2012年7月20日金曜日

アイルランド沖氷床は歴史の宝庫

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Irish Continental Shelf Could Unravel Climatic History Of NE Atlantic
Contacts and sources:
University of Ulster
Posted by Alton Parrish at 2:34 AM

Nano Patents and Innovations
http://nanopatentsandinnovations.blogspot.jp/2012/07/irish-continental-shelf-could-unravel.html







(要約)
アイルランド沖氷床は歴史の宝庫
7月20日
アイルランドの地殻プレートには古代の氷河時代の痕跡が残っており、古代の大西洋北東部の気候、地球温暖化の先の未来の気候を知る手がかりになる可能性があると期待されている。
27,000年前から29,000年前の時代は海面水位が今よりも高く、英国とアイルランドの氷床はつながっており、現在よりももっと広いエリアに拡大していた。そして当時のグリーンランドの氷床の溶解が急速にすすみ、それにともない北大西洋の気候は変化していったという。
Paul Dunlop博士はアルスター大学(University of Ulster)教授、アルスター大学カテナリー環境変化研究所(the Quaternary Environmental Change Research Group)メンバーでアイルランドの地殻プレートを研究しており、7月15日にひらかれたユーロサイエンスオープンフォーラム2012 (ESOF 2012、the Euroscience Open Forum 2012)で研究結果を語った。
Paul Dunlop博士
「氷床はその近辺のエリアの気候に大きな影響をあたえる。だから氷床を調べればそのエリアでどういう気候変化がおきたのかわかる。氷床の成長、消失の過程を調べれば気候変化の過程がわかる。アイルランドの北部沖海底はこのエリアでおきた気候変化を知る上で有用なサンプルだ。」。
「アイルランド北西部沖の地殻プレート上の氷河を調べていくと、27,000年前から29,000年前の時代、英国とアイルランドの氷床はつながっており、現在よりももっと広いエリアに拡大していた。そしてその原因は海面水位が今よりも高かったから。」。
「アイルランド北西沖海底のマッピングデータをみていくと、当時のグリーンランドの氷床が急速に解けていった様子、それにともない変化していった北大西洋の気候変化の様子がわかる。」。

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1999年、アイルランド政府は3200万ユーロを投じて海底マッピングシステム(INFOMAR/INSS、the Sustainable Development of Ireland’s Marine Resource/Irish National Seabed Survey). を構築した。
グリーンランドの氷床の規模は北半球最大。

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