沖縄県に強い台風が上陸することはあっても本州に最大瞬間風速40m以上の台風が上陸することは稀とされてきました。
年々、本州に上陸する台風が大きくなっているのにも関わらずテレビニュースを見ていると普通に傘をさそうとしていたり学校や会社に行こうとしている方々が駅で立ち往生している姿をよく目にします。
石垣島に移住して来て最大瞬間風速70mという猛烈な台風を体験し台風の怖さを知った私が本気の台風対策を教えます!
◆台風の強さ
沖縄県民以外の皆さん台風のことナメてませんか?笑
台風は災害の中でも予測や対策ができる災害です。
学校や会社の判断よりも気圧や最大瞬間風速をチェックして外出するかなど行動の判断をしてください。
自分の身を守れるのは自分しか居ません。
石垣島の人が台風時によく見るサイト→https://www.windy.com
弱い 最大瞬間風速30m/s以下
並み 最大瞬間風速30m/s〜44m/s
強い 最大瞬間風速44m/s〜54m/s
猛烈  最大瞬間風速54m/s以上
ちなみに石垣島の人たちは並みの台風でも『そよ風程度だね〜』なんて言ったりしますが、並みの台風でもそれなりの台風対策はします!
◆台風対策 家屋
台風が来る前に、沖縄県民は弱い台風だろうとする事が必ずあります。
それは屋外のものを室内に入れたり固定したりする事です。
室内に入れられるものは室内へ。
無理なものはワイヤーやロープなどで固定をしましょう。
固定するものにもよりますが百均で買える自転車のワイヤーロックが便利です!
また、庭にある物干し竿も屋内にしまいましょう。
風で暴れて窓を突き破る可能性があります!
もう一度言います。
物干し竿は屋内へ!!
自転車・植木鉢やプランター・ゴミ箱・掃除道具・子供のおもちゃetc.
木造のお家
木造だけどしっかりしているから大丈夫と思わずに速やかに避難しましょう。
飛来物により壁や屋根に穴が開いたり雨漏りする可能性も無きにしも非ずです。
台風慣れしている沖縄の住宅はほとんどが台風に強いコンクリ構造。
それでも強風で揺れたりするので木造家屋にお住いの場合は万が一を考えて強い台風の時は避難してください。
RC構造のお家
家の作りが丈夫でも山の斜面、河川沿いや低地、海沿いなどの場所に建っている場合は土砂崩れや高潮や洪水の恐れがあるのですぐに避難してください。
今まで経験したことのない台風が迫っている時は何が起こるかわかりません。
命が一番大事です。
マンションやアパート
マンションなどの高層階に住んでいる方は飛来物により窓ガラスが割れる可能性があるので雨戸がない場所はベニヤで塞ぐか防風ネットをかけましょう。
築年数が古くて揺れたり雨漏りがする場合は屋根が飛んだりすることもあるので速やかに避難しましょう。
◆台風対策 窓
まず始めに屋外の飛びそうなものを室内にしまったら次は窓の対策をします。
①新聞紙を窓のサッシに詰める。
②窓ガラスに養生テープをバッテンまたはイギリス国旗貼りに。
③雨戸がない場合はベニヤで塞ぐ。
④ベニヤで塞げない窓は防風ネットを付けましょう。
⑤ガタついてる網戸は外して家の中へ
①…雨水の浸水を防ぐために窓のサッシに新聞紙をギュウギュウに詰めます。
雨量が多そうな時は吸水性の高いペットシートでも可能ですよ!
②…窓ガラスにテープを貼ることで飛来物が接触し窓が粉々に砕け散るのを防ぎます。
ガムテープだと窓に粘着部分が残り剥がす時が大変なので剥がしやすい養生テープがオススメです。
③…窓が割れると風圧で玄関が開かなくなったり家がプール状態になるなど、大変なことになります。
とにかくベニヤでも何でもいいので割れないように塞ぎましょう。
④…ベニヤ板を打ちつけられないようであれば防風ネットを付けて飛来物から窓を守りましょう。
⑤…風で網戸が外れベランダで大暴れをして窓ガラスが割れて大変だった友人宅があります。
ガタついて外れそうな網戸は室内にしまいましょう。

