1992年3月7日土曜日

気象情報:エルニーニョ

気象情報:エルニーニョ
    エルニーニョが発生すると日本の夏はほぼ全国的に気温が低くなる傾向がある。
    直近のエルニーニョは2009年夏から10年春に観測された。09年夏は、北日本で
    降水量が多かったほか、気温は現在の平年値と比べ0.4度低かった。
もちろん、エルニーニョ現象が、いつも同じような気象の状況を招くというわけではありません。
Wikipedia から、最近のエルニーニョの起きた年の「日本の夏の状況」を記してみます。
「1978年冬 - 1979年夏」などの年数は、エルニーニョが継続した期間です。
    エルニーニョ現象が起きた時の日本の気温と天候
    ・1978年冬 - 1979年夏  日本は冷夏
    ・1991年春 - 1992年夏  日本は猛暑
    ・1993年夏 - 1994年冬  日本で大冷夏(日本の稲作はほとんどの地域で不作)
    ・2002年夏 - 2003年冬  東・東南アジア・欧州で大雨
    ・2009年夏 - 2009年秋  アジア全土で多雨、西日本で長期的な豪雨
    ・2012年夏 - 2012年秋  西日本~北日本の日本海側を中心とした猛暑
となっていて、多くは冷夏となっていますが、1992年と 2012年のエルニーニョの際の夏は
「猛暑」となっていますので、エルニーニョ現象が発生するというだけでは、「どのようになるかは、
その結果でしかわからない」ということになると思います。
そういえば、私は今でも覚えていますが、21年前の 1993年の時には「全国で米が不足する」と
いう1993年米騒動という事態にまでなりました。どこのお米屋さんにも「タイ米しかない」というような状態が続いたと記憶しています。
「コメが買えなくなる」なんて、想像したこともない方もいらっしゃるかもしれないですが、あの時も
「あっという間に消えた」という感じでした。2011年の震災の時のような災害が起きたわけでも
ないのに、コメがあっという間に手に入らなくなったのでした。まあしかし、それらの懸念は先のこと。
太陽活動だとかエルニーニョだとか、あと火山噴火なんかも多くなると、噴煙などで気温の
低下などに影響するなどとか、いろいろと懸念材料はありつつも、今のところは日本の春は穏やかなようです。

大地震の予知と天変地異
http://eeien1234.dosugoi.net/e643966.html



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