2015年11月6日金曜日

天体情報,ポールシフト

Earth faces 200 YEARS of solar radiation blasts as ‘magnetic poles shift’, say NASA
EXPRESS 2015/11/06
地球は磁極のポールシフトと共に、200年の間、太陽放射に吹きつけられる事態に直面していると NASA は言う
地球は、最大で 200年間、防ぐことができない太陽放射に晒される可能性があり、それは皮膚ガンを誘発し、世界中の電子通信機器の遮断の危機を招くかもしれないと NASA は警告している。
このアメリカの宇宙機関は、私たちが、地球の磁極が反転するという特別な出来事に向かっていることを確認した。
気候の研究者たちは、地球は磁場の反転に向かっていると確信している。この磁極のポールシフトは、以前に起きた際に、ネアンデルタール人を地上から一掃した。
NASA の火星探査計画 MAVEN (メイヴン)計画の主任研究員である米国コロラド大学ボルダー校のブルース・ジャコスキー( Bruce Jakosky )氏は、磁場の反転が起きる時には、太陽の放射線から地球を防御している磁場が失われ、地球は危険な放射線に晒され続けることになると述べる。
そして、その期間は 200年間だという。
ジャコスキー氏は、先日、MAVEN 計画によって、火星が大気と海の水の 99%を失った原因を明らかにした歴史的な発表をおこなった。
火星は過去数十億年、太陽風に晒され続けていたことが、大気と水を失った原因だと氏は述べる。
ジャコスキー氏は以下のように言う。
「磁極のポールシフトが発生した場合、地球は 200年間、磁場を持たない状態になります。
その間、太陽の放射線は、磁場の防御が消えた地球に降り注ぐのです。数十億年前の火星と同じように」
しかし、氏は、地球の大気が完全に消滅するには 200年では足りなく、生物が絶滅するようなことはないだろうと付け加えた。
NASA の火星ミッションの主任科学者、マイケル・マイヤー( Michael Myer )氏は、
火星が太陽の放射を受け続けた数十億年前は、太陽は今よりはるかに強力なエネルギーだったことを付け加えた。
その強い太陽からの放射の数十億年のそのプロセスの中で、火星は大気の 99%を失った。
マイヤー氏も、地球が磁場の防御のない状態での 200年間の状態の中では、
地球で驚くようなオーロラが見られるであろうことと共に、私たち人類の生活に影響を与えるだろうことを認める。
地球の磁気は、有害な紫外線に対する防御の最前線にあり、私たちを守り続けてくれており、
この防御がない場合、皮膚ガンのリスクが高まる可能性がある。
また、磁場がない状態、あるいは極端に磁場が少ない状態は、世界的な通信設備と電気インフラの被害を生じさせる可能性がある。
さらに、何人かの研究者たちによれば、磁場の少ない状態(太陽放射が多い)は、暴動などにつながりやすいという。
破滅論者たちは、以下のようなことも予測している。
磁極の北から南への移動は、大陸が移動し、数多くの地震を誘発し、また、急激な気候変動と世界的な破壊が進むだろうと。
地質学者たちによれば、磁極のポールシフトは、地球の歴史の中で何度も起きている出来事だと述べ、
最後に起きたのは石器時代の間で、今から 78万年前のことだった。
英国地質調査所の地磁気担当の主任であるアラン・トンプソン( Alan Thompson )氏は以下のように語る、
「私たち地質学者は、化石や他の記録から、(過去のポールシフトの際に)世界的な大陸の移動は起きていませんし、
地球規模の災害も起きてはいないと言うことができます」
地球の磁極が逆転するときに発生する最も劇的な変化は、全電界強度(磁場)の非常に大きな減少であると、
地球物理学研究所で地磁気の逆転の研究を行っているジャン=ピエール・バレー( Jean-Pierre Valet )氏は言う。
そして、地球の磁場が、過去 160年間で大幅に弱まっていることは、科学的に確認され続けている。
この「磁場がどんどんと弱くなっている状況」は、地球の磁場の反転がいつ起きて不思議ではないことを意味するのかもしれない。
ドイツの GFZ ニーメック地磁気観測所の科学主任、モニカ・コルテ( Monika Korte )氏は、地球の磁場の逆転についてこう述べる。
「地球の磁場の反転は突然起きるものではなく、ゆっくりとしたプロセスです。
その間の地球の磁場は弱くなりますが、それと同時に、おそらく、磁場フィールドが、より複雑なものとなり、しばらくの間、2つ(今の地球の磁極は、北極と南極の2つ)以上の磁場が示される可能性があります。」
磁場が極端に弱くなった場合、私たちは、太陽フレアにも直接さらされ続ける危険性がある。
ロチェスター大学の地球物理学専門のジョン・ターデュノ( John Tarduno )教授は、以下のように述べる。
「太陽からのコロナ質量放出( CME / 太陽フレアの際に放出される)は、たびたび発生しており、
時に、地球に直接向かうこともあります」
「しかし、 CME で発生した粒子の一部は、地球の磁場によって遮断され、
通常は、地球上にいる私たちには影響はあまりありません。
しかし、磁場が弱い場合、その地球の防御システムがあまり役に立たないのです」
科学者の中には、種の絶滅と、磁極のポールシフトに関連があるとは考えていない人たちも多い。
地磁気観測所のコルテ氏は、
「地球の磁場が非常に弱くなったとしても、地球表面はその大気によって、放射線から遮断されています。
そして、現在、私たち人類が磁場が弱くなっていることを感じることはないのと同様に、地球の磁場が反転したとしても、
私たちはその大きな変化に気づかないと思われます」
はっきりしていることは、次の磁極の反転は「いつかは起きる」ことと、
過去 160年間で地球の磁場は驚くべき速度で劇的に弱くなり続けているということだ。