タマちゃんの暇つぶし 
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石垣島ラボ
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台風対策 停電に備える
停電に備えて家にある懐中電灯が使えるかなどの確認を。
◆懐中電灯
一家に一台と言わず2〜3台あると安心です。
ベランピングやキャンプ等にも使えるランタンタイプを我が家では使っています。
◆ヘッドライト
停電中にトイレに行くのに便利。
また夜間避難時には両手が空くのでその分 荷物を持てたりと両手が使えるメリットがあります。
うちではヘッドライト、ランタンタイプ、手持ち型懐中電灯の3つを準備しています!停電した際、漫画を読むのにヘッドライトは必要不可欠!
◆予備の乾電池
万が一電池が切れてしまったら…ということを避けるために予備の乾電池は常備しておきましょう。
◆蓄電ラジオ
停電した場合、情報源となるのがラジオです。
携帯やスマホで情報収集すると充電がなくなり使いたいときに連絡が取れないということになりかねません。
◆大容量モバイルバッテリー
家族が多い方は大容量モバイルバッテリーは必須です。
◆冷蔵庫には保冷剤
冷蔵庫は停電したらとにかく開けないこと!
保冷剤や氷を大量に作っておくと温度が幾分保たれます。
停電した時の暑さしのぎに枕において涼を取ることができるので小さいお子様やペットがいるご家庭は必須アイテムです!
保冷剤がない場合は、ペットボトルに水を入れて凍らせます。停電して溶けても、飲料水等に使えますよ!
停電中は暴風で窓も開けられない状況で換気ができないし、火事が怖いのでロウソクやアロマキャンドルなどは使用しないでください!

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台風対策 食べ物・飲み物
台風後は物流が止まりスーパーに並ぶ商品も品薄になる傾向があります。
最低でも3日分は買い出しに行かなくても大丈夫なように準備しましょう。
◆水は20リットル以上
万が一断水になったことを考えると2人暮らしなら最低2リットルペットボトル×10本は用意しましょう。
◆ベビー
乳幼児が居て一人で家まで運ぶのが難しいので、台風前には5ケース(約45リットル)注文して備蓄しています!
◆食料
日持ちするカップラーメンなどのインスタント食品や缶詰レトルト食品や乾麺類などを充実させましょう。
お子様のいる家庭はお菓子も忘れずに!
石垣島では台風前になるとスーパーからカップラーメンが(泡盛も)消えます!

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台風対策 その他あると便利なもの
なくても構いませんがあれば役に立つものを紹介します。
◆カセット式ガスコンロ
鍋用と焼き専門と2つあるとガスや電気が止まってしまった時に便利です。
電気が止まってしまった場合は鍋とカセットガスコンロでご飯を炊くこともできます。
万が一の時、覚えておくと便利なのがフライパン炊飯です!フライパンを使えば、10分加熱すればご飯が炊けてしまいます。
1.米を洗って水気を切る。
2.フライパンに米と水を入れ1時間浸水する。
水量は米1合に対して180~200mlで調整する。
3.フライパンに蓋をして強火で1分熱して沸騰させ、弱火にして5分炊く。
※米の上にあった水分が米にすべて吸われていて、大きな気泡が出てきます。この時点で、米の上に多くの水分が残っている場合は、1〜2分ほど弱火でそのまま加熱しましょう。
4.再度、強火にして30秒〜1分ほど熱し、パチパチと乾いた音がしたら火を止める。
5.蓋をしたまま5〜10分ほど蒸らす。蒸らした後、全体を切るように混ぜる。
◆ガスボンベ
カセット式コンロがあるのなら予備は必須です。
◆うちわ
閉め切った家は意外と湿度が上がり暑くなることも。
我が家では、台風時にうちわは必須アイテムです。
◆ボードゲーム
台風でどこにも出られない…そんな時の暇つぶしにもってこいのボードゲーム。
家族揃って停電になるまでゆっくりゲームを楽しむいい機会でもあります。
◆防災バック
必要なものが揃っている防災バックが家庭にあれば、そのまま持ち出せるので便利。
ですが、なかなか準備している家庭は少ないと思います。
もし避難が必要になった場合はリュックに詰められるだけ詰めて避難しましょう。
私個人的に登山で使用するリュックが大容量で防水カバーもついていて肩や腰の負担にならないような設計がされているのでオススメです。
◆レインコート・ポンチョ
避難時や外出する時に暴風の中で傘をさすのは困難です。避難準備品として家に何着かは準備しておきましょう。
暴風、強風時はレインウェアの方がカッパより風の抵抗を受けず動きやすいです。
台風の時、石垣島の人は傘をさしません。風で飛ばされた傘が恐ろしい凶器になると分かっているからです。
強風時は絶対に傘はささないで!!
台風対策 その他

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