2017年8月16日水曜日

気象情報


東京は16日連続の雨 8月に40年ぶり
8/16(水) 22:42配信
TOKYO MX
16日の東京都内は涼しく湿った空気が流れ込んだ影響で、雨が降るぐずついた空模様となりました。
8月としては40年ぶりという16日間連続の雨です。
また、気温も上がらず、
最高気温は羽田で23.6℃、江戸川臨海で23.1℃、都心で22.8℃と、いずれも10月上旬並みとなりました。
中村美公気象予報士はこの天気について
「この時期、本来は日本の南に太平洋高気圧がある。
ところが北にあるオホーツク海高気圧の勢力の方が強い。
オホーツク海高気圧の冷たく湿った空気が張り出すと、関東から北の太平洋側に涼しく湿った空気が流れ込み、
ぐずついた天気になり気温も低くなる」と解説します。
人工の砂浜が作られた立川市の「タチヒビーチ」では、
夏らしい陽気であればビーチにいる気分でバーベキューを楽しめますが、どこか寂しい風景です。
季節外れの天気が続き、夏がかき入れ時のバーベキュー場では「やっぱり雨で残念。
(バーベキューは)暑い中でやりたかった」
「(雨で)火が1時間ぐらいつかなくて、肉はあるけど作れず苦労した」といった声も聞かれました。
この施設では長雨によって利用客にも影響が出ていて、
タチヒビーチの金沢明実さんは
「砂浜に遊びに来る小さいお子さんや、お酒を飲みに来る人は晴れていないと来ない。
早く夏らしい日が来てほしい」
と話しています。
さらに、農作物にも影響が出ています。
日野市でブルーベリー園を営む石坂ファームハウスでは、長雨の影響で果肉が割れ、地面に実が落ちてしまっています。
農園の石坂昌子さんは
「雨が降らなければこんなに落ちないし、シーズン後半にはなっているが販売できるのだが」
と話します。
さらに、雨が降ると土が踏み固められてしまうという理由から、
お客さんを畑の中に入れることもできないといいます。
石坂さんは
「来年のことを考えるとすごく大変」と話します。
レジャーや農作物とさまざまなものに影響を与えるこの悪天候に、
街の人たちは
「温度差が激しくて風邪をひいた。今も声ががさがさ。困っている」
「体がついていけない。この後、暑さが戻ると言っているので心配」
などと話していました。
気になる今後について中村予報士は
「今週いっぱい、関東地方はぐずついた天気が続く見通し。
来週以降は日本の南にある太平洋高気圧の勢力が徐々に強まる見通しなので、やっと日差しが出る見込み」
と予想しています。
都内は連日、雨が降り続いていますが、太陽がほほえんでくれるのはもう少し先のようです。

Yahoo!ニュース
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170816-00010000-tokyomxv-soci

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