In Deep
http://indeep.jp/pole-shift-cause-earth-magnetic-field-colapse/





記事に出てくる科学者の方々の主張は主張として、このエクスプレスの記事で述べられていることは、
「地球の磁極が逆転した際、一時的に地球の磁場がなくなることによって、地表を太陽放射などから守ってくれている主要なものが消えてしまう」
ということで、たとえば、地磁気が乱れたり、通信や電力網に問題が起きたり、他に様々な問題が起きる「かも」しれないということです。
この磁気圏があるために、太陽からの荷電粒子はこの領域を横切れず、地球は防御されているということになります。
荷電粒子は電荷を帯びた粒子のことで、これが地球に大量に到達すると、通信や電力網に影響が出る可能性があります。
そして、地球の磁場がなくなると、
おそらく、この地球を守っている磁気圏も消滅するか、非常に弱まると考えられていて、
その場合、太陽や宇宙からのいろいろな放射線や宇宙線が「降り邦題」ということになるという予測です。
もう一度書きますが、これはあくまで予測です。
なぜなら、どうして磁気圏が生成されるかということ以前に、
「なぜ地球に磁場が発生するのか」ということも、実際にはよくわかっていないからです。
しかし、わかっていなくとも、
「磁場は、地球という惑星で生命が生きていくために絶対に必要なもの」
であることは確かだと思います。
その磁場が、一時的とはいえ、「消えるかもしれない」ということには大きな興味があり、
この磁極のポールシフトに関しては、過去かなり取りあげたことがあります。
過去の記事は、こちらのリンク先などに一覧があります。
少し振り返ってみます。
弱くなり続ける地球の磁場
まず、エクスプレスの記事で、
「過去 160年、地球の磁場は弱くなり続けている」
という記述があるのですが、それはもうグラフで明確で、「一貫して」地球の磁場は減り続けています。
1880年からの地球の地磁気の変化
poleshift-1・過去記事
ドイツの科学研究法人が「急速なポールシフトと気候変動と超巨大火山の噴火が同時に発生していた」ことを証明 より。
いつかは「磁場がゼロ」になると見込まれていますが、それがいつかはわかりません。
そして、この百数十年は、実際に「磁極は速度を上げながら移動」しています。
1831年から2001年までの北極(北の磁極)の移動距離と方向
polar-shift-pole-position-170・過去記事 加速するポールシフト: この100年間での極の移動の距離はすでに1100キロに より。
特に、西暦 2000年を越えた頃から、磁極の移動距離が急速に上がっているのです。
1590年からの北の磁極の移動距離の推移
420-year-magnetic-pole-shift・過去記事 アメリカ海洋大気庁( NOAA )が発表した「驚異的」な近年のポールシフトの加速 より。
この百数十年の磁極のポールシフトは下の3つの特徴があります。
・磁極のポールシフトの移動距離は 50年ごとに約2倍ずつ増えている。
・過去 150年の間、ポールシフトは同じ方向に動いている。
・北磁極のポールシフトは、過去 50年間で移動した距離のほぼ半分の距離をこの 10年間だけのあいだで移動した。
つまり、2000年ころから、加速していると考えられるのです。
ところが・・・です。
私たちは 2001年以降の現状を知ることはできないのです。
なぜなら、上の加速するポールシフト…で引用した海外の記事の下の記述のように、
どうやら 2001年以降は、北の磁極の測定は行われていない(あるいは公表されていない)ようなのです。
北の磁場の位置が最初に確認されたのは 1831年で、2001年の測定まで定期的におこなわれてきた。
その後はおこなわれていない。
なぜ、2001年から極の位置の観測がおこなわれていないのか、その理由は不明だが、
観測がおこなわれていないために、現在の極の位置は計算から予測するしかない。
1831年という、かなりの昔から測定し続けられていた「極の観測」が、なぜ行われなくなったのかはよくわからないのですが、
これに関しては、データがなければ推測ではどうにもならないところです。
そもそも、エクスプレスの記事のドイツのコルツさんという科学者が言うように、
「私たち人類は磁場が弱くなっていることを感じることはない」
という面があり、他の非常に多くの動物たち(特に鳥など)が「磁場を直接見る」機能を持っているのに対して、
私たち人間には磁場を直接感じる機能はないということがあり・・・
まあ、体感的な違和感とかくらいはあるのかもしれないですが、少なくとも、はっきりと「磁場を感じる」ことはできません。

In Deep
http://indeep.jp/pole-shift-cause-earth-magnetic-field-colapse/





・地球の磁気圏が崩壊を始めた…
 2014/02/05
earch-magnetic-colapse・Daily Mail
そこにも、以下のような記述があります。
地球上の生命にとって非常に重要である磁場は、過去 200年の間に 15%も弱くなっている。これは、科学者たちが主張することもある地球の極が反転しようとしている兆候かもしれない。
専門家たちは、私たちの地球は現在、磁極の反転の機が熟していると考えている。しかし、それがいつ起きるかについては誰にもわからない。
しかし、仮に、これが発生した場合、それは地球の気候を根本的に変えてしまい、ガンの発生率を押し上げる。さらに、地球の電力網を一掃してしまう可能性があり、人類にとって壊滅的な出来事のひとつともいえる。
英国リバプール大学の地球海洋生態科の科学者であるリチャード・ホルム( Richard Holme )教授は、「これは深刻な事態です」と述べる。
「あなたの生活から数ヶ月間、電力が消え去る事態を想像してみるとよいかと思います。今の生活はどんな些細なことでも、電力なしでは成りっていないことに気づかれると思います」。

In Deep
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現在はすでに磁極の逆転の渦中にいる可能性
磁極のポールシフトの際に、本当にそのような大変なことになるのかどうかはわからないにしても、私自身は、
「磁極のポールシフトはすでに始まっている」
と考えています。
2000年過ぎから始まり、そして、これからも地球の磁場はさらに弱くなっていくと考えています。
実際、欧州宇宙機関( ESA )は、磁気観測衛星によって地球の磁場の変化を観測するミッション「 SWARM 計画」を開始していて、地球の磁場の弱まり方の激しさが確認されています。
これに関しては、昨年の、
・地球の磁場が弱くなっていることを欧州宇宙機関の地磁気観測衛星(SWARM)が確認
 2015/06/30
に、その観測データを載せています。
ESAの地磁気観測衛星が撮影した2014年6月までの磁場の変化(弱くなっているところは青で示されます)
非常に広範囲で「強い青」、つまり磁場が弱くなっていることが示されます。
上の図は、半年間ほどの変化で、それ以前から地球の磁場は一貫して弱くなり続けているのですから、「そろそろ限界的な時点に近づいている」という可能性も感じないではないです。
もちろん、先ほども書きましたけれど、磁場が極端に弱くなったからといって、何もないのかもしれません。
それはわからないです。
しかし、人間には何もなくとも、磁場を頼りにして生きている「鳥」や、あるいは、おそらくは、魚類を含めての海洋生物の多くには深刻な影響があるはずです。
たとえば、「磁場がない状態では、多くの鳥は生きられない」はずです。
さらに、2014年 5月には、中国科学院の研究グループが、
「磁場が逆転する時、酸素が地球外へ流出していく」
という内容の論文を科学誌に発表しました。
oxygen-escape・Earth & Planetary Science Letters
いくら何でも、そんなことは起きないだろうとは思いますが、
これは科学誌「アース&プラネタリー・サイエンス・レターズ」に掲載された正式な科学論文の内容ですので、「根拠」はあるのでしょう。
何というかこう、つまりは、「起きてみないとわからない」という面は強いのですが、先ほど書きましたように、あくまで個人的な感じですが、
磁極の反転、つまりポールシフトはすでに始まっていると思っています。
この数年で起き続ける様々なこと・・・
・動物の大量死
・噴火の増加
・地震の増加
・異常な気象
・社会と人間性の混乱
これらが、地球磁場の変化とまったく関係ないとは私には思えないのです。

