天体情報:惑星ニビル
2012年05月24日
太陽の横に写る「もうひとつの太陽」について沸騰する議論
米国のニュース投稿サイトのコメント欄で、最近としては最も多いコメントでの議論が続けられている「動画」があります。
コメント欄がある投稿サイトは、
Enormous Object Near The Sun! What Is It?
太陽の近くの巨大な物体は何だ?
です。
その動画を短く編集したものを載せておきます。最初は、中国の動画投稿サイトに投稿されたものです。
多分、日食の観測用に用意したフィルターを通して見た際のものだと思います。
この動画に関して、投稿サイトのコメント欄が賑わっている理由は、大まかにはひとつで、
「これはレンズフレアか、そうではないのか」
ということです。
レンズフレアというのは、照明など強い光源に対して、カメラを向けて撮影した場合に、光源の周囲に光が分散して写る下のようなもので、カメラなどの撮影で誰しも経験するものです。
今回の中国の「ふたつの太陽」がレンズフレアかどうかというのは微妙で、見ただけではわからないですが、過去、 In Deep では、読者の方から送っていただいたものも含めて、数多くの「二つの太陽」を掲載してきました。
それらをご紹介しておきます。
なお、太陽がふたつ以上見える光学現象に「幻日 (げんじつ)」というものがあります。これは空中の氷晶による現象で、幻日は太陽から約22度離れて見えるという特徴があります。この特徴から大きくはずれたものは、幻日ではない可能性があるということにもなるのかもしれません。
In Deep
http://oka-jp.seesaa.net/archives/201205-1.html
2012/05/27 (Sun)
天文学者:地球の4倍の大きさの惑星Xが太陽系の縁に存在か
惑星Xは地球の大きさの4倍?
◆5月24日
惑星X、つまり太陽系の第十番惑星の存在が再び取りざたされだした。ブラジルの天文学者が太陽系の外縁にあるカイバー・ベルトの天体の軌道を計算し、その軌道のふらつきから地球の4倍ほどの大きさの惑星の存在の可能性を導き出したようだ。
この話の内容に間違いが無ければそのような天体が今まで発見されずにいた事の理由が問われるだろう。また実際にその存在をつきとめねばならない。あるいはカイバー・ベルトの天体の軌道のブレが別の理由によるものという可能性もあるかもしれない。このブログでしばしば紹介している伊勢白山道のブログでは、「第二の月」が姿を現すようになる時が来るといっている。この第二の月というものは、太古に地球に衝突してから飛び去ったものであるが、今再び太陽系近傍に戻りつつある天体ということだ。
我々日本人の多くが今週月曜日の朝には金環日食の観察のため、老若男女そろって空を見上げた瞬間があったが、惑星Xにしろ第二の月にしろこれから天を仰ぐような機会が増えそうである。
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●天文学者:地球の4倍の大きさの惑星Xが太陽系の縁に存在
http://www.dailymail.co.uk/sciencetech/article-2148631/The-hunt-Planet-X-Noted-astronomer-calculates-planet-times-size-Earth-exist-fringe-solar-system.html
【5月23日 Mail Online】
太陽系の縁に存在していると言われてきた神秘的な惑星Xの存在が、天文学者の計算の結果から新たな現実味を帯びてきた。リオ・デ・ジャネイロの国営ブラジル天文台の天文学者であるロドニー・ゴメスは、海王星の先にある不規則な軌道を持つ氷の物体は地球の4倍の大きさの惑星が太陽系のすそをふらついていることを示唆している、と述べている。
惑星X(第10番惑星)‐冥王星が準惑星にされた今、その名称は間違いかもしれないが‐長い事仮説として語られてきたが証明された事は無かった。
ゴメスはカイバー・ベルトの天体の軌道を計算してきたが、六つの天体があるべき軌道と比べてコースを外れたようだと語った。
彼は22日、アメリカ天文学会の天文学者たちに、不規則な軌道の理由として最も考えられる事は、離れたところにある惑星規模の天体‐「ソーラーコンパニヨン型惑星状天体」の存在で、それはカイバー・ベルト内の天体を動かすほど強力な天体であると語った。
カイバー・ベルト外縁に惑星Xは存在?
彼はこの惑星は地球の4倍はありそうで海王星に近い大きさで、太陽から1400億マイル離れて、あるいは地球と比べ1500倍離れているであろうと語った。あるいは火星規模の大きさで太陽から50億マイル内に、海王星の軌道に近い不規則な軌道を持つ天体であっても回答になるだろう。 しかしながら距離の問題があるため、地球に縛り付けられている天文学者にとっては、我々の太陽系の仮説上の新しいメンバーを垣間見る事は困難かもしれない。遠方のために冥王星でさえ見つけるのは困難なのだ。
我々の太陽系
他の天文学者らは日和見的態度であるが、彼の方法を賞賛した。ワシントン大学のロリー・ベイムスはナショナル・ジオグラフィック誌に、ゴメスは我々の太陽系にそのような惑星がどのように痕跡を残すかということを論証する方法を敷いた。「今のところイエスだ、証拠はないが、より重要なことは彼がその証拠を発見する方法があるという事を示した事だ。そこにあるということを示す証拠を彼が実際に持っているとは思わない」コロラドの南西研究所のハル・レヴィサンは、「彼の言っているような影響を海王星ほどの小さなコンパニヨンが及ぼすというのは驚きだ。しかし私はロドニーを知っているし、計算を正しく行ったと思う」と語った。9 番目の惑星である冥王星は、カイバー・ベルトの準惑星で最大のもので、1400マイルの直径を持つ。この惑星は2006年に国際天文学連合 (IAU) で、全ての惑星の基準に満たない点があり格下げされてしまったが、これはつまり、周囲の天体の影響を受けずに軌道を通過するにはその質量は不十分なものだということである。
ROCKWAY EXPRESS
http://rockway.blog.shinobi.jp/Entry/738/
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