2014年1月1日水曜日

天体情報

2014年 二つのグランドクロス
(12/18更新)
2014年は1月1日と4月23日の二回グランドクロスが発生します。
グランドクロスとは、占星術で使われるホロスコープ上において、惑星がきれいに十字状に位置することで、これは地球から天空を見上げたときに、十字状に惑星が整列することを意味します。グランドクロスは、あまり見かけない現象なので、占星術上で重要な意味合いがあるとされています。
2014年に起きるグランドクロスのうち、占星術においては、惑星同士の角度を重視するため、4月に起きるグランドクロスが重視されているようですが、惑星の配置を見ると、むしろ1月のグランドクロスの方が、2014年を読み取る上では重要になります。
また、2014年は、天王星・冥王星と火星がそれぞれスクエア(90度)の角度を長期的に持つため、他の惑星や太陽ともグランドクロスが発生する年にもなります。
以下の図では、グランドクロスを十字ではなく正方形の水色の点線で表示していますが、これは占星術においては、オポジション(180度)とスクエア(90度)の二つの見方があるため、それらの両方をチェックしやすいように、正方形でグランドクロスをチェックすることが一般的なので、その方法を使って表示しています。
図で見ると、かならずしもぴったり十字ではありませんが占星術においては、惑星が持っている意味合いや力については、前後5度くらいの範囲においては影響力があるので、それくらいは許容範囲となります。
1月1日新月
4月23日
別記事(リンク)でも書いていますが、2014年1月1日は19年ぶりの新月になります。元旦が新月になるというのは、めったにないことです。そしてさらに、元旦にグランドクロスが発生します。
チャートを見てみると、惑星の集積度合が強く、さらに19年ぶりの新月であることを考えると、4月のグランドクロスより、1月1日のグランドクロスの方が、2014年を象徴しています。
これらの現象を見ると、2014年の特に前期は、これまでの価値観や世界観を捨てていくプロセスになります。そして新しい価値観や世界観を後期において形成したり取得する時期になっていきます。
2014年前半では、これまでの経験から来るやり方や価値観を捨てていくということから、喪失感や無力感を感じたり、実際にモノが無くなったり、人間関係が離れていったりすることが、具体的に起きる時期になります。
しかし、これは、創造的破壊であり、不要なものを手放すプロセスです。なので、積極的に手放していくことが、2014年後半においてスムーズに転換することができるための鍵です。
この変化は、人によっては2013年から既に始まっていることもあります。特に霊的(スピリチュアル)な事柄に敏感な人の場合、早い場合は数か月前倒しで起きることがあります。これは、元の世界(ワンネス)においては、時間というものは過去も現在も未来も同時に存在しているので、グランドクロスという天体現象を無意識的に未来予測してしまうために、時には数か月前から起きることがあります。
もし、手放すことに抵抗するなら、それは自分の意志とは関係なく、強制的に手放さなければならない状況に陥ります。
新しい世界観や価値観においては、物質的な事柄ではなく、精神的(マインド)・霊的(スピリット)が重視されていくことになります。
これは、所有社会から共有社会(シェア)への変化です。なので、持つ(所有する)ということで安心を感じている場合、これからの時代は持たないということへの不安感を払拭することが重要で、持たないゆえの自由を感じる時代になって行くことになります。
2014年前半は、これらの変化に対する具体的なビジョンがまだ確立されていないため、不安や喪失、先が見えないといった感情を抱くことが多くなります。しかし、変化の途中においてこれらの感情が起きるというのは、変化が起きているという証拠であり、問題が起きているのではないということを知っておく必要があります。
新しい価値観においては、「シェア(共有)がベースにある」というのが基盤になります。全ての人はつながっており、全ての自然はつながっています。何かを独占所有するというのは、本来の私たちの姿ではありません。仮にそう見えたとしても、地球上の数億年という長い時間からみればほんの一瞬の夢でしかありません。
つながっている同士であれば、相手に対して行ったことは全て、巡り巡って自分に戻ってきます。ここには分離はありません。分離ではなく、つながっている同士として、人々が社会を作るなら、今とはまったく違う世界、想像もできないような社会がいずれやってくることになります。

八雲エンライトメント
http://enlt.way-nifty.com/blog/2013/12/2014-0a87.html

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