In Deep
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2015年10月29日木曜日

暦情報


【第1の城『種まきの期間』 Kin1~52 】
2015年4月04日~2015年5月25日
「起」「誕生」「種をまくとき」
【第2の城『洗練の期間』 K53~104】
2015年5月26日~2015年7月16日
「承」「鍛錬」「揺すぶられるとき」
【第3の城『変容の期間』 K105~156】
2015年7月17日~2015年9月06日
「転」「変容」「破壊するとき」
【第4の城『熟成の期間』 K157~208】
2015年9月07日~2015年10月28日
「結」「熟成」「刈り入れるとき」
【第5の城『調整・備えの期間』 K209~260】
2015年10月29日~2015年12月19日
「回帰」「整理」「感動するとき」

天下泰平
http://tenkataihei.xxxblog.jp




2015年04月04日11:24
「謹賀新年」新たな260日の始まり
さて、突然ですが新年あけましておめでとうございます。
もう今年に入ってから何度「新年」やら「新しいスタート」という言葉を言ってきたのかわかりませんが、どうやら本日2015年4月4日もまた、新たな周期の始まりの日、新しいステージの幕開けの日にあたるようです。
本日は、マヤ暦の中で“1周期を260日(13日の20サイクル)”とする「Tzolkin(ツォルキン)暦」と呼ばれるカレンダーの新しい260日の始まりの日になります。
※Tzolkin(ツォルキン)暦の20の「太陽の紋章」
Tzolkin(ツォルキン)暦は、上記に示す20の「太陽の紋章」に13の数字を掛け合わせて【20 x 13 = 260日】を1周期とします。
これは20の「太陽の紋章」を刻んだ左の歯車と13の「マヤ数字」を刻んだ右の歯車の噛み合わせで考えるとわかりやすいようです。
20の「太陽の紋章」は時計回り、13のマヤ数字は反時計回りで、1 imix (1イミシュ)から始まり、2 ik (2イク)、3 akbal(3アクバル)と進み、13 ben(13ベン)の次は 数字が1となり ix と 組み合わさって1 ix(1イシュ)、2 men(2メン)…、13と20の最小公倍数の260日目に 13 aháu (13 アハウ)が来て260日の1周期が完了、再び1 imix に戻ります。
また、13日のマヤ数字の「小サイクル」は、赤×13、白×13、青×13、黄×13の4色を順番に13日にずつ合計52日間の「中サイクル(城)」としており、この城が第1の城から第5の城の5段階あって、52×5の260日の「大サイクル(1周期)」を形成しています。

天下泰平
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皆さんにとって、昨日までの2014年7月18日から2015年4月3日はどんな260日でしたか?
個人的には、まさに激動の260日であり、何度も既存の価値観や思い込みを崩壊させられる大転機の1周期でしたが、結局は終盤に起こった3月20日の皆既日蝕を境に、かなり大きく意識のシフトが進んだ260日だったような気もします。
本日から起承転結の「起」の“種まき”期間のスタートであり、非常に大きな節目を迎える2015年冬至(12月22日)の直前までの新たな周期を無事に乗り越えるための大事な一歩を踏み出すタイミングとなります。
今晩は、皆既月食の満月でもあり、また明日は十字架にかけられて死んだイエス・キリストが3日目に復活したことを記念するキリスト教における最も大事な祭り「復活祭(イースター)」です。
教会暦では、1日が日没から始まって日没で終わるので、正確には復活祭の前日の日没、今晩から復活祭が始まりますので、今日の満月は様々な意味で特別な日となることでしょう。
今回の新しい周期のマヤ暦では、4回連続の皆既月食と2回の皆既日蝕の組み合わせである2000年ぶりの「テトラッド」が終わり、ユダヤ教における大きな節目と極東エルサレム、京都においては今月27日に下鴨神社、10月中に上賀茂神社の遷宮が起こります。
これにて「失われたユダヤ10支族」の復活と統合が始まり、2016年以降の新生日本の流れへと繋がってくることになると思います。
ここから先は、既存の常識が覆されたり、大きく価値観が変わるような出来事が日本でも世界でも多く発生することでしょう。
果たして東京という場所が、いつまで首都として存在していられるのかは分からない時代へと入り、そして日本が生まれ変わろうとしている今、その中枢にある天皇家や政治にも大きな変革の時が差し迫っているように思えます。
tackeypeace  

天下泰平
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2015年10月24日土曜日

天体情報,惑星二ビル

What is this strange fiery globe spotted off the coast of Florida?
Conspiracy theorists claim it is the mythical ‘Planet X’ that will destroy the world
Daily Mail 2015.10.23
フロリダの海岸から目撃された、この燃えるような奇妙な球体は? 陰謀論者たちは、これは世界を破壊する”惑星X”だと主張する
ビデオで示されたものについて、一部の人々は、これがミステリアスな「惑星X」だと確信している。
ニビルという名でも知られる惑星Xは、かねてより、主に陰謀論者たちによって、太陽系の端に軌道を持っていると主張されている。
彼らによれば、惑星Xの重力は、地球上のエネルギーの流れを遮断し、地球の文明を破壊することが可能だと述べる。
NASA は、これらの主張を「インターネット・デマ( internet hoax )」として退け、「これらの話には事実に基づく主張が基本にない」と語り、惑星Xと呼ばれている惑星の存在は今のところ確認されていないとしている。
しかし、それにもかかわらず、最近撮影されたビデオが、再び惑星Xに関しての陰謀論を燃え上がらせている。
そのビデオとは、米国フロリダの海岸で撮影されたものだ。撮影したメリッサ・ハフマン( Melissa Huffman )さんは、雲の間に燃えるようにも見える奇妙な球体があることに気づき、すぐにカメラを回した。
「その天体のようなものは、ビームを放ち、輝いていました。近くにいた誰かが私に『ありゃ何だい?』と言ったのを覚えています」と彼女は言う。
ビデオでは、夕暮れで沈んでいく太陽の上に輝いているようにも見え、この光景について、「これは、あの伝説の惑星ではないか」という噂に火をつけたのだ。
11日前に投稿されたビデオには、数多くのコメントが寄せられているが、「これは間違いなくニビルだ。地球に混乱をもたらす時がやって来たのだ」というような書き込みも多い。
あるいは、それらとは逆の内容として、「私たち多くが、ニビルが空に出現する日を待っていたのです」という内容の書き込みもある。
陰謀論者たちは、「この荒くれた惑星の重力の影響は、軌道上の他の惑星たちに、何百年ものあいだ、遮断していた」と述べる。
彼らは、太陽系の内側での惑星Xの通過はいつでも起きる可能性があると主張している。
いくつかの主張の中には、この「惑星」は私たちの太陽系を通じて「プラズマ・エネルギー粒子」を送り続けているというものもある。
このエネルギーの流れは「地球のコアを破壊」して、地球の気候に壊滅的な変化が現れる引き金となるだろうと言う。
彼らは、1996年以来、私たちの地球は、すでに、このはぐれ惑星の破壊的な影響を示していると主張する。陰謀論者たちは、多くの場合、地球上の自然災害や異常な気象パターンをその例として挙げる。
これに対して、NASAは、「惑星Xについてのストーリーは、インターネット上のデマだ。これらの主張には事実に基づく根拠がない」と述べる。
仮に、惑星Xが実際に存在し、地球と出会うために向かっていた場合、少なくとも過去十年間、それを追跡できていたであろうとし、天文学者たちは「明らかに、それは存在しない」と述べる。
今回のハフマンさんの目撃情報の真意について、ひとりのユーザがコメントで以下のように推論した。
「これは、氷の結晶によって作られた対流圏反射(太陽蜃気楼)でしょう。ハフマンさんが惑星だと思って見ていた球体は、太陽の蜃気楼です…」
「それは、雲の中の氷の結晶によって散乱されている太陽光の下にその超高輝度の領域です」
「残念ながら、そこには惑星はありません。これは非常に珍しいものではありますけれど、あくまでも、既知の大気現象です」

In Deep
http://indeep.jp/planet-x-mysterious-globe-spotted-sky-2015/






フロリダ沖の「太陽の上に浮かぶ輝く球体」は、惑星Xか、2つめの太陽か、あるいはフェイクか幻想か
 2015/10/24  
ノストラダムス 百詩篇第 2巻 41番
   大きな星が七日間燃えるだろう。
   雲が太陽を二つ出現させるだろう。
   太ったマスチフ犬が夜通し吠えるだろう、
   大祭司が土地を変えるであろう時に。


惑星Xという概念がまたも話題になる日々に
アメリカのフロリダの海岸で、「太陽の上に、輝く球体が目撃される」という出来事が報じられていました。
下が撮影した女性の動画で、実物は彼女の声がずっと入っているので、映像だけにしてみたものです。
これについて、デイリーメールでは、
「陰謀論者の多くの人たちが、これは惑星X(ニビル)だと主張している」
ということを報じていました。
「惑星X」とは、海王星よりも遠い軌道を公転していると仮定される、未確認の「10番目の太陽系の惑星サイズの天体」のことですが、
このことよりも、Wikipedia - 惑星X にある「フィクションとの関連」というセクションにある下の記述が、
例えば、2012年頃にもピックアップされていたものでした。
惑星X - フィクションとの関連
一部の書籍に於いて、古代シュメール人が「ニビル」と呼んだ、約3,600年周期で太陽系と垂直方向の楕円軌道で動いている巨大な惑星が太陽系の中心部へ向かっていることが報告されている、とされている。
これらの書籍では、1992年にNASAが「天王星と海王星の軌道の説明不可能な逸脱ぶりは、太陽から112億キロメートル離れた太陽系外縁部に、大きく傾斜した軌道上を進む地球の質量の4-8倍の巨大な天体の存在を示している」と発表した、とされているが、NASAは公式ウェブサイトでニビルの存在を明確に否定している。
ということで、要するに、
「巨大な浮遊天体が、地球に向かってやってきて、地球を破壊する」
というような話が様々に語られているというようなことです。
ちなみに、私は4年前に、
・ニビルは地球には近づけない
 2011/09/15
という記事を書いたことがあり、ニビルの存在そのものの有無の話はともかくとして、
私には、「宇宙の軌道システム」というものは「完ぺき」だという想いがあり、
そして、あらゆる天体が軌道を持っていると考えています。
ただ、このように「軌道から外れて移動する天体」(浮遊惑星)というものは、
天文学ベースでは存在しているとされて、過去記事の、
・新たに発見された「軌道を無視して動く」惑星
 2011/09/16
では、 NASA のケプラー探査機が発見した「ケプラー19C」という惑星のことをご紹介しています。
しかし、このような軌道を持たないとされている惑星も、実は「ものすごく巨大なで、周期の長い軌道を持っているのではないか」と思っています。
そう思った理由は、やはり過去記事の、
・スピッツァー宇宙望遠鏡が土星の周囲にある地球10億個分に相当する巨大なリングを発見
 2010/09/27
という記事で、
「土星のリングが、実際には、幅 1200万キロメートルにまで広がっていた」
ことがわかったことを知り、ひとつの惑星の持つ影響圏の大きさに驚いたことがあります。
2010年に新たにわかった「実際の土星の輪」の大きさ
1200万メートルというのは、太陽の大きさの 8.5倍、地球の大きさの約 1200倍になりますが、
「惑星の重力や引力の影響というのは、私たちの想像をはるかに超えるほどすごい」と思ったのです。
そして、まだ観測されていない多くの「惑星の影響圏」が存在すると私は考えています。
あるいは、私たちの地球も、今考えられているより、はるかに巨大な影響圏を持っているという可能性もあると思っています。
もっといえば、太陽系のすべての惑星は、たがいに影響圏内として触れ合っているということさえ考えたことがありますが、
そこまでオカルトを考えても、どうしようもないですが、
いずれにしても、仮に「惑星X」と呼ばれているような天体が地球に向かっているのだとすれば、「それも軌道上」だと考えます。
それもまた、運命という言い方は変ですが、この宇宙の運行システムの中のものなのだということなのかもしれません。
ちなみに、天体やニビルのこととは違いますが、「空に浮かぶ2つ以上の太陽」については、
In Deep では、過去記事で何度か取りあげたことがあります。
それぞれ、フェイクではなく、実際に撮影されていたとすればですが、なかなか理屈がわからないものも多いです。
いろいろなことがあったりするわけですが、今回のフロリダの目撃談について、英国デイリーメールの記事をご紹介します。

In Deep
http://indeep.jp/planet-x-mysterious-globe-spotted-sky-2015/






これも、フェイクでなければ、「太陽蜃気楼」という蜃気楼のひとつではないかという感じで結ばれていますけれど、先日の、
・中国に出現した「空中巨大都市」に驚きつつも、それらもまたホログラムかもしれないという世の中で
 2015/10/13
でも、下の「雲の上の建物群」は、上位蜃気楼というものではないかということになっていました。
10月9日に広東省仏山市の上空に出現した光景
これについて、昨日のナショナルジオグラフィックに、「中国に「天空都市」出現、映像は本物?」という記事が出ていましたが、記事は以下のような始まりでした。
蜃気楼か作り物か、大気の専門家に聞いた
中国広東市で雲の上に謎の空中都市が出現したとする動画が公開され、ネットを騒がせている。NASAの極秘プロジェクトか、よくできた作り物か、いや、本物の気象現象だなどと、様々な憶測が飛び交っている。
専門家の意見は慎重だ。「映像はちょっとできすぎのような気もします」と語るのは、米国立大気研究センターの大気科学者ペギー・レモーン氏。
米ボール州立大学の大気科学者ジル・コールマン氏は「もし本物だとすれば、上位蜃気楼と呼ばれる現象だと考えられます。蜃気楼が物体の上に現れる現象です」と説明する。上位蜃気楼は「ファタ・モルガーナ」とも呼ばれている。
ところで、この記事では、2つの事実を知りました。
それは、
・この光景が目撃されたとされる時間帯に、上層大気と下層大気の気温の逆転が起きていた(上位蜃気楼が発生しやすくなる)
ことと、
・該当する町には、上空に現れた建物と似たような建物が存在する
ということでしたが、それにしても、「空に見える光景」がとても不思議な感じが多くなっていて、
どちらかというと・・・楽しいです(そうですか)。

In Deep
http://indeep.jp/planet-x-mysterious-globe-spotted-sky-2015/

2015年10月18日日曜日

天体情報



赤道付近で謎の天体が目視されています
書庫SF小説 第十惑星(ニピル)
2016/1/19(火) 午前 8:06
フロリダの海岸にて2015年10月
満月がこんな所には絶対にありえません
何故か日本で無視されているが、昨年10月くらいから、フロリダの海岸から水平線に沈む太陽の上にもうひとつすこし小さめの第二の太陽のようなものが見え始めました。
「月も金星もちゃんと確認が出来ているので見間違いや錯覚ではぜっいにありません」
その他の星とは大きさがまるで違いますし、飛行機やバルーン ヘリコプターなどの人口物でもあり得ません。
いよいよ惑星X「ニビル」が接近してきているのでしょうか。
「ニビル」とは、太陽系10番目の惑星、公転軌道は超長楕円形公転周期3600年の木星より大きな褐色矮星であるので、
物理的な光学望遠鏡でも赤外線や電波でも見つける事が出来ませんでした。
「褐色矮星とは温度が低いために光も熱も発していません」
但しその強力な磁場と重力の影響で、太陽が活性化してその影響のためにの、
地球の温暖化と異常気象や巨大地震の増加が激しくなって来ているのです。
現在のニビルの位置は地球から約3億キロメートル
の所を太陽系に近きづつありますので。
より一層の注意が必要です・・・ティノ

言葉の寄木細工
http://blogs.yahoo.co.jp/takahash_yuuzan19/folder/794507.html?m=lc&p=3

2015年10月16日金曜日

天体情報


10月19日 火星による 4.6等星(HIP 54182 = 63χLeo)の食
潜入/ 札幌:04h23.1m, 仙台:04h23.0m, 東京:04h22.9m, 大阪:04h22.9m
福岡:04h22.8m, 鹿児島:04h22.8m, 那覇:04h22.7m
出現/ 札幌:04h25.5m, 仙台:04h25.6m, 東京:04h25.6m, 大阪:04h25.5m
福岡:04h25.4m, 鹿児島:04h25.4m, 那覇:04h25.4m

せんだい宇宙館
http://sendaiuchukan.jp/event/news/2014-6.html







主な節気
2015年
2月 4日 立春
3月21日 春分
5月 6日 立夏
6月22日 夏至
8月 8日 立秋
9月23日 秋分
11月 8日 立冬
12月22日 冬至

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惑星の暦
2015年
1月15日 水星 東方最大離角
2月 7日 木星 衝
2月25日 水星 西方最大離角
2月26日 海王星 合
4月 7日 天王星 合
5月 7日 水星 東方最大離角
5月23日 土星 衝
6月 7日 金星 東方最大離角
6月14日 火星 合
6月25日 水星 西方最大離角
8月14日 金星 内合
8月27日 木星 合
9月 1日 海王星 衝
9月 4日 水星 東方最大離角
10月12日 天王星 衝
10月16日 水星 西方最大離角
10月26日 金星 西方最大離角
11月30日 土星 合
12月29日 水星 東方最大離角

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月の暦
2015年
新月 上弦 満月 下弦
1月 5日 1月13日
1月20日 1月27日 2月 4日 2月12日
2月19日 2月26日 3月 6日 3月14日
3月20日 3月27日 4月 4日 4月12日
4月19日 4月26日 5月 4日 5月11日
5月18日 5月26日 6月 3日 6月10日
6月16日 6月24日 7月 2日 7月 9日
7月16日 7月24日 7月31日 8月 7日
8月14日 8月23日 8月30日 9月 5日
9月13日 9月21日 9月28日 10月 5日
(9月27日 中秋の名月)
10月13日 10月21日 10月27日 11月 3日
11月12日 11月19日 11月26日 12月 3日
12月11日 12月19日 12月25日

せんだい宇宙館
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2015年10月12日月曜日

健康情報,マナウォーター

商品コード: TM1007
マナウォーター(小)
販売価格(税込): 23,760 円
ポイント: 220 Pt
本体寸法 :全高174mm×全幅115mm(ニップル含む幅145mm)
入口出口径 :13mm(接続部分ニップル)
耐圧(最大) :0.49MPa
使用温度 :65℃以下
内部使用材料 :特殊セラミック、塩ビ
本体材質 :強化ポリプロプレン
~自然のメカニズムを応用したシンプルな活水器~ 特許第5088646 号
マナとは、スペイン語で「湧く」という意味です。マナウォーターは、普通の水道水を湧き水のようにやわらかい、酸素を引き込んでくるお水へと活水化させます。
カートリッジ式ではないので、一旦取り付ければフィルターや部品の交換など、一切不要です。
圧を上げる仕組み(沸水原理)で、水道水の水分子クラスターを微細にし、有害物質を無害な安全な水に変質させます。
溶存酸素の多い活性水に変化するのです。
今回ご紹介するマナウォーターは、台所やシャワーなど、各水道場所に取付ける小型サイズのマナウォーターです。
マナウォーターを通った水だと、たいていの油が洗剤なしで落ち、洗濯も通常の汚れであれば洗剤無しで十分きれいになります。
マナウォーター(小)
湧き水が出来る原理を再現した「マナウォーター」の仕組み
1.水道水をマナウォーターの上からパイプを通して下に落とします。
水道の圧力と重力とで、通常より高い圧力がかかっている状態となります。
2.内部には炭等がぎっしりと詰まっています。
それらにぶつかりながら水道水は、下から上にある出口へと上がっていきます。
3.出口から吐き出されてきた水は水道水よりも勢いがよい状態となります。
酸素がいっぱいの水に変容しています。
マナウォーター(小)
マナウォーターが作り出す「活きた水」とは
「活きた水」とは、分子構造が細かい水、つまりミクロな水といえます。
マナウォーター内部には炭や珊瑚が用途別に入っています。
また、マナウォーターの内部は、通常よりも高い圧力のかかった状態となるよう設計されています。
上から入ってきた水道水は、いったん下におち、びっしりと詰められた炭等にぶつかりながら蛇口から出てきます。この一連の流れは、雨で地面にしみこんだ雨水が、何十年・何百年もかけ地層の中をとおって湧き出てくる湧水原理と同じ構造です。
マナウォーターをとおった水は、分子構造が細かく変化し、酸素をいっぱい吸った「活きた水」に変化しています。
【「活きた水」が電気を取り込んでいる動画はこちら】
水道水には、消毒のための成分が混ざっていますが、マナウォーターを通過することで、水道水が変質します。(水道水に含まれているトリハロメタン等を炭等に付着させ、水を変化させる構造ではないので、内部の交換は必要ありません。)
マナウォーターは、厚生労働省の安全な水としての基準を、十分満たしています。さらに、1986年厚生省(現厚生労働省)設立の「おいしい水研究会」の「おいしい水の基準」の残留塩素量は、0.4mg/ℓ以下なのですが、マナウォーターの検査結果は、0.4mg/ℓであり、おいしい水の基準値も満たしています。
※取り付けには、簡単な水道工事(費用)が別途必要です。(ご自分で取り付けるか、最寄の水道業者にご依頼ください。)
<取付時の注意>
* マナウォーターの取付は、「入口がOUT側」、「出口がIN側」になっています。
間違えないように注意してください。(逆圧を利用)
* 冬季は防寒が必要です。
* 立てたまま取り付けてください。
※取り付けの詳細については、商品と同梱で資料をお送り致します。

一般財団法人テネモス国際環境研究会
http://www.tenemos-ier.org/

やつは
http://www.yatsuha.com/products/detail.php?product_id=176


2015年10月11日日曜日

天体情報:冥王星


By The Liberator
Blue Skies And Water: NASA’s Surprising New Announcement About Pluto
Saturday, October 10, 2015 7:51

Before It's News
http://beforeitsnews.com/space/2015/10/blue-skies-and-water-nasas-surprising-new-announcement-about-pluto-2493826.html



(要約)
天体情報:冥王星
10月10日土曜日
9日金曜日、NASAははじめて冥王星のカラー画像を公開した。
それには、青い大気をまとった冥王星が映っている。
青い空に青い海。
冥王星の環境とはそういったものであるようだ。

local pc

2015年10月10日土曜日

ウェールズに奇妙な雲が出現



2015年10月10日、ウェールズで非常に奇妙な雲が現れ、それがTwitterに投稿されていました。
(ウェールズ?何処だろう?イギリス?)
▲https://mobile.twitter.com/WalesCymru94/status/652869640562036737/photo/1
偶然の産物なのでしょうが、個人的にはちょっと怖いです。

strange world
http://blogs.yahoo.co.jp/somin753_0210/20409926.html

2015年10月7日水曜日

中国広東省で奇妙な現象



で、10月7日中国広東省では蜃気楼とも思えない非常に奇妙な現象が雲に現れ、ニュースで紹介されていました。
昨天佛山真的出?了海市蜃楼?
?家来告??胃是不是真的
http://news.dayoo.com/guangzhou/201510/08/139995_44276252.htm
https://m.youtube.com/watch?v=UoP1sh1WXm8
※上手く再生できないときはコチラから

strange world
http://blogs.yahoo.co.jp/somin753_0210/20409926.html

2015年10月2日金曜日

低線量被曝のリスク


nature発表:低線量被曝のリスクが明確に
「 あの 」ネイチャーが、驚愕の発表!!!
ソマチッド・セミナー
「 放射線被曝の癌化メカニズム 」
11月1日@大阪

nueq lab
http://nueq.exblog.jp/25032230/






世界のサイエンス界で最も権威のあるイギリス総合科学雑誌:natureが低線量被曝のリスクが「 明確になった 」と発表!
しかも購読者以外の一般人( 特に日本人も! )もダイジェスト論文の全文が読めると云う特別の計らい!
  nature ダイジェスト
  低線量被曝のリスクが明確に
  2015.10.12  原文:Nature (2015-07-02)
natureと云えば、核問題・被爆問題としては一貫して
体制側( 原発推進・IAEA )を貫いてきたアカデミズム・サイエンスの牙城。
そしてSTAP論文掲載に関して、極めて作為的( わざと将来的に問題化する火種を用意した
:北方4島・尖閣・竹島などと同様の手口
:アメリカの手法は大英帝国の伝統的手法に則ったもの )なところがあることを
  STAP細胞がSTUCK細胞に
  http://nueq.exblog.jp/22511017/
にて、natureの経営母体も含めて考察したことがあります。
そのnatureが「 低線量被曝のリスクが明確に 」など、、、驚愕に等しい出来事です。
3月以降の「 核の霧 」の影響が、夏の時点ですでにロッキー山脈周辺でも観測( 異常な放射性レベル )されたことから、
国際的に座視できない。 との判断に傾いたのでしょうか?
ことによると損害賠償の下準備ということも考えられないではありません。
しかしこの論文によって、低線量被曝が癌化をはじめとするその他「 生活環境病 」の主因であることを長年訴えてきたことに、
ようやくアカデミズムが重い腰を上げたという画期的な出来事となりました。
  被爆伝染:放射線の正体
  http://nueq.exblog.jp/25027595/
で、放射線の正体と、低線量放射線が身体に良いと云う大嘘をこれまで喧伝してきた
「 ホルミシス効果 」について書きましたが、
  原子力発電所(平常運転時)と癌の関係
  http://nueq.exblog.jp/15924355/
では、低線量被曝の方が高線量被爆よりも癌化の可能性が高いと云う
トマカウ博士の「 トマカウ効果 」を著書で言及したスターングラス博士の研究を紹介しています。
「 人間と環境への低レベル放射能の脅威 」
〜 福島原発放射能汚染を考えるために 〜
ラルフ・グロイブ、アーネスト・J・スターングラス
肥田 舜太郎 / 竹野内 真理【訳】
あけび書房( 2011/06 )

nueq lab
http://nueq.exblog.jp/25032230/






natureの全文を僕の註釈入りでここに魚拓しておきます。
低線量被曝のリスクが明確に
Nature ダイジェスト Vol. 12 No. 10
原文:Nature (2015-07-02)
Alison Abbott
低線量の被曝でも白血病のリスクがわずかに上昇することが、
30万人以上の原子力産業労働者を対象とする大規模疫学調査により示された。
研究者らは数十年にわたり、低線量放射線被曝のリスクを定量化しようと試みてきた。低線量放射線とは、放射線検査を受ける患者や医療従事者、2011年に事故を起こした日本の福島第一原子力発電所から数十km圏内で暮らす人々などが受ける程度の電離放射線(原子や分子から電子を引き離し、DNA鎖を切断することができる放射線)のことである。
  DNA鎖の切断は、生体細胞が受ける被害のごく一部に過ぎない。
  DNAを低線量被曝のバロメーターにしていては、
  盲人、象の足を撫でる。の如しだ。
低線量放射線が健康に及ぼす影響は非常に小さく、あったとしても、辛うじて検出できる程度である。このほど、長期にわたる低線量被曝が白血病のリスクをわずかに上昇させることが、国際的な大規模疫学調査によりはっきりと裏付けられた。この成果は、7月21日にLancet Haematol.に報告された(K. Leuraud et al. Lancet Haematol. http://doi.org/5s4 ; 2015)。
米国で盛んに行われている腹部CTスキャン。
 「 被爆伝染:放射線の正体 」で糾弾した
まさにそのCTスキャンの画像が掲載されている。
写真のトンネルを通過するとレントゲン数百枚分のX線が照射される。
原子力産業労働者や医療従事者の被曝量の上限に関する既存のガイドラインでは、
低線量放射線に被曝するたびにがんのリスクがわずかに上昇することが前提とされている。
そのため、こうした方針自体に変更が必要というわけではないが、
「被曝量はどこかに閾値があって、閾値未満の低線量被曝なら無害であるに違いない」
と信じる人々の希望を打ち砕くと同時に、
科学者には、日常的な被曝のリスクの定量化に用いることのできる信頼できる数字が得られたといえる。
太平洋岸北西部国立研究所(米国ワシントン州リッチランド)で低線量放射線システム生物学プログラムを率いる
Bill Morganは、国際放射線防護委員会(ICRP;カナダ・オタワ)の放射線影響委員会の委員長も務めている。彼は、「低線量被曝が健康に及ぼすリスクは極めて小さいのですが、市民は非常に気にしています」と言い、市民のこうした不安に配慮して、低線量被曝のリスクを定量化するプログラムに多額の資金が投入されていると説明する。例えば欧州委員会は、この問題の評価に関して20年のロードマップを作成している。けれどもMorganは、研究者の努力はまだ足りないと考えている。「リウマチの治療のためにラドン温泉を訪れる人もいれば、宇宙線被曝を恐れて飛行機に乗るのを避ける人もいるなど、低線量被曝のリスクが市民に適切に理解されていない現状が生じています。これは、私たちが研究の成果をきちんと説明できていないせいだと思います」。
リスク評価の難しさ
電離放射線ががんのリスクを上昇させ、
蓄積線量が多くなるほど影響が大きくなることは、以前から知られていた。
けれども、こうした相関が低線量でも成り立つかどうかを証明するのはおそろしく困難だった。
リスクの上昇が非常に小さく、それを検出するためには、
被曝線量を厳密に把握できている大勢の人のデータが必要だったからである。
国際がん研究機関(IARC;フランス・リヨン)が組織したコンソーシアムによる今回の調査では、
まさにそうした大規模なデータが得られた。
コンソーシアムは、バッジ式線量計を着けて仕事をしていた
フランス、米国、英国の計30万人以上の原子力産業労働者について、
その死因を検証し(研究の時点で対象者の5分の1が死亡していた)、
最長で60年に及ぶ被曝記録との相関を調べた。
 この研究( データ集積と解析 )に60年は必要ない。
 20年もあれば十二分であり、40年間公表しないで塩漬けにしてきた。
 ということをここで告白してるに等しい。
宇宙線やラドンによる環境放射線量は年間約2~3ミリシーベルト(mSv)で、
対象となった原子力産業労働者たちは年間でこの値より平均1.1mSvだけ多く被曝していた。
今回の研究によって、被曝線量が高くなるのに比例して
白血病のリスクが上昇することが裏付けられたのと同時に、
極めて低い被曝線量でもこの線形関係が成り立つことが証明された(ただし、白血病以外の血液がんについては、被曝線量の増加とともにリスクが上昇する傾向はあったものの、その相関は統計的に有意ではなかった)。
 血液癌による死亡は、体質・年齢・発現部位などによって大きく差が出ることは
 血液観察の血液の状態からも診て取る事ができる。
 ここで「 統計的に有意でない 」と云うのは、
 単に統計の手法がわかってない( 確立できてない )だけのこと。
 当たり前の話だが単純比較でわかるわけがない!
デンマークがん学会研究センター(コペンハーゲン)の所長である疫学者の
Jørgen Olsenは、この研究を、
「極めて低線量の電離放射線に被曝してきた人々に関する、厳密で、かつてないほど大規模な調査です」
と評価する。その知見は、高線量の自然環境放射線によって白血病が引き起こされることも示唆しているが、「個人のリスクの増加は無視できるほど小さいものです」と彼は言う。
さすがは大嘘つきの巣窟:コペンハーゲン学派の格式高きお言葉だ。
ほとんどの国の放射線防護機関が従っているICRPの推奨では、
1年の被曝線量が6mSvを超えそうな人についてはモニタリングが必要とされている。
そして、1年間の被曝線量の上限を50mSvとした上で、
5年間の被曝線量が1年当たり20mSvを超えないように定めている。
今回の調査対象となった30万人以上の労働者のうち531人が白血病で死亡しており、
彼らの平均勤続年数は27年間だった。
このうち30人は急性リンパ芽球性白血病で死亡していたことから、
放射線被曝によるものと示唆される。
  調査対象となったバッジ式線量計を着けて仕事をしていた
  フランス、米国、英国の計30万人以上の原子力産業労働者のうち
  531人が白血病で死亡。と云うのは、
  「 被爆伝染:放射線の正体 」で書いた
   毎日X線を扱う放射線技師に10〜20年以上のベテランは
   ほぼいないと言われています。
   遮蔽壁の裏側にいてもこの状態です。
という現場の証言を裏付ける内容となっている。
  隅田川( 浅草〜向島 )のブルーテント御殿が消え、
  釜ヶ崎から人が消えた。 と言われている。
  日当3万円( 本当は10万で、7万はピンはね )に釣られて
  フクイチに送り込まれて帰らぬ人となったそうだ。
Olsenによると、これだけ大規模な調査でも、
ごく低線量の被曝(合計50mSv未満)を蓄積した労働者では、
白血病リスクの上昇を直接裏付ける証拠は得られなかったという。
ただし、調査で得られたデータの外挿により予測した結果、
被曝線量が10mSv蓄積するごとに、労働者全体の平均と比較して白血病のリスクが約3%上昇することが分かった。
ICRPは、
「低線量被曝の蓄積による白血病のリスクは、同じ線量を一度に被曝した場合のリスクより小さい」
という前提に立って許容線量を定めている。
少しずつ被曝していく場合には、
被曝によるダメージから体を回復させる余裕があるはずだというわけだ。
今回の研究は、こうした前提に疑問を突きつけるものだ。
まさに、「 トマカウ効果 」が証明されようとしています。
しかし、ICRPの推奨値は慎重に定められているため、
今回の低線量放射線に関する知見により推奨値が大きく変わることはないだろう、
とドイツ連邦放射線防護庁(ミュンヘン)のThomas Jungは言う。
  慎重に定められたICRP( IAEA )の推奨値とは?
  またどのように定められたのか?
  地球温暖化CO2犯人説・オゾン層破壊フロンガス犯人説と同じ手口の
  その実態・過程が、スターングラス博士の
  「 人間と環境への低レベル放射能の脅威 」に詳しく書かれている。

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医療被曝
ノースカロライナ大学チャペルヒル校(米国)の疫学者で、
この論文の著者の1人であるDavid Richardsonによると、
低線量被曝の主な原因は医療放射線で、被曝線量はますます増加しているという。
「米国人の1年間の平均被曝線量は、主に医療被曝によって20年前の2倍に増えているのです」
(「増加する環境放射線」参照)。
増加分のほとんどはCT検査によるものだ。
典型的な腹部CT検査では、患者の被曝線量は1回当たり10mSvを超える。
コロンビア大学(米国ニューヨーク州)の放射線研究者David Brennerの計算によると、
1年間にCT検査を受ける2500万人のうち100万人が、
この20年間に250mSv以上の被曝を蓄積しているという。
SOURCE :
UN SCIENTIFIC COMMITTEE ON THE EFFECTS OF ATOMIC RADIATION
アメリカもドイツも医療被爆が20年間で倍増している。
日本ではもっと酷いだろう。
CTなんてまだカワイイもんだ。
PET・MRIはもっと凄いんだ象ぉ〜!
米国立がん研究所の放射線疫学プログラム(メリーランド州ベセズダ)のMartha Linetは、放射線画像を見ながら心臓や脳内の血管にカテーテルを通す手技を行う数万人の医療従事者は、この研究に特に注目する必要があると言う。侵襲性の低いこうした手技のニーズは、近年ますます高まっているからだ。
  「 医者に殺されない47の心得 」の著者:慶応大学の近藤誠氏と同様、
  放射線照射を生業とする人間のタワゴトだ。
  natureとしては反対論陣の主張も一応は紹介するという
  言い訳手口をここで使用している。
放射線被曝は、血液のがん以外のさまざまな疾患を引き起こすことが
複数の疫学研究によって明らかになっている。
IARCが率いるコンソーシアムは、現在、固形がんへの影響の他、
心臓発作や脳卒中への影響についても調べている。
低線量被曝がさまざまな集団に及ぼす長期的な影響についての調査も行われている。
  311後の東京では、高齢者の心疾患・脳疾患による急死が相次いだ。
  長期的影響などと悠長なものではない。
その1つであるEpi-CTという調査では、欧州9カ国で小児期にCT検査を受けたことのある人を100万人集めており、分析を終えるのは2017年の予定だ。また、ヘルムホルツセンター・ミュンヘン(ドイツ)では、ロシアの南ウラル地方にあるマヤーク核施設で死亡した労働者の心臓組織を分析している。
  心臓組織の分析結果、是非ともボイス・オブ・ロシア( スプートニク )の
  日本語版で詳細に報じてほしいものだ。